僕は基本、面倒くさがりである。
なかなかそう思われないのだが、実は相当なものである。
確か、小学四年生の夏休み。
7つ程上のいとこのお兄ちゃんに、
「そんな面倒くさいってずーっと言ってたら、そのうち、生きるのも面倒くさくなりそうだね」
と言われた。
「なるほど。確かに!」
と反省し、5分おきくらいに「面倒くさい」と言っていたものを、できるだけ片手に収まる様にしようと思った。
今考えると、いとこの
「生きる事が面倒くさくなる」
というのは、物凄く的確な人生の真理だと思う。
人間は物事を理解していくうちに、やる前から、それが完了するまでの手間を見積もる様になる。
つまりは、
大人になるとは
=全ての事が面倒だという事にどんどん気づいていく事
だと言い換えられる
人生におけるだいたいの事は面倒なのである。
これが、最初の一歩を踏み出す事に、だんだん勇気が必要になるカラクリでもある。
そんなこんなで、この最初の文書を書いた自分をだいぶ褒めても良い。
では、なんで文書書いたの??
って事は、また次の機会に持ちこそうと思う。