東京昆虫記

東京の自然環境に棲む昆虫たちの生態写真
.My Real Insects Photo Style in Tokyo.

2月下旬のチョウ

2025年02月25日 | チョウ
モンシロチョウの幼虫

畑をチェックすると、あれ!モンシロチョウの幼虫がノラボウナ?の葉を食べていた。モンシロチョウはサナギ越冬だったはず。いつから幼虫で越冬できる様になったのか。いや、まだ完全に冬を越せた訳では無さそう。何故なら天気予報では来週に再び早春の寒波が来そうだから。そこをクリアできればきっと...無事を願いたい。

キタキチョウ

昆虫の世界も人間の世界と同じで、良いニュースだけではない。越冬中のキタキチョウをチェックすると残念ながら死んでいた。。。越冬トンボの場合は越冬中でも活動ができる暖かい日に、キノコバエの様な小昆虫を摂食する場面を観ているので、命を繋げられていると感じるが、成虫越冬のチョウの生命線は水分補給以外に思い浮かばない。沿岸部は殆ど雨が降っていないし、霜や放射冷却も少ないので、乾燥が原因と考えられる。冬を乗り越えるための条件に水分が必要だと言う事を改めて理解できた。

クワコの越冬卵


チョウではないけれど、まだ沿岸部で未確認のクワエダシャクの越冬幼虫を懸命に探している時、このツブツブを発見。例年クワコの幼虫と繭を確認していたので、いつか見つけられたらと思っていたところ嬉しい新発見。冬場にこのツブツブを探す楽しみが増えた。

全てNikon D810+AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED

撮影日:2月22日