そう言えば。。
そういう文化がなくなったなぁ〜
小さい頃は作ったりしたのになぁ〜
これもインターネットの普及で、だいたいの人が、数時間ごとの天気予報や、雨雲レーダーを確認して、ほぼほぼ正確なデータを簡単に入手できる様になったからかな。
ググれば、大抵の事は調べられる。
とても素晴らしい事だ。
ただ、その代償として、現代人はいつしかスマホに頼り、空想に想いを馳せる事がほとんど無くなってしまった。
「この漢字、読めないけど、前後の文章からたぶんこういう意味?」
とか、
「この駅までの電車賃分からんけど、その先の〇〇駅までの電車賃までは分かるから、いくら持っていこう!」
とかね。
待ち合わせも負担がほとんど無くなった。
どこにいるか分からなければ、LINEすれば済む。
「もしかしたら、来てないかも?」
という不安感は味わう必要がなくなった。
そう考えると、これまで正解に辿り着くまでに時間を要していたものが、ほぼ一瞬にして、スマホが僕らを正解へと導いてくれる様になった。
便利になった一方、答えの出ない途方もない話に盛り上がったりする事が難しくなり、寂しさもある。
もうひとつ。
僕もそうだが、現代人はどんどん待つ事が苦手になっている。
便利になればなるほど、当たり前の価値感が変わっているからだろう。
昔は手紙でたまにしかやり取りできなかった。
その間に相手への想いを馳せたりできるし、その距離感だからこそ、相手を思いやれるとも思う。
それが、メールになり、LINEにおいては、リアルタイムでやり取りできてしまう。
もう、メールでセンター問い合わせをする必要すらない。
いつでもやり取りできるという事が逆に窮屈に感じるという事もあろう。
たまには、スマホに答えを求めずに。
しばらく置いてみて。
自分で考えてみて。
のんびりとしてみるのも悪くないと思うのだ。