今日は、乳腺腫瘍のお話です。
には5対、
には4対の乳頭があります。
乳房の異常は、発見しやすいので、
日頃から触れて観察
しておくことが大切です。
乳腺腫瘍はメスだけでなく、
オスにもごくまれに発症しますので、
ご注意ください
犬と猫の相違点
は
・良性と悪性
の比率は半々
・炎症性乳ガンという、非常に悪性の腫瘍があるので、注意が必要
は
・悪性である危険性が非常に高いので、早期
の治療が必要
観察のポイント
様子を観察
1)乳房に異常がある
2)乳房に腫れがあるが、妊娠中か授乳中である
早く病院へ
1)離乳したのに、乳房の腫れが続いている
2)交配していないのに、乳房が腫れている
3)乳房を触ると痛がる
4)乳房にしこりがある
至急病院へ
1)しこりから出血している
2)しこりがあり、乳房に発熱、痛みがある
3)後ろ足が腫れている
4)呼吸が苦しそう、など他の症状を伴う
(肺へ転移している可能性あり)
予防
の場合は、明らかに性ホルモン依存性の疾患ですので、
避妊手術をすることで予防できます
最初の発情前に手術→発症率0.05%
初回発情後に手術 →発症率8%
2回目発情以降に手術→発症率26%
繁殖を考えないのであれば、早期に避妊手術をし、、
予防してあげてください
「自然のままに…」との考えから、
手術に抵抗のある飼い主様もいらっしゃいますが、
発情の都度のストレスなども考え、
手術の再考をお願いいたします<m(__)m>