アオヤンマとヨツボシトンボの羽化が見られないかと思い、以前に記録のある池をチェック。
しかし、こっそり羽化している個体も見当たらないし、天気に左右されないアジアイトトンボも皆無。植生は悪くないけれど水質が悪く、この時期にアオミドロの発生が無いのは多産するザリガニの仕業か。環境が悪化した池で悪化前に見られていたトンボはどうすれば戻るのか?考えさせられる。羽化は諦めて春の昆虫を探しに沿岸部のフィールドを回った。
オオカマキリの幼虫
群れでいるのは孵化した後だけ。それならまだ孵化途中かも知れないと思い、卵鞘を探したけれど残念ながら見つからず。
ナナフシの幼虫(ナナフシモドキ)
フィールドでお会いした虫捕り親子に居場所を紹介しつつ生態を説明すると必ず喜んでくれる。
目立たないので見つけるのが難しくカマキリよりも格が高い存在。
ヤブキリの幼虫とブチヒメヘリカメムシの交尾
キリギリスの幼虫
オンブバッタの幼虫
残念ながら原っぱが全刈りされてしまったけれど何とか発見。12月下旬から変わらず幼虫のみ。
シロツメが咲き誇っていて良い雰囲気だったのに何で刈るかな?せっかくの原っぱが台無しに...
アカボシゴマダラの幼虫
ごめんなさい!神に祈りを...そんな様子。
クワコの幼虫
オカモトトゲエダシャクの幼虫
両種とも鳥のフンに擬態している。
ヒメエグリバの幼虫
ブラックバックにイエローとレッドの模様が目立って気味悪いけれど、野鳥等の捕食者には危険ありの警告色なのかも知れない。左側が頭。
アカスジキンカメムシの幼虫
複眼にピントを合わせると背中には合わない。全体を観ると笑っている力士に見えて面白い。
アカガネサルハムシ
昨年あたりから沿岸部のフィールドではノブドウが豊富な事からそれを食する本種も多産。
6mmほどで小さいけれどヤマトタマムシに匹敵する美しいさが人気を呼ぶ。背中にゴミついてるし...
モモブトカミキリモドキ ♂
フタイロカミキリモドキ ♂
フタイロカミキリモドキ ♀
モモブトカミキリモドキは在来種でフタイロカミキリモドキは南方種。フタイロの侵入はリュウキュウツヤハナムグリと同期かも知れない。両種ともオスは後脚が太くフタイロはオレンジ色なので見分けられる。カメラを向けると嫌がるので撮影しにくい印象。
ヒラタハナムグリ
5mmほどと小さいのでフルサイズ機のマクロ撮影ではピント精度が楽しめる。ここ数年、今頃から夏季に咲く花で観察する機会が多い事から増加傾向にある様子。一見すると植物の種子や大型のスズメガ等の幼虫の糞にも見える。
ジャコウアゲハの産卵
ジャコウアゲハの卵
チャバネセセリ
意外と早い時期から見られる。レンゲがアルファルファタコゾウムシに食害されているので要対策。
アジアイトトンボ (未成熟メス)
春の沿岸部の水辺では先駆けの存在。最初の水辺では出会えなかったけれど、ここでは多産。
薄陽がさして蒸しっとした時にギンヤンマとウスバキトンボの飛翔を確認。季節の進行は思いのほか早いと感じた。
田んぼを覗いてごらん
アキアカネのヤゴ(脱皮後の体色)
アキアカネのヤゴがそこかしこで目視できた。体色が白いのは脱皮後。おそらく田んぼ全体で数万匹。羽化の時期が楽しみだ。トンボは諦めていたけれどトンボの観察も叶い嬉しい限り。雨上がりの曇り空でもひと月前とはだいぶ違い、探せば多種類の昆虫に出会える季節になった。
撮影日:4月27日
しかし、こっそり羽化している個体も見当たらないし、天気に左右されないアジアイトトンボも皆無。植生は悪くないけれど水質が悪く、この時期にアオミドロの発生が無いのは多産するザリガニの仕業か。環境が悪化した池で悪化前に見られていたトンボはどうすれば戻るのか?考えさせられる。羽化は諦めて春の昆虫を探しに沿岸部のフィールドを回った。
オオカマキリの幼虫
群れでいるのは孵化した後だけ。それならまだ孵化途中かも知れないと思い、卵鞘を探したけれど残念ながら見つからず。
ナナフシの幼虫(ナナフシモドキ)
フィールドでお会いした虫捕り親子に居場所を紹介しつつ生態を説明すると必ず喜んでくれる。
目立たないので見つけるのが難しくカマキリよりも格が高い存在。
ヤブキリの幼虫とブチヒメヘリカメムシの交尾
キリギリスの幼虫
オンブバッタの幼虫
残念ながら原っぱが全刈りされてしまったけれど何とか発見。12月下旬から変わらず幼虫のみ。
シロツメが咲き誇っていて良い雰囲気だったのに何で刈るかな?せっかくの原っぱが台無しに...
アカボシゴマダラの幼虫
ごめんなさい!神に祈りを...そんな様子。
クワコの幼虫
オカモトトゲエダシャクの幼虫
両種とも鳥のフンに擬態している。
ヒメエグリバの幼虫
ブラックバックにイエローとレッドの模様が目立って気味悪いけれど、野鳥等の捕食者には危険ありの警告色なのかも知れない。左側が頭。
アカスジキンカメムシの幼虫
複眼にピントを合わせると背中には合わない。全体を観ると笑っている力士に見えて面白い。
アカガネサルハムシ
昨年あたりから沿岸部のフィールドではノブドウが豊富な事からそれを食する本種も多産。
6mmほどで小さいけれどヤマトタマムシに匹敵する美しいさが人気を呼ぶ。背中にゴミついてるし...
モモブトカミキリモドキ ♂
フタイロカミキリモドキ ♂
フタイロカミキリモドキ ♀
モモブトカミキリモドキは在来種でフタイロカミキリモドキは南方種。フタイロの侵入はリュウキュウツヤハナムグリと同期かも知れない。両種ともオスは後脚が太くフタイロはオレンジ色なので見分けられる。カメラを向けると嫌がるので撮影しにくい印象。
ヒラタハナムグリ
5mmほどと小さいのでフルサイズ機のマクロ撮影ではピント精度が楽しめる。ここ数年、今頃から夏季に咲く花で観察する機会が多い事から増加傾向にある様子。一見すると植物の種子や大型のスズメガ等の幼虫の糞にも見える。
ジャコウアゲハの産卵
ジャコウアゲハの卵
チャバネセセリ
意外と早い時期から見られる。レンゲがアルファルファタコゾウムシに食害されているので要対策。
アジアイトトンボ (未成熟メス)
春の沿岸部の水辺では先駆けの存在。最初の水辺では出会えなかったけれど、ここでは多産。
薄陽がさして蒸しっとした時にギンヤンマとウスバキトンボの飛翔を確認。季節の進行は思いのほか早いと感じた。
田んぼを覗いてごらん
アキアカネのヤゴ(脱皮後の体色)
アキアカネのヤゴがそこかしこで目視できた。体色が白いのは脱皮後。おそらく田んぼ全体で数万匹。羽化の時期が楽しみだ。トンボは諦めていたけれどトンボの観察も叶い嬉しい限り。雨上がりの曇り空でもひと月前とはだいぶ違い、探せば多種類の昆虫に出会える季節になった。
撮影日:4月27日