ゆらぎつつゆく

添島揺之歌集。ツイッター感覚で毎日つぶやきます。色調主義とコラボ。

睡蓮の

2018-07-09 03:25:57 | 添削

睡蓮の円錐形の蕾浮く池にざぶざぶと鍬洗ふなり    石川不二子



本霊の作ではなさそうだ。こういうのはよくある。

字余りの句がつまってあまりよい感じはしない。

ひとによりけりだろうが、わたしは睡蓮の池で鍬を洗うのは遠慮する。

それができないものにはある種の感性の欠如というより、かくれた妬みを感じる。



睡蓮のみづのかたへに鍬さしてしばしあらふにまよひたりけり    揺之






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