こどものすがた

小学4年生の息子との今までをありのままに記録。

3歳児検診でカウンセラーに相談

2020-09-09 | 3歳児検診から

3歳児検診のオプション、気になる方のみの専門家のカウンセラーと相談できる部屋で待機することにした。

こどもをプラレールで遊ばせながら、数十分待ってカウンセラーさんから声がかかり、部屋の隅の机に向かって話し合い。

あれからもう3年半も経つのか。…まだ3年半か。

少し時間が経っているので、細かいことまでは覚えていませんが覚えている限りのことを書きます。

あまり目も合わせずに、作り笑いもせず、話を聞くその姿は私のイメージする、とにかく警戒心を持たれないように常に笑顔のカウンセラーではなく、事務作業を真剣な表情でバリバリこなすような女性で、ちょっと面食らったけど、うんうんと真剣に話を聞いてくれた。

…そして途中から更に真剣な顔つきで真剣に発達検査を促された。

私「一応、言葉が全くでないわけではなくて、これなあに?と聞くと、これなに?と返してくれる。」

カ「オウム返しは一般的な話し始めにもある事ですが、そればかりなのは会話とは違います。言われたことを頭で咀嚼して何を返すか考えると言う作業が全く行われずただ聞いたことを返すだけですから。。」

私「こどもは引き戸を開けたり閉めたりして遊ぶのが好きです。」

カ「扉の開け閉めなど繰り返し行動が強頻繁なお子さんは自閉傾向がある可能性があります。」

他にもいろいろこどもの姿を説明しつつ、弁明みたいな感じになっていたけど、全部カウンセラーさんにはじき返された。

・・・何よ!こどもが発達障がいだって決めつけたような言い方して。と正直思いました。

産まれてからそれまでに、あれ??と思ったことは正直数知れずありますよ。

不思議なことに、私には子供に関して何らかの試練があるのではないかと出産前から感じていたのも事実ですよ。

でも現実として目の前に突き付けられると、全然受け入れられなかった。

でもカウンセラーさんの話はどんどん進んでいき、減らしたい声かけと増やしたい声かけなど書いて渡してくれたりした。

でもちょっと待ってその紙、発達相談の案内のプリントの裏じゃないの!!

しかもとても強い口調で「ここの発達相談の近い場所どこでもいいですから早めに電話をして、予約を取ってください。」

さらに「そして予約が取れたら私宛に一報ください。」とまで言われて名前まで渡された。

えー、もう逃げられないじゃないの。。ちょっとゆっくり考えたかったのに。(←時間が経ってまいっか。と思えるようになるのを待ちたかったのに。って感じ)

なので、そんな自分を知ってかすぐ取りましたよ。検診会場を出てすぐ。電話口で声、震えましたさ。

私は泣いてしまいそうだったから。

これから来る現実が恐くて。真実を知るのが恐くて。

これからわたしたち、どうなっちゃうの?って。

でももしこのカウンセラーさんが言葉を濁していたら…、私を安心させるために楽観的な事を言っていたら…、私は発達相談を受けていなかったでしょう。

「もし心配ならこんなのもありますよ。」くらいの強さで発達相談を勧められていたら、その生ぬるい温度に甘えて逃げていたと思う。

だから今があるのはこの強めのカウンセラーさんのおかげです。今となっては感謝です。

愛情あっての強さだったと痛感しております。

だからあの時のカウンセラーさんにお礼を言いたい。

「あの時はどうもありがとうございました。」と。

そしてあの時の私に言ってあげたい。

「良く電話したね。」と。

そして予約を取ったと連絡を入れた時のカウンセラーさんは、電話口ではそれはそれはとても優しい口調で

「良かったです、安心して行ってきてくださいね。」と言ってくれました。



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