箱根「阿弥陀寺」(あじさい寺)
阿弥陀寺は弾誓上人を開山として創建されました。皇女和宮の香華院としても話題になりましたが、
住職の琵琶演奏で和宮の一生を聞くことが出来るのも阿弥陀寺ならでは。紫陽花の美しい季節には、
琵琶の音も澄んで響き渡り心を癒してくれるのは間違い無し!
鎌倉の明月院と並び紫陽花の美しい寺として話題になっています。
箱根登山鉄道の塔ノ沢駅から徒歩25分ほど。沿線にも紫陽花の株が植えられていて、
6月下旬~7月中旬には見事な風景を見せてくれます。山道や鬱蒼とした山道で、
ところどころに石仏や石塔が置かれています。この参道には3000株もの紫陽花が植えられていて、
一斉に花開く様子は圧巻です。この寺は和宮の終焉の地であり、
本葬に先立って通夜・密葬が行われた場所でもあります。和宮は幕末を生き、
明治10年箱根の塔ノ沢の温泉で32歳で亡くなりました。