東京昆虫記

東京の自然環境に棲む昆虫たちの生態写真
.My Real Insects Photo Style in Tokyo.

2月のチョウ

2025年02月12日 | チョウ
越冬中のチョウの再確認と新たな越冬チョウを探してみた。

ウラギンシジミ

Nikon D810+AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
このところ北風が強くその影響で落とされていないか懸念でいたが無事で何より。
この個体は背景にピンクと水色の玉ボケが美しく楽しめるので最高にいい。

キタキチョウ

Nikon D810+AF-S Nikkor 20mm f/1.8G ED
向きを変えていたがこちらも健在で何より。同じく成虫越冬組みのムラサキシジミとムラサキツバメは繰り返しチェックしているものの発見できず諦めた。また、蛹で越冬するアオスジアゲハを探してみたくなり食草をチェック。すると...

アオスジアゲハの蛹の殻

Nikon D810+AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
羽化殻ばかりが見つかるパターンで、なかなか越冬中の蛹が見つからない。以前に掲載したベンチの背もたれと、鳥のオブジェに着いていた蛹は教えて頂いた個体なので、やはり自力で見つけたいところ。そう言えば以前に建造物で蛹化していた事を思い出したので、その建造物をチェックした。すると...

アオスジアゲハの蛹

Nikon D810+AF-S Nikkor 20mm f/1.8G ED
柱の天井部分の軒下に発見。この蛹を観て感じたのは体を固定する為に凄い量の糸を使う事が判明。
寄生されていない事を願い引き続き経過観察を楽しみたい。

アカボゴマダラの終齢幼虫

Nikon D810+AF-S Nikkor 20mm f/1.8G ED
以前と向きをかえていたが、このままここで春を待とうと言う魂胆らしい。東京は寒さのピークを超えた感じなので、この個体は成虫まで行けそうな気がするけれど果たして...

チョウから越冬トンボ目線に切り替えて探している最中、ブッシュを捜索中に何かが飛んだ!
止まった辺りを隈なくチェックすると、それは...

ウラナミシジミ

Nikon D810+AF-S Nikkor 20mm f/1.8G ED
羽化不全のような姿だけれど紛れもなく2月のウラナミシジミ。ただ、風は冷たいけれど陽射しは強く陽だまりは暖かく感じる...一概には言えないけどやはり温暖化の影響なのか、だいぶ南方種が優勢になってきている様に感じている。恐るべし南方種の生命力。

撮影日:2月8日

最新の画像もっと見る