東京昆虫記

東京の自然環境に棲む昆虫たちの生態写真
.My Real Insects Photo Style in Tokyo.

気になる在来種

2019年10月02日 | カエル
前回トンボ撮影の合間に見かけて気になっていた生物を捜索した。
すると...いたいたコレコレ。

トウキョウダルマガエル

Nikon D810+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED:絞り優先AE F4 SS 1/250 -0.7EV ISO 640
たびたび訪れている水辺では殆ど見る機会が無く、もう東京では見られなくなってしまったのではと思っていたところ。いまや超貴重な在来種。まだ残っていてくれて良かった。発見場所は外来種が入り込めない様な水辺の片隅にある わずかな水溜り。また、ここには希少な水生昆虫が生息している可能性もあるので調べてみたい。

撮影日:9月28日

居残り

2019年06月06日 | カエル
樹木に囲まれた池を覗くと池にはり出した桑の葉に張り付いているカエルを発見。

モリアオガエル

Nikon D810+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED:絞り優先AE F4 SS 1/1000 0EV ISO 200
例年この時期に訪れているけれど、いつも卵塊のみの観察で成体は留守。
今回は成体に会える事が叶った。大きさは70mmほどで意外と大きい。


モリアオガエルの卵塊

Nikon D810+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED:絞り優先AE F4 SS 1/1000 -0.3EV ISO 200
卵塊はひとつだけ確認。

そして、午後にもかかわらず飛ばずに居残るヤンマの姿あり。

ヤブヤンマ ♀(羽化後)

Nikon D810+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED:絞り優先AE F4 SS 1/250 0EV ISO 800
以前に羽化殻と産卵を確認していたものの、羽化の時期が詠めずにいたところ。
モリアオガエルの産卵とヤブヤンマの羽化。
両種同時に撮影できる可能性あり。来年は夜間に訪れたい。


撮影日:5月26日

わんさか

2019年03月22日 | カエル
アズマヒキガエルのおたまじゃくし

Nikon D810+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED:絞り優先AE F4 SS 1/400 -0.3EV ISO 200
先日、アズマヒキガエルの活動と卵塊が見られた池に、次女と訪れ池を覗くとオタマジャクシがわんさか。

Nikon D810+AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED:35mm 絞り優先AE F4.5 SS 1/4250 -0.3EV ISO 400
次女はメダカさんと言いながら枝でツンツン。
子供あるあるだけれど、あまりイジメないように...

撮影日:3月16日

かじかみながら

2019年02月16日 | カエル
この日は雪が舞う寒空の水辺で娘たちとカエルの観察。池を覗くと早速ウネウネしたが物体が見られた。

アズマヒキガエルの卵塊

Nikon D810+AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED:35mm 絞り優先 F4.5 SS 1/160 -0.7EV ISO 640+Zéta EX サーキュラーPL

アズマヒキガエルを捕まえた娘

Nikon D810+AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED:40mm 絞り優先AE F4.5 SS 1/500 0EV ISO 640
毎年恒例だけど手がかじかんで痛くなっても知りませんよ。。。

撮影日:2月11日


相手違い

2018年02月21日 | カエル
前回、娘たちとの観察から、
そろそろアズマヒキガエルの抱接(ガマ合戦)が見られる時ではと思い訪問。
一日だけ飛び抜けるような暖かい日があったり、春の到来を期待しがちではあるが、
現状はほんの僅かに春の足音が聞こえるかな?と言った、まだまだ冬景色強しの2月。
朝晩の冷え込みの影響を受けてこの日の午前中は池全面が氷結状態。

Nikon D810+AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED:絞り優先AE F6.3 SS 1/1600 -0.7EV ISO 200
こうしたコンディションの中でも抱接を行なっているペアの姿を
以前に記録しているので氷の膜を見通しながら池をチェック。
すると...
アズマヒキガエルのペア

Nikon D810+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED:絞り優先AE F5 SS 1/400 -1.0EV ISO 200
案の定、氷の下には抱接ペアあり。
午後には氷も溶け観やすくなったところで、再び、ペアの数を確認。
すると!
アズマヒキガエルとウシガエルの異種間抱接

Nikon D810+AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED+Zéta EX サーキュラーPL:絞り優先AE F7.1 SS 1/320 -0.3EV ISO 320
これは中々お目にかかれない貴重で面白いシーンに遭遇。
シャッターを切る手にも力が入る。
とは言え、相手を間違えられたウシガエルの方はいい迷惑。
早く離なれてくれ!きっとそう思っているに違いない。

撮影日:2月18日