シャンプーやトリミングは、プロにお任せ
といった飼い主様も多いかと思いますが、
日常ケアの必要性のお話です。
体の手入れを行うことは、
ペットも人も健康に生活するために必要なことです。
ペットは、やってもらわなければ,
自分では何もできません。
ブラッシング
皮膚と被毛の汚れを取り除くためと
皮膚の血行をよくする効果がある。
毛玉は、その下の皮膚に炎症や
感染を起こす可能性があるので
丁寧に取り除く。
ブラシ・・・・・・長毛のや
に用いると良い
スリッカー・・・毛玉や被毛のよれを取るのに有効
コーム(櫛)・・ブラシやスリッカーの後、
仕上げに用いる
シャンプー
皮膚や被毛の汚れを取り除くために行う。
特には、定期的に行うことが望ましい。
シャンプー剤、リンス剤は、
使ってみて相性の良いものを選ぶ。
被毛だけでなく、皮膚までよく洗浄する。
(耳の付け根、前足の肘の部分は、
皮脂がたまり易いので、丁寧に)
*1 シャンプー剤は残らないよう、すすぎは充分行う。
*2 タオルで水分を拭き取り、ドライヤーを使って、
完全に乾かす。
(*1*2 不充分だと、かゆみが出たり、
皮膚炎の原因になる)
耳そうじ
特に、耳の垂れているは、中が汚れやすいため、
手入れが必須。
プードルなど、耳毛が生えている犬種は、
指やピンセットでこれを抜く。(は、耳毛なし)
イヤークリーナーなどを使って、そうじする。
(見えている範囲にとどめる。奥までは、危険)
爪切り
爪が伸びすぎると、折れてけがをし危険。
1カ月に1回はチェックし、伸びていたら切る
(爪切りは、用、
用がある。)
白い爪・・・・血管が見えるので、それより先を切る。
黒い爪・・・・血管が見えないので、少しずつ切る。
出血した場合は、
ガーゼなどで被い強く圧迫するか、
止血剤を用いる。
は、切断面を爪やすりで丸めると良いが、
は、爪が割れることがあるので、
爪やすりはしない。
トリミング
肛門周囲、足裏の被毛は、
短くしておいたほうが良い。
肛門周囲・・・肛門を被っている毛と、
便が付着する部分の毛を刈る。
足裏・・・・・・・汗をかく場所であるので蒸れないように、
室内の床で滑らないように、
肉球の間や周囲に生えている毛を刈る。
歯
歯垢や歯石が付着しないよう、食後に歯を磨く。
人の指にガーゼを巻いてこすったり、歯ブラシを使う。
(嫌がらないように仔犬の頃より慣らしておくと良い。)
耳そうじ、爪切り、肛門腺しぼりのため、
毎月来院される飼い主様もいらっしゃいます。
日常手入れは、病気やけがの予防のために
必要なのです。
どうぞ、お気軽にご来院ください