二丁目のヒコーキ雲 Ⅲ

四季折々の自然  鳥・昆虫・花…

夏と言えばセミ、セミと言えば抜け殻なのだ!

2023年08月11日 | セミ

 

近くの公園で…。 (2023年 7月・8月)  ※画像をクリックすると拡大できます。

夏と言えば「蝉しぐれ!」…じゃなくて抜け殻なのだ。 この辺りでは ニイニイゼミ・ツクツクボウシ・アブラゼミ・ミンミンゼミ・クマゼミ・ヒグラシと6種類のセミの声を聞くことができます。そしてオッちゃんの眼を引くのはこのセミたちの抜け殻。いいモデルさんなんですよね! 今回は見た目では判断の難しいアブラゼミとミンミンゼミの見分け方などを織り込んで…。 (^^)

セミ科  ニイニイゼミ(抜け殻)!
ニイニイゼミの抜け殻は、他のセミの抜け殻より
小さくて、丸っこくて、泥がついているのですぐにわかります。

 

幼虫は湿気を多く含んだ土壌でないと生きていけないんだそうです。だからニイニイゼミの抜け殻ってみんな泥がついているんですね。

 

セミ科  ツクツクボウシ(抜け殻)!
ツクツクボウシの鳴き声を聞くと何故か秋の気配を感じたりするんですけど、実際には7月の夏真っ盛りの時期から鳴いています。

 

触角の3節は4節より長いです。ヒグラシはその逆で4節が3節より長いんだそうです。 ヒグラシの抜け殻はまだ見たことがないので、是非見つけて確かめないといけませんね。

 

セミ科  アブラゼミ(抜け殻)!
この辺りで最も数が多いのがアブラゼミ。このアブラゼミの大合唱を聞くと、空から真夏の熱気が降ってくるような気分になります。(笑)

 

アブラゼミの抜け殻とミンミンゼミの抜け殻。パッと見ではどちらなのか、まず判断できません。 簡単な見分け方は触角です。

 

アブラゼミの触角は2節より3節の方が長いんです。

 

セミ科  ミンミンゼミ(抜け殻)!
ミンミンゼミの合唱も夏の熱気を感じさせてくれますけど、アブラゼミほどではないかな…!?

 

アブラゼミとの見分け方。 ミンミンゼミの触角は2節と3節の長さがほぼ同じなんです。

 

これさえ押さえておけば大丈夫! ただし、外で実際に確かめるには虫メガネは必携です!

 

セミ科  クマゼミ(抜け殻)!
以前は西日本にしかいなかったクマゼミなんですが、今ではすっかり定着しました。…とはいっても、オッちゃんはその鳴き声を聞くだけで、この辺りではまだ一度も姿を見ていません。それでも抜け殻はいくつか確認しているので、クマゼミの姿もいずれ見られるのではと楽しみにしています。

 

こちらは7月になってすぐに見つけたものなので、去年の抜け殻ですね。 残念ながら触角は左右とも欠損していました。

 

でもクマゼミの見分け方は触角じゃなくて他にあるんです。今までにも何度か書いていますけど、クマゼミは前脚の腿節にある前歯と中歯の間が広く開いてます。アブラゼミやミンミンゼミはこの間が狭いんです。

 

もう一つ、クマゼミのお腹側には中心に突起物があります。これって、アブラゼミやミンミンゼミには無いので覚えておくといいかも!  (^^)

2023/07月・08月 撮影  ( ^ω^ )

 

近くの公園で…。 (8月10日 木曜日)

今夜の CSSは、北斗七星から北極星の下を通過してカシオペア座の方向へ…。 前回撮った、8月8日と同じようなコースでした!    (^^)

CSS(中国宇宙ステーション)!  撮影時間:20h14m00s~20h18m00s

以上 2023/08/10撮影  ( ^ω^ )

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする