こけしんち。

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湯とグルメ満喫旅☆岩手銀行赤レンガ館

2019-03-30 | 旅行
さてさて、御所湖で朝の散歩をした後は、盛岡市内に。

目的はこちら!



岩手銀行赤レンガ館。



古い洋館建築が大好きな私は、以前から行きたいと思っていて、やっと今回実現しました♪



明治44年落成、設計士は東京駅と同じ辰野金吾とその弟子で盛岡出身の葛西萬司。



確かに、赤レンガに白いモルタルのライン、入り口の天井は東京駅のドーム天井によく似ていて、兄弟みたいです。



平成24年8月まで、岩手銀行中ノ橋支店として営業していたというから驚きです。



ちなみに、創建当初は窓口にはこのように格子窓がつけられていたそうで、見事な復元を見ることができました。

み~たんと私は、最近見た「メリー・ポピンズ」(1964年公開版)で、子供たちのお父さんバンクス氏が勤める銀行の様子によく似ていて、妙にはしゃいでしまいました(笑)



重役室、支配人室、応接室、支店長室、事務室などそれぞれの部屋で様々な展示がしてあり、またシアターでは当時の盛岡の街を再現した映像や銀行をとりまく様々な出来事の解説も聞けました。



こちらは金庫!
上の小さな扉は、万が一中に閉じ込められた時に脱出するための出入口なんだそうです。



中は分厚いコンクリートで覆われた頑丈な構造。
普段なら絶対に見ることができない銀行の裏側を知ってしまいました(笑)



ちなみにこちらのハンドルは、窓のシャッターを下ろすためのハンドルらしいです。





全てのまどに鉄製のシャッターが設置されていて、始業・終業の度に上げ下げしていたそうです。



2階から見下ろした営業部窓口。
なんだか舞踏会でも始まりそうなゴージャス感。

館内の至るところに、様々な彫刻やレリーフが施されていて、建物そのものが工芸品みたいでした。











古い建物なので、きっと寒かったかと思いますが、こういう場所で仕事ができたなんて、なんて素敵だったろうな、と羨ましく思いました。



私の洋館訪問記録に新しい1ページが加わりました。

岩手銀行赤レンガ館
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