LIFE IS GOOD! うろうろ人生旅日記

20代はいろんな国を歩き30代はサラリーマン。40で早期退職に手を挙げた。現在訪問69か国+1。只今バンコクで生活中。

パレスチナ自治区ベツレヘムへ

2009年11月17日 | 中東日記
10時前バスに乗って30分ほどのパレスチナ自治区ベツレヘムへ。バスを降りて20分ほど歩くと


イエスが生まれたとされる聖地「聖誕教会」に到着。

教会内部はこんな感じ

イエスはこの場所で生まれた


次いで「ミルク・グロット」訪問。


おいしいケバブサンドイッチを昼食にとりバスでエルサレムへ戻る。シオンの丘辺りでバスを降り

ダビデ王の墓


最後の晩餐の部屋


マリア永眠教会を見て回る。






新市街を散歩するという3人と別れ一人で新門、ダビデの塔あたりをふらふら散歩。どこを歩いても石畳の歴史の香りぷんぷんのこの街は本当に楽しい。









夕食はまたサンドイッチ。寒い寒い宿の外のスペースで無料の紅茶を何杯も飲みながら寝る時間が来るのを待った。昨日も今日も濃い一日。世の中にはホント想像を超えた場所があるのね。。すごいわ。

イスラエル入国!エルサレム凄過ぎ!(悲しー事件あり)

2009年11月16日 | 中東日記
朝7時半、日本人1人加わり4人で白タクに乗り45分ほどでヨルダン-イスラエル国境へ。(途中警察に捕まったドライバー親父は怒りまくっていた・・)ヨルダンを出国しシャトルバスに乗りイスラエル側へ。昨日の夜からイスラエルの入国時スタンプを押されないためのお勉強はしていたつもりであった。(イスラエルのスタンプがパスポートに押されるとイエメン、イラク等々敵対する国々に入国できなくなってしまう。何より次に行くシリアに行けなくなってしまう。

ツーリストも殆どいなくて入国に数時間待たされるかも・・なんていう懸念も吹っ飛び、イスラエリはなんとなくフレンドリーでこれは楽勝だな・・と思ってしまった。で、入国審査。「No stamp please」の一言を言わなかったがためにドーン!!とパスポートにイスラエルの入国スタンプを押されてしまった。私の航空券シリア・ダマスカスOUTなんですけど・・・。。はぁぁぁぁぁ、やっちまった。でももう後の祭り。アンマンでエミレーツに交渉しにいこ。。

バスに乗り茶色い大地を走ること1時間弱、ユダヤ、イスラム、キリスト3大宗教の聖地、ずっと前から一度来てみたかったエルサレム到着!!ダマスカスゲートから旧市街に入り宿に荷物を置き早速このある意味世界最強の街を歩くことにする。





まずはイエスが歩いた悲しみの道「ヴィア・ドロローサ」を辿る。(感想を文章にするのはあまりに言葉足らずで陳腐なので写真で・・)

【イエスが十字架を背負って歩いた道】



【聖墳墓教会】ここにイエスが眠る。。

ここで十字架に釘付けにされ・・

イエスが亡くなった場所

イエスが息を引き取った後、香油を塗られた場所

イエスの墓石がここに納められている


頭の中はTBSの世界遺産のテーマ曲が流れ続ける。。

胸いっぱいのまま、ヤッフォ門から糞門まで城壁の上を歩く。

城壁の外はこんな感じ


城壁を降りると、岩のドームが見え、その壁の一部は嘆きの壁と呼ばれるあまりに有名なユダヤの祈りが集まる場所。キッパと呼ばれるユダヤ帽子をかぶり近づく。。

一心不乱に聖書を唱える人々





午後6時頃おいしいピザを晩御飯にいただき終了。何だこの街は。。ヤバイ。城壁の中は世界に誇る歴史そのものの場所がいたるところに存在するだけでなく、普通に暮らしている人たちの生活がそこにある。宗教とは縁遠い日本人にはとても理解し難いけれど惹きつけてやまない何かがあった。

夜はかなり冷え込んだ。部屋は5ベッドのドミトリー。居心地はサイコーである。


死海に浮かぶ

2009年11月15日 | 中東日記
11/15 Amman
朝7時昨日の3人で夜予約しておいた白タクでKings Highwayでアンマンへ。乗るや否やここへいくならいくら・・伝々の話を始め興醒め。黙ってアンマンまで連れて行け。。



途中死海による。死海といえばなんちゃって死海を箱根ユネッサンで体験済みだが本物はどうなのかと浸かってみた。おーー浮く浮く!



水を舐めてみるとほとんど塩そのものである。しばらく(といっても4,5分)
浸かっていると体がひりひりして痛くなってくるのはユネッサンと同じ。観光客が訪れる有料のアンマンビーチではなく、”そこらへん”の所で入ったためシャワーも浴びず全身に塩をつけたまま午後アンマン到着。このころパンツもズボンも塩でカピカピになっていた。。

前回とは違う宿に荷物を置き、ここで会った大阪の大学生も加わり4人でコーヒー飲みに行ったり晩飯食べに行ったりした。世代間ギャップをキョーレツに感じ、もう俺は全然若くないんだな・・と認識した今日1日。ついこないだまでは学生側だったような・・歳を取ったよ。。

本日この宿はほとんどが日本人。老若男女問わずいろ~んな人たちが自由に世界を旅している。この風景は今も昔も変わらない。

今この日記を書くために座っているソファに本が無造作に置かれてあった。手に取ると「我慢するな!辞表を出して次へ行け!!」という本だった。笑える。

ペトラ遺跡にインディ・ジョーンズがいた!超感動!

2009年11月14日 | 中東日記
11/14 Petra
朝7時宿の車にてペトラ遺跡のメインゲートまで。21ディナールもの入場料を払い遺跡見学スタート。天気は快晴、少し肌寒いくらいで絶好の見学日和。昨日の夕食時知り合った学生のハッシー、ナオト君と3人で行動。日本人バックパッカーとつるむのはこの6月からの旅で初。とても懐かしい感じ。2人ともナイスガイである。

で、ペトラ遺跡。最初の大物エル・ハズネ。そそり立つ岩の峡谷の間を抜けると

いきなり巨大な霊廟が目の前にガン!とその姿を現す。


そのインパクトはすさまじく強烈で茫然自失。鳥肌たつほど感動する。2000年も前にこんなのどうやって作ったの??陳腐だがインディ・ジョーンズで使われたシーンがそのままオーバーラップする。え~最初からこんなにすごいの?ペトラ遺跡。。お金のかかるロバ、ラクダには見向きもせずがんがん進んでいく。

ローマ円形劇場


大寺院


凱旋門


しばらく歩き続けると・・


そしてもうひとつの巨大修道院跡エド・ディルがお出迎え




3つのビューポイントからは果てしない広大な景色に「生きてて良かった」と呟く。。向こうに見えるはイスラエルの大地(と思われる)。


来た道を引き返し王家の墓、宮殿の墓




途中迂回路を通って道に迷うというおまけがあったものの広い遺跡すべてが見所で、目を閉じると何百年前の隊商の足音が聞こえ、過去にタイムスリップする錯覚を覚える過去最高といっていい恐ろく素晴らしい世界遺産であった。



何回「すげ~~」と呟いたことか。。帰り道エル・ハズネに再会。

後ろ髪を引かれながら後にする。




16時ピックアップの車で宿に戻りシャワーを浴び、3人でレストランでチキンケバブサンドイッチの晩飯。楽しいミチズレ仲間がいると旅は何倍にも楽しくなる。久々に昔の旅の日々を思い出す「すげ~」楽しい一日であった。



今日の景色はきっと一生忘れない。これだから旅はやめられない。



Life is GOOD!

ペトラへの入口、ワディ・ムーサ到着

2009年11月13日 | 中東日記


6時半起床。7時過ぎチェックアウトしタクシーで数キロ離れたバスターミナルへ。普通客でいっぱいにならないと出発しないが、ちょうど私が乗り込んで出発。

荒涼たるデザートハイウェイを快調に飛ばす。昨日空から見た白茶色の砂漠が360度広がる。砂漠とは言っても細かい砂ではなく岩山と小石の瓦礫の砂漠である。砂漠ならではの雲ひとつない真っ青な快晴ではなく、雲もあるし時には霧もかなり出ていた。





11時前、3時間ちょっとかけてワディ・ムーサ到着。外に出て改めて感じる。寒ーーーい!かなり寒い。泊まろうと思っていった宿の車が来ていたのでそのまま乗っていきチェックイン。今日の午後を使って一気にペトラを回り明日にはアンマンへ戻ろうかとも考えたが、折角ここまで来たのだからと明日ゆっくり回ることにし休養日とする。

町からは遠くに異様な岩山群がみえる。あれがきっと明日お目にかかることができるペトラ遺跡のはず。「インディ・ジョーンズ、最後の聖戦」でみたあの驚愕の景色がとうとう明日私のものに!!!



小さな町を散歩しチキンケバブサンドとおいしい菓子パンをランチにとり宿に帰ってベッドに寝転びポテチを食べながら持ってきた小説を読みふけった。ああ、なんて素晴らしく怠惰な至福のひと時。。寒いので今や旅グッズランキング上位に君臨するヒートテック装着!

この宿も無料WIFIあり。ヨルダン-徳島会談。SKYPEってほんとすごいわ。感動する。

晩飯は7時から宿の用意したブッフェ。味はまーまー。。でもこういう機会でもないとアラブ料理を全く経験せずに帰りそうだったからよかった。。



いまテレビ部屋ではインディ・ジョーンズが上映され明日ペトラに行く人たちの気持ちを必要以上に煽っているところである。

中東初上陸!ヨルダン・アンマン到着

2009年11月12日 | 中東日記
モニター見てると決してアフガニスタンを通ることなくパキスタン上空を通ってドバイへ向かっていた。


残念なことにロクな映画がなくひとつつまんない映画とメシ食ってる時以外はほとんど眠ることに専念。10時間26分の飛行を終え朝5時過ぎドバイ到着(時差日本-5時間)。この空港はオイルマネーをしこたまつぎ込んで作っただけあって一大ショッピングモールと化していた。私はなんかみょーに眠いので4時間の待ち時間の殆どを寝て過ごす。



ここも無料WIFIだけでなくご丁寧に充電用コンセントまで設置され観光立国としての気合を感じる。(何度も言うが成田も見習え)

0920ドバイを定刻で出発。アラビア湾の青い景色の後はサウジアラビアの茶色一色である。







これまたほとんど寝てすごし1040ヨルダン・アンマン到着。(ドバイとの時差-2時間)VISAも簡単に空港で取れ、エアポートバスとタクシーでダウンタウンへ。なかなか見つからなかった安宿を探し出し(なぜなら聞く人皆違う方向を指差していた)チェックインしたあとお昼ごはんを食べアンマン城Ammman Citadelへ。この高台から見る山にへばりつくように密集して立っている町は圧倒的であった。





ダウンタウンもアラブの町そのもの(といってもカイロしか知らんが)といった感じで活気にあふれていた。太陽が出ている間はちょっと暑いかな、という感じだが湿気が全くなく過ごしやすい。午後5時を過ぎて暗くなってくると肌寒いくらいである。





晩めしは宿近くの小汚いところでケバブサンドイッチ。



部屋からの景色はこんな感じ。

羽田-関空-ドバイ-アンマン

2009年11月11日 | 中東日記
昨日取った航空券はエミレーツのアンマンINのダマスカスOUT、ドバイストップオーバーの27日間。もうひとつの候補だったラサはとりあえず次回以降に。

関東は昨日からずっと雨。川崎までバス、川崎から京急で羽田へ。今回の最後の食事はテンヤの天丼。胃がもたれる。。&なんか風邪っぽい。あともう1日ゆっくりしたかったな。いつもの川崎の景色が無職になってみると違って見えた。。さ、やっぱり日本を離れたほうがいい。。

羽田には3時間前についてしまったが、JAL国際線乗継用カウンターは長蛇の列にもかかわらず2つしかカウンターが開いてなく結構待たされることに。これ1時間前チェックインだとやばいんじゃないの?忙しく動いている女性もいれば、ボーっとつっ立っているおじさんもいて、なるほど潰れそうになるわけだ、と思ってしまった。たまたま隣のおじさんが読んでた日経覗き込むとJAL再建の厳しいニュースが載ってて笑える。。

お約束のように30分遅れてEK6251便離陸&着陸。関空でパスポートコントロールを抜けゲートにたどり着いたらもう搭乗の最中であった。

2320定刻でドバイに向けEK317便出発。とても評判のいいエミレーツ。なるほど分るような気がする。明るい機内、各席に設置されたモニターは一回り大きいし機内食もまあまあおいしかった。関西の夜景がとても美しく見えた。