ゆらぎつつゆく

添島揺之歌集。ツイッター感覚で毎日つぶやきます。色調主義とコラボ。

白雪のところもわかずふりしけば巌にもさく花とこそ見れ

2017-08-11 03:40:57 | 古今抜粋

白雪のところもわかずふりしけば巌にもさく花とこそ見れ   紀秋岑


白い雪がろころかまわず降りしきっている。

冷たい岩にも白い花が咲いたようだ。



ふる雪の音はなけれど明日はなき身をば悲しむ心はありや   揺之





コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 月影をかづきつつゑむその人... | トップ | 梅が枝をそへてちぎりしこと... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (竹ぼうき)
2018-11-24 00:59:25
むつの花咲きて散りゆくせつなにはあが身をぬらすあは雪となり
返信する
Unknown (いるか)
2018-11-24 06:59:43
あはゆきのはかなき露となりぬればはや白梅に春のこときく
返信する

古今抜粋」カテゴリの最新記事