こけしんち。

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小粋な散歩・弘前城

2014-04-19 | 日記

待ちに待った週末

今日は,リンリンの今年度初めての授業参観が午前中にあり,

午後からは気持ちのいい青空に誘われて,

弘前公園にお散歩に出かけてきましたよ

 

 

弘前が誇る日本一のさくらまつりまで,あと数日。

公園内では作業員のおじさんたちがせっせと祭りの支度をされていましたよ

 

こちらは辰巳櫓。

 

南大門手前のお堀の脇もうっすらとピンク色。

 

 

朱塗りの欄干の上の桜は今にも開きそう。

もうすぐ・・・・・だね

 

本丸の方はまだまだ全然つぼみもふくらんでいなかったけれど,

本日の目的は実は桜ではありません

 

お目当てだったのはコチラ。

 

弘前と言えばココ。

下乗橋と弘前城天守

 

ご存じの方も多いかと思いますが,

この天守の真下,本丸東側の石垣はこの秋から100年ぶりの大修理

が行われるのですね。

(詳細はこちら

そのため,今年のさくらまつりが終わった後,

この本丸のお堀は埋め立てされ,天守は曳屋法で本丸の中央部に移されるとのこと。

 

下乗橋と天守。

天守とお堀。

 

この風景ともしばらくお別れ,な訳です

石垣の修理に約10年,曳屋した天守を元の位置に戻すまで5年以上かかるそうです。

これから約15年か~・・・・

元の姿になるころ,リンリンは社会人になってるっ

 

そんな訳で,是非ともこの風景を写真におさめておきたい・・・・・

と,まつりが始まって人でごった返している時ではなく,

あえてこの時期に弘前城へお散歩に出かけてきたわけです

 

二の丸からみた天守。

 

弘前城は二面性を持つ城と言われています。

下乗橋・二の丸方面から見るとまるで御隅櫓。

でも本丸側から見ると立派な天守閣。

 

これは武家諸法度により自由に城を築くことが厳しかった江戸時代,

幕府から築城許可を得る際に「御隅櫓の移築」という名目で許可を得て建設された,

ということからきているようです。

小ぶりでシンプルな造りですが,

この二つの顔をもつ姿は津軽の意地と誇り,あるいは粋な「津軽魂」

みたいなものさえ感じます

 

せっかくなので天守に久しぶりに登ってみましたよ

(階段,めっちゃきつかったけど・・・

矢をかまえる小窓から見える下乗橋と桜。

絶景かな絶景かな

 

名残おしく天守を鑑賞した後は,

ちびっこ広場で思いっきりハッスルっ

すべり台の後ろには丑寅櫓。

なんて贅沢な風景かしら

 

小粋に城散歩。

さくらがあるのはもちろん素敵だけど,

弘前城にはそれだけでない魅力があるわね~。

みなさま,さくらまつり前に,

じっくりゆっくりまったり城鑑賞・・・・・ぜひオススメします