毎朝、小学校まで今も付き添っております。下駄箱の並ぶ玄関まで。
なので今朝の登校中は、昨晩散々こどもと約束し、練習までした挨拶返しを今日は出来るかな?と、ドキドキしながら登校しました。
すると、いつも道半ばで出会う、同じクラスの子も3人いる4人組に今日も出会え、その中からいつも見つけると遠くからでも、
「あ、○○くーん、おはよー!!」
と声かけてくれる友達が今日も声をかけてくれた。
「(ほら)」
と、私と握ってる手に合図を送ると、声はでなかったけど逆の手を振り返していた
良いね!
近くまで行くとみんなが挨拶してくれた。いつもなら、私だけ挨拶して、こどもは無言で追い越してしまうけど、
「ほら。」
今度はこどもに声で伝えると、
手を振りながら「…おはよー。」
手も振れたし、小さな声だけど、挨拶もできた!良いね!
そしたらいつもは無言ですれ違っていただけだったけど、今日はそこから少しコミュニケーションが生まれた。
良いねー挨拶大事。
ただこの挨拶を返すこと、相手とコミュニケーションをとることが、こどもにとってどれくらいの負担になっているかがまだ良く分からないので、そこは慎重に。
とは言えこのままでは分からないままなので、それを計測する意味でも今日はちょっと攻めてみた。
4人組の中から、遠くからでも声をかけてくれる友達が、私とうちのこどもについてきてくれて、会話しながらの登校。(ほぼ私との会話だけど、話題はこどものこと)
…で、時折こどもにも会話を振ってみると、顔を縦に振ったり横に振ったり。。
一応は聞いてはいるらしい。参加もしているつもりらしい。
でも玄関まで着くと、グズグズするこどもにはもう慣れていて「じゃあ、先いってるね!」と先に行かれる。
前に、連れていってくれようとしてダメだったからね💦そりゃそうだ。
で、特別支援の大好きな先生が、玄関まで出てきてくれればスムーズに校舎に入れるんだけど、いない日もあり、そんな日は時間がかかる。そして今日も見当たらない。
私に散々しがみついて、こどもなりに充電してから、意を決してひとりで校舎に飛び込んでいくのを待つ。それまでしばし時間を要します。…とは言え長くても5分くらいだけど。
いつもは、それに付き合い、それでも行けるならばと、こどものペースで行けるのを待っていた。
…でも、今日の私は違いますよ!
4人組のうちの3人があとから追い付いてきて、玄関まで来た。そしてまた、そのうちの1人がこどもに声をかけてくれた。
「○○くん、ほら行くよ。学校行こう!」
顔を背けて私にしがみついてきたけど、
「…ほら。無視しない約束でしょ。」
無視したくなる気持ちもよーく分かるし、私にしがみつく腕にも一層力が入る。
でも、昨日決めたこと。
それにこのお友達までこどもに見切りをつけて声をかけてくれなくなる前に、お友達にも成功体験を!!
「…ほら。無視してないで。一緒に行ってきな!□□ちゃんと一緒に行ってきなよ!」
今までで一番力強くこどもをひっぺがし、半ば強引に背中を押して送り出す。
「はい、ほら!行ってらっしゃい!!楽しんできてねー!!」
吉とでるか凶とでるか。
賭けに近い気持ちで、エイっ!ヤーっ!!!とお友達に託して押し込んでしまいました。
…でもこどもの反発する力の具合を考えると、思ったほど抵抗もされなかったし、「やだー!やめてー!!」とも叫ばなかった。もし叫ばれたらトラウマになりそうだからやめようと思ってたけど。
そして玄関で上履きにはきかえながら、真顔でこっちに手を振ってるとこを見るとまんざらでもなさそう。
「(ぼく、がんばってるよ!見てる?)」
と、声が聞こえてきそう。
…なんだ、行けるの??行けちゃったね。
夕方、迎えに行ったときも、特に朝のことを言ってこなかったから根に持つ感じもなく、今の今まで今日はその話題に触れもしてこなかったから、案外大したことなかったのかな??
力ずくですると、余計意固地になったり、余計登校出来なくなるパターンも想定して、ドキドキしてたけど大丈夫だったの?かしら??
今すぐ答えの出ることでもないかもしれないから、慎重に。慎重に努めます。
でも時にはちょっとだけ大胆に、こどもを信じて突き放すことも大事かもしれない。それはそれは怖いけど。
本当に難しいさじ加減ですよね…。そして頑張りましたよね、本当に!
今回は療育の先生、学童の先生、担任の先生、皆がニュアンスは違えど最近声を揃えて「甘えられる大人が近くにいると、やれることもやらなくなるタイプ。追っかけてくれる大人がいるとわざと悪い態度をして追っかけてくれるのを待つタイプ」というので、今回は突き放してみました(^_^;)
一人ではなかなか決められないし、正解かどうもかも分かりませんが、流れ的にはタイミングだったかなと思います。
そうですね、焦らず。。これもまた難しいですがLeiさんと息子さんのこと、応援してます!
息子くん、頑張りましたね。
その加減、難しいですよね。親は、これくらいなら、、と思っていても、本人にはかなり負担がかかっていた、なんて事、多々ありました。そして、また振り出しか、、と。私もまさに今、どれくらい背中を押すべきか、タイミングも含めて悩んでます。
焦らず、、難しいですよね。