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こころ動物病院からのお知らせブログです。

犬と猫の体の手入れ

2012-10-13 11:55:07 | 健康・病気

シャンプーやトリミングは、プロにお任せ

といった飼い主様も多いかと思いますが、

日常ケアの必要性のお話です。

体の手入れを行うことは、

ペットも人も健康に生活するために必要なことです。

ペットは、やってもらわなければ,

自分では何もできません。

ブラッシング

   皮膚と被毛の汚れを取り除くためと

    皮膚の血行をよくする効果がある。

    毛玉は、その下の皮膚に炎症や

    感染を起こす可能性があるので

    丁寧に取り除く。    

       ブラシ・・・・・・長毛のに用いると良い

       スリッカー・・・毛玉や被毛のよれを取るのに有効

       コーム(櫛)・・ブラシやスリッカーの後、

                           仕上げに用いる

シャンプー

    皮膚や被毛の汚れを取り除くために行う。

    特には、定期的に行うことが望ましい。

    シャンプー剤、リンス剤は、

       使ってみて相性の良いものを選ぶ。

    被毛だけでなく、皮膚までよく洗浄する。

    (耳の付け根、前足の肘の部分は、

             皮脂がたまり易いので、丁寧に)

    *1 シャンプー剤は残らないよう、すすぎは充分行う。

    *2 タオルで水分を拭き取り、ドライヤーを使って、

                 完全に乾かす。

    (*1*2 不充分だと、かゆみが出たり、

                     皮膚炎の原因になる

耳そうじ

    特に、耳の垂れているは、中が汚れやすいため、

    手入れが必須。

    プードルなど、耳毛が生えている犬種は、

    指やピンセットでこれを抜く。(は、耳毛なし)

    イヤークリーナーなどを使って、そうじする。

    (見えている範囲にとどめる。奥までは、危険

爪切り

    爪が伸びすぎると、折れてけがをし危険。

    1カ月に1回はチェックし、伸びていたら切る

    (爪切りは、用、用がある。)

    白い爪・・・・血管が見えるので、それより先を切る。

    黒い爪・・・・血管が見えないので、少しずつ切る。

           出血した場合は、

                       ガーゼなどで被い強く圧迫するか、

           止血剤を用いる。

    は、切断面を爪やすりで丸めると良いが、

    は、爪が割れることがあるので、

            爪やすりはしない。

トリミング 

    肛門周囲、足裏の被毛は、

    短くしておいたほうが良い。

    肛門周囲・・・肛門を被っている毛と、

            便が付着する部分の毛を刈る。

    足裏・・・・・・・汗をかく場所であるので蒸れないように、

            室内の床で滑らないように、

            肉球の間や周囲に生えている毛を刈る。

歯  

    歯垢や歯石が付着しないよう、食後に歯を磨く。

    人の指にガーゼを巻いてこすったり、歯ブラシを使う。

    (嫌がらないように仔犬の頃より慣らしておくと良い。)

耳そうじ、爪切り、肛門腺しぼりのため、

毎月来院される飼い主様もいらっしゃいます。

日常手入れは、病気やけがの予防のために

必要なのです。

どうぞ、お気軽にご来院ください

  

    

    

      

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