「同行蘭風」富貴蘭との夢おい旅

ひたすらに風蘭と夢おいつつも  
冥土の土産に未だ出会えず  
ここにきて樹上の香りや楽しまん  

補陀洛山 海住山寺

2016年10月02日 | 旅【神社仏閣】
「ふだらくさん かいじゅうせんじ」へお参りしました。



起源は1300年ほど前ですが、
海住山寺と名づけられたのは900年ほど前だそうです。

これは裏山から見た瓶原(みかのはら)の景色ですが、
中央の鹿背山(かせやま)を南海の洋上にある補陀洛山と見立て、
名づけられたのではといわれています。



ここのお寺の国宝は五重塔です。



重要文化財はご本尊の十一面観音さんや四天王像等がありますが、
撮影禁止でご紹介できません。

感じたのはここの仏様は皆さん優しい顔をなされていました。

境内で面白かったことは、
「この狛犬の口の中にある玉石はどうして入れたのでしょうか?」



今向けの仏様たちも!
(お寺のご苦労がわかります。)







なお、10月29日(土)~11月6日まで文化財特別公開があります。

この海住山寺は三上山の中腹にあって、
いまでも昔の曲がりくねった細い道を登らなければなりません。
大きな車はちょっと難しそうです!

狛犬の話を忘れるところでした。
たぶん口の中に残った石を、外からそのまま丸く削ったのでしょうね。

岡寺へお参り

2016年05月05日 | 旅【神社仏閣】
「けさみれば露岡寺の庭のこけ さながら瑠璃の光なりけり」
のご詠歌でお馴染みの、西国三十三所第七番岡寺へお参りしてきました。



いきなり天竺牡丹(ダリア)300輪を水面に浮かべた華の池のお出迎えです。







本堂で如意輪観音様にお会いし、自然の築庭(山道?)を通って三重塔へ。







五色吹き流しが風に舞う三重塔も素敵でしたが、
なんと言っても光に輝く新緑が綺麗でした。







5月もあっという間に過ぎ去るのでしょうね。

三鈷の松

2016年02月16日 | 旅【神社仏閣】
三鈷の松と言えば高野山が有名ですが、
石山寺にもありました。

どうやら全国所々の寺院にも植わっているようです。





どんぐりも葉も国内のものより3倍位は大きいです。
また青葉は腰があって柔らかいです。



しかし、落葉してしまうと通常の松葉と変わりません。



もっとも異なるのは2葉でなく、3葉ということです。



この落ち葉を財布の中に入れておくと、
幸福や金運が舞い込むと言われています。

石山寺の梅と桜

2016年02月15日 | 旅【神社仏閣】
石山寺では来月お彼岸まで「梅つくし」が開催されています。



盆梅は本堂境内で展示されています。







そして境内にある三か所の梅園では、第三梅園が今七部咲きといったところです。



石山寺と言えばその名の由来となった奇岩(硅灰石)が有名です。



この石は何となく顔に見えます。



そしてもう一つ、紫式部がここで源氏物語を書いたとか?



光堂の前には源氏苑があります。



ここでは今カンザクラが満開です。





少し散り始めています。



無憂園ではこの休憩所からの眺めが最高です。



参拝路の脇では苔に隠れて冬の花蕨も!



そして帰途につく参拝客を紅梅が淋しく見送ってくれます。



またお参りにきます!

榊原温泉のお雛さま

2016年02月12日 | 旅【神社仏閣】
榊原温泉郷はこの布引山地の麓にあります。



榊原温泉の守り神である「射山神社」では昨日「湯立て神事」が執り行われました。



湯立て神事のあった午前中には500人のお客様が集まったようですが、
私の訪れた午後はひっそり、他に一人の女性客だけでした。

ゆっくりと社務所の中のお雛さまを見学させてもらいました。



これは病院のお年寄りの手作りだそうです。

風船に新聞紙を巻いて作ったとか。



これもまた温泉地ならではのお雛さまです。



近くにはこんな観音様もいらっしゃいます。



この温泉郷には温泉旅館5軒、日帰り温泉2軒、そしてゴルフ場もあります。

近鉄電車の「榊原温泉口駅」が最寄駅です!

<追伸 お雛さまは温泉旅館等10か所以上で展示されています。>