「同行蘭風」富貴蘭との夢おい旅

ひたすらに風蘭と夢おいつつも  
冥土の土産に未だ出会えず  
ここにきて樹上の香りや楽しまん  

富貴蘭 黒子

2013年10月21日 | 風蘭【覆輪】

義兄の庭に捨て作り(実際は樫の木の下で放りっぱなし。)されていた風蘭達が、

あまりにも可哀そうなので過日持ち帰りました。

植替えていて覆輪に無地の子がついている木を発見しました。

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寄せ植えではなく、古軸は水苔の中でつながっています。

義兄はとことん気に入った風蘭は大切にするのですが、

たいていの風蘭達はそのうち名札もはずされ庭先で自然越冬です。

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パッと見て西出都だと思いましたが、東出都のようにも思えます。

いずれにしても覆輪からの黒子は珍しいのではないでしょうか?

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風蘭達は生育環境が悪いと矮性化したり、

縞が冴えてきたり、あるいは覆輪になったりするような気がします。

もっともその前に作落ちのすえ、枯死するのが多いですが・・・・


三重中勢富貴蘭会展示会で気になった経ガ峰山採り

2013年10月20日 | 風蘭【展示会】

昨日「三重中勢富貴蘭会」の展示会を見学しました。

数々の素晴らしい作品の中に、いくつか地元産の風蘭が展示されていました。

その中で草生産と伊賀産が気になりました。

【草生産】

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【伊賀産】

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一口で言うと、どちらも淀の雪を姫葉にして紺性を薄くしたような感じでした。

詳しくはお聞きできなかったのですが、草生産は経ガ峰で採集されたとのこと。

とすれば、経ガ峰を挟んで東側の草生と西側の伊賀で同じような風蘭が採集されてもおかしくない訳で、とても興味深く感じました。


異常気象で花が咲きそう!

2013年10月12日 | 風蘭【蕾】

涼しくなったかと思うと、10月だと言うのにまた猛暑日が続く、

本当に今年は異常気象の年です。

我家の風蘭達もすっかり騙され、夏がきたかと花芽を伸ばしています。

【千載】

今年の暑さで狂い葉になっただけでなく、

花芽まで伸ばしてきました。

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【弁慶丸】

まだ若木なのにこれまた花芽を伸ばしてきました。

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【夢幻】

二鉢の夢幻にそれぞれ花芽が伸びました。

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【臥龍】

花芽にピンとが合わず見苦しいですが、

前掲の夢幻と同様今年2回目の花芽です。

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「みんな頑張って花芽を伸ばしてきたのだから、咲かせてやりたい

と思う気持ちと、

「これからの越冬を控え、体力を温存しなければ

という気持ちが交錯しましたが、

結局切り落としてしまいました。

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棚にすみついたカエル君も眼をぱちくり。

「残念だけれど、それでいいんじゃないの

と言ってるような気もします。