血中のブドウ糖濃度である血糖値が空腹時で60~95mg/dlの一定の範囲で保たれているのは、ブドウ糖が赤血球が生きていくために必要だからです。
血中のブドウ糖濃度が下がれば赤血球が生きていけないのです。一定のブドウ糖の濃度を保つために、ブドウ糖は肝臓でアミノ酸から作られます。これを糖新生と言います。
必要なブドウ糖は体内で作られるので、必須ブドウ糖というものはないのです。糖質は食べなくても良いとされています。
逆に血中のブドウ糖濃度が上がり(高血糖)継続すると血管障害から血管が破たんして糖尿病合併症と言われる各種の症状が起こります。
また、赤血球にブドウ糖がくっつき糖化された赤血球になります。これをヘモグロビンA1-cと言います。
日ごろからどれだけ高血糖なのかを知るにはヘモグロビンA1-cを測ればわかるのは以上の理由からです。
ヘモグロビンA1-cの値が高いということは、常に血中にブドウ糖が高濃度であるということになります。
ヘモグロビンA1-cを下げる食事、ヘモグロビンA1-cを上げない食事は、糖質制限食です。
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