今日は、前回お話しました、
甲状腺機能低下症と同様に見過ごされがちな、
クッシング症候群についてのお話です。
クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)は、
中年齢以上の犬でみられ、猫
ではまれです。
性別に関係なく発症
し、
治療しないと徐々に進行し、
ペットの生活の質を悪化させてしまいます
また、この病気が原因で、
その他いろいろな病気を引き起こし、
命にかかわる場合もでてきます
症状
多飲多尿
食欲が異常に旺盛
腹部膨満
筋力の低下(運動したがらない、息切れするなど)
体全体に左右対称にかゆみのない脱毛
毛の色は正常より明るくなる
皮膚は薄く弾力性に欠ける
小さな外傷も非常に治りにくくなる
この病気についても、詳しくは
ホームページ「病気の話」をご覧
ください。