爺の独り言+

予期せぬ応援コメントが未だに届きます。皆様には本当に感謝致します。

ココロの風邪と震災対策

2022-02-14 23:51:09 | ココロの風邪
⚫ココロの風邪(過去)

これは、過去に限ったことではありませんが…

震災の備えって大切ですよね。

地震限定ですが…
震災対策の爺の備えを書こうと思います。

まずは車のある人…

懐中電灯を必ずひとつ車に入れておきましょう。
爺は、ウィンカーの所にぶら下げています。
ウィンカーにぶら下げると…
地震で揺れても、ウィンカーの棒の長さがあるので、簡単に吹き飛びません。

爺が体験した震災は夜…
町中が停電しましたが、すぐに車に向かい、ライトを確保出来ました。
ライトはLEDなら、そんなに高くなくてもいいです。
爺は単四電池の5灯のLEDライトをぶら下げています。
もちろん単四電池のストックも。

ライトがどのくらい大切か…
笑い話になりますが…
ある日の夜、空をヘリコプターが飛んでいたのです。
音がうるさくて頭にきた母が、空に向かってライトを振り回しました。
すると…
要救助者と勘違いしたヘリコプターが逆に母を照らし…
母は大恥をかきましたwww

という風に、辺りを照らすだけじゃなく、救助を呼ぶことも出来るから、一番大切なのはライトだと思います。

そして、これも絶対。
車じゃなくてもいいから、分かりやすい所に薬を置くのも大切です。

以前の記事にも書きましたが…
爺は薬を飲まなかったことと張り詰めた緊張感で赤鬼になりました。
爺は、玄関に1週間分の薬を置いています。
車には置いていません。

そして次に重要なのが…
水とお茶と小銭です。
書いていなかったのですが…
震災直後、爺は迷わず自転車でコンビニへ向かいました。
食料と水の確保のためです。

コンビニは…
停電していました。
店は真っ暗でしたが、入ってみると停電している中、店員さんが皆さんのために営業を続けていたのです。
水は売り切れていました。
弁当、おにぎりもありませんでした。
お茶のペットボトルを2本とかりんとうとせんべいを買いました。
レジには列が出来ていました。
ライトと電卓で対応していました。
爺もレジに並んで…
店の中をライトで照らしながら順番を待ちました。
日本人ならではの風景でした。
そのコンビニに公衆電話があることは知っていました。
非常時に、公衆電話は優先電話に変わります。
テレホンカードは使えませんでしたが、小銭で母方の実家に無事の連絡と手伝いには来ないで欲しいと連絡して、そこから親戚に電話をしてもらいました。

爺の車には、いつも500mLの水かお茶を乗せています。
口を開けなければ多少暑くてもある程度日持ちします。
飲むとすぐに買い足して車に入れます。
これは震災後についたクセです。

あと…
爺と妻の車の両方にブランケットを何枚かずつ入れています。
寒さ対策です。

今は車でテレビを見るのが普通の世の中になりましたが、爺の体験した頃は高級品でした。
しかし、爺はワンセグテレビを車に積んでいました。
お風呂テレビですwww
電源を車から取れるように、電源アダプタもつないでいました。
今のスマホはテレビの機能が無くなってきましたが…
車のテレビは重要です。
情報収集にはあまり役に立ちませんでしたが…
震災の後片付けは、精神的にまいります。
煮詰まった時に…
テレビでの気分転換、爺も母もかなり助けられました。
お風呂テレビなので、車に普通に置けませんでした。
でも、100円ショップで箱やあみのカゴ、ハンカチと家具の滑り止め、フェルト生地を買って、車に自作で固定していました。

今は10万円のポンコツ軽自動車ですが、ナビもテレビも付いていたので、お風呂テレビは卒業しました。

そして、あると便利な物があります。
それは、安くて小さくていいので、上で煮炊きが出来る石油ストーブと灯油です。

爺の家は、エアコン生活に変わりましたが、玄関の近くに小さな石油ストーブがあります。
そして夏でも灯油を18Lポリタンクで2個キープしています。

暖房にもなりますし、簡単な料理も作れます。
カセットコンロも便利ですが…
震災後にホームセンターへ行ったら、カセットボンベと電池は見事に売り切れていました。

ファンヒーターは停電していると使えません。
ガスストーブも火災の二次災害を防ぐために止まって使えません。
一番役に立つのは、古くてもいいから石油ストーブだと思います。

後は…
ペットのいる方に…
ペットの食事他セットは必要です。

こんな話がありました。
震災直後、避難をした人達が1番困ったのは、ペットが避難所に入られなかったことでした。

爺が災害時に避難する場所も、ペットはダメだったそうですが、そこを仕切っていた一番偉い人が犬を飼っていて…
ペットも家族だ!
と言い、避難所に入れたそうです。
でも、周りに迷惑をかけないように…
ペットの道具一式は絶対必要です。

余談ですが…
周辺の避難所は全てペットNGで、ペットと避難した人達は、車で生活にしたそうです。

食事は数日乗り切ればどうにかなると思います。
我が家には届きませんでしたが、救援物資が各地域に届きます。

田舎なら、野菜も手に入ります。
寒い地域なら…
冬は家が冷蔵庫になるので、ナマモノは要注意ですが、他は食べることが出来ました。

数日生き抜けば…
必ず何とかなります。

その数日のための備え…
皆さんも考えてみて下さいね。




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被災者なのにボランティア

2022-02-14 12:34:39 | ココロの風邪
⚫ココロの風邪(過去)

震災後…
爺は1年間就職活動を先送りしました。

震度7直撃の地域なのに…
自転車で15分走ると地上にSOSと書かれた隣町があるのに…
被災者地域はごく一部。

ボランティアの募集もしていないし、遠くから駆けつけたボランティアの方は、何も知らないから、ニュースで取り上げられている地域に向かいます。

家を片付けた後…
1年くらい地元の人達の手伝いをしようと決めました。
幸いなことに、仕事を休職し始めてから、世の中全てが怖くなってしまったので、少しずつ貯金が増えていました。
今の職場の給料より、昔の職場の収入が比較にならないほど高かったので、傷病手当金が大きかったのです。

それを使いながら、1年ボランティアをしていました。

ある日は…
困ったおじいさんが、車でウロウロしながら、あちこちの家に声をかけていました。

話を聞くと、
家の電気が来たけど、電話が使えなくてタバコの発注が出来ない…
と。

電気屋、大工、配管屋、建設会社等、家の修復に必要な職業の人は、皆さん手一杯で誰も助けてくれません。

我が家の完全復旧も、早い方でしたが1年弱かかりました。

早速おじいさんのお店に行き…
電気系の確認を家中しました。
不用意にブレーカーを上げると、断然等で火事になりかねません。
全てのコンセントを外してブレーカーを入れ、家の様子を見ましたが、問題ありません。
ひとつずつ、コンセントを刺しながら動作チェックをしました。
もちろん、電話機は最優先。
電話が生き返ったことで、おじいさんは喜んでいましたが、一日かけて丁寧に家電製品をチェックしました。

終わると…
笑顔のおじいさんが、ありがとうの言葉と共に、缶ビールを1ケース渡して来ました。
酒が飲めない体質だからと丁寧にお返しすると、タバコをワンカートン下さいました。

また、ある日のこと…
一人暮らしのおばあさん。
病院へ行きたいけど足がないという話を聞いて、お宅に伺いました。
おばあさんを病院まで送って待機…
病院が終わったおばあさんを車に乗せ、買い物や銀行は大丈夫?
と聞くと、銀行も行きたいけど、家に通帳があると…
一度家に戻り、通帳を持ってきてもらい、銀行へ。
その後、スーパーに寄り、爺が重いものを持てるから、何でも買い物をして下さい。
そしてご自宅へ。

そんな日々を過ごしていました。

一部悲しかった手伝いは、同級生の全壊判定の家の取り壊しの手伝いでした。
火災でも、水害でもないので、瓦礫の中に全てがあります。
それを確認しながらの解体…
当たり前なのですが…
同級生、泣くのです。

半壊でも…家が北と南に1センチ程度傾いても…
言えが残った喜びをかみしめ…
子供の頃に遊びに来た友達の家の最後のお別れを、悲しみながら手伝いました。

震災後からひと月ちょっと…
崩落して通れなかったトンネルが復旧しました。
爺の生活圏はそちらの方角でした。

嬉しくなって、ドライブに向かうと…
トンネルの先にある駅周辺の地域には、道という道の全て…
どんなに細い道にも警察官が立っていました。
そして…
全国の県の名前が入ったパトカーが…

地域全体が避難をしていたのです。
警察官は24時間見張りで立ち、入ろうとする車の確認をしていました。

我が家周辺もお願いしたいのに…
という気持ちでいっぱいになりました。

いつも通っていたスーパーはぐちゃぐちゃでした。
いつも通っていた美容室もぐちゃぐちゃで営業していません。

全てがぐちゃぐちゃ…

ふさぎ込んで帰宅しました。

そうそう、我が家の動かなくなった玄関の扉…
父の同級生が街の電気屋で、電線がつながった時に我が家を心配して来てくれました。
電気屋給湯器(水だけで60リットル入っている鉄製)を爺と二人で起こし…
これはダメだな…
家の家電製品を爺と手分けしてチェックし…
ブレーカーON。
ついでに玄関を見て…
応急処置をしてくれました。
水道とガスはまだでしたが、我が家に電気という文明が復活した日…
我が家の玄関も復活しました。
実家には、古い石油ストーブがあります。
石油は200リットルの大きなタンクに半分以上入っています。
今の我が家のトイレも生きています。
ガスは止まっていましたが、水のシャワーは浴びられます。
めちゃめちゃ寒かったけど、背に腹は変えられません。

そして…
一度赤鬼を経験した爺は、薬の飲み忘れのない生活を続けました。
あれから一度も不調になることはありませんでした。
というか、不調になる暇すら無かったというのが正解かも。

それ以降…
爺は、大きな地震が起きる度に…
震災に対する疑問を見かける度に…
爺の体験を書き込むようになりました。

その話はまた明日(*'-'*)ノ"




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