東京昆虫記

東京の自然環境に棲む昆虫たちの生態写真
.My Real Insects Photo Style in Tokyo.

再開

2021年02月23日 | カエル
ようやく10日間の療養期間が経過。家族全員、体調悪化はなく、この週末から通常の生活に戻れた。ありがたく無料でいただいた支援物資のレトルト食品は、ぶっちゃけ3日目で飽き、久しぶりに食べたサラダやお刺身が最高に美味しく感じられ幸せな気分になった。また、10日間完全外出禁止生活の中で、これからの人生を家族と楽しむ為にどうして行けばいいのか?と言う事を改めて考える時間もあり、コロナに感染した事が良い経験になった。ご閲覧していただいている皆様にはご心配をおかけしました。フィールドワーク再開です。

2月中旬と言えばアズマヒキガエルの繁殖活動が気になる時ので繁殖池に訪れてみた。すると...

アズマヒキガエル


アズマヒキガエルの卵塊

最盛期は過ぎているように感じられたけれど、まだガマ合戦の真っ最中で、岸辺付近のあたり一面に卵塊が見られた。およそ1ヶ月後には水面を覆い尽くすオタマジャクシの観察に期待ができそう。

全てD810+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED+Zéta C-PLフィルター

撮影日:2月20日

2月はカエル

2021年02月13日 | カエル
越冬昆虫の経過観察を楽しみながら2月はカエルなど両生類の活動シーズンなので、
娘達と一緒に区部と都下の水辺フィールドに訪れてみた。

まずはヤマアカガエルが棲む区部の噴水池の状況。

例年、いつも綺麗に掃除されていたけれど、今シーズンは落葉だらけで見通しが悪い。この方がカエルにとっては、隠れられるので良いのかもしれない。残念ながら卵塊は発見できず、娘達の必死な捜索により生体を発見。

ヤマアカガエル


ヤマアカガエル


ヤマアカガエル

生殖活動はこれから行われるのか、再び訪れたい。


翌日は都下の里山に訪れた。

まだまだ真冬の景色の中、ヤマアカガエルの卵塊とトウキョウサンショウウオの卵嚢を探してみた。

すると...



ヤマアカガエルの卵塊

水が溜まる休耕田をひととおり観て回ったけれど、1ヶ所のみでヤマアカガエルの卵塊を発見に成功。
まだヤマアカガエルの産卵活動は初期の様子で、同時の観察を期待していたトウキョウサンショウウオの卵嚢は発見できなかった。

場所を小川に変えて生き物探し


サワガニ


ホトケドジョウ

里山はまだ真冬の景色に包まれていたけれど、娘達と早春の水辺で生き物観察を楽しむ事ができた。

撮影日:2月6日,7日

7日の夜、長女に発熱があり、また、同時に妻も味覚障害の症状が発症。翌朝、長女をクリニックで診察。インフルエンザの検査と同様の抗原検査をした結果、コロナに感染している事が判明。その日の内に近所のクリニックで、自分、妻、次女のPCR検査を行った結果、自分と妻は陽性、次女のみ陰性。家族以外に濃厚接触者はなく感染経路は不明の結論。保健所からの指示で症状があった日から10日間、無症状で陽性の場合は検査結果日から10日間外出禁止。今のところ妻も長女も回復に向かっていて、陰性だった次女を含め、家族全員体調不良はない。本日1週間分の食料品が置き配で到着。3人分で9箱。1週間では食べ切れない豪華なレトルト食品等を無料でいただけた。毎日、保健所から体調確認の連絡があり、完全外出禁止の巣ごもり生活を送っています。このまま体調不良が無ければ20日からフィールド観察を再開します。

※当ブログをご閲覧してくださる皆様へ。少しでも体調不良を感じたら即座にPCR検査が行える近所のクリニックに連絡して検査を受けることをお勧めします。PCR検査の実費は社会保険適用で大人は2千円、小学生は医療書提出で無料。無症状で陽性の場合は結果報告日から10日間、以前から症状ありで陽性の場合は症状があった日から10日間が療養期間となり完全外出禁止。再検査は無く体調不良が無ければ11日目から普通の生活に戻れます。ただ、陽性者の家族などの濃厚接触者についてですが、陰性結果、または検査を受けない場合、陽性者の10日間の療養期間満了日から、更に2週間不要不急の外出自粛となります。その間に体調不良が起きた場合は保健所に要連絡。体調不良がない濃厚接触者の方の外出制限は長期になります。次女がそれに当てはまっていて来月4日まで登校禁止。ちょっとややこしい仕組みですがご参考までに。






早春の水辺で

2021年01月31日 | カエル
ヤマアカガエルの卵塊

まだまだフィールドは真冬の雰囲気だけれど、水辺ではひと足早い春の訪れが見られた。

撮影日:1月30日

里山の水辺で

2020年03月22日 | カエル
晴れて暖かければスプリング・エフェメラルの出現に期待ができたけれど、生憎の曇り空だったので、ヤマアカガエルやトウキョウサンショウウオの卵の観察に向かった。

ヤマアカガエルのオタマジャクシ


ヤマアカガエルの卵塊

殆どオタマジャクシになっていたが、場所によってはまだ卵塊も見られた。

トウキョウサンショウウオの卵嚢

そっと手に取り卵嚢のプヨプヨの質感や中に見える卵の状態を観察した後、
水中に沈む落葉の下に収めて観察は終了。


春の里山の風景

ドロドロの湿地に足をとられたり、濡れた斜面で滑り泥だらけになりながら頑張った甲斐あり、春の里山で両生類の様子を楽しむことが出来、大満足。
もう少し季節が進んだら、また観に来ようか。

全てNikon D810+AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

撮影日:3月15日


早春の水辺で

2020年02月17日 | カエル
アズマヒキガエルの繁殖活動に期待して、娘たちと池に急いだ。すると...

アズマヒキガエル

Nikon D810+AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED

アズマヒキガエル

Nikon D810+AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED+Zéta EX サーキュラーPL
池のそこかしこに姿を見せ、まさにガマ合戦の真っ最中。

アズマヒキガエルのペアと卵塊

Nikon D810+AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED+Zéta EX サーキュラーPL


日を改めて、昨年は見られなかった噴水池のヤマアカガエル。
はたして今シーズンはどうなのか?訪れてみると...

ヤマアカガエル

Nikon D810+AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED

ヤマアカガエルの卵塊


Nikon D810+AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED+Zéta EX サーキュラーPL
管理された公園という事もあり、もう見られないかと思っていたけれど、嬉しくも健在で何より。暖かい陽射しを感じながら、いち早く早春の水辺で活動するカエルの観察を娘たちと楽しむことができた。

撮影日:2月8日(アズマヒキガエル)、11日(ヤマアカガエル)