北海道車中泊の旅(2021年-25)道の駅国見から飯舘村の道の駅までい館

10月22日(金)18日目‐飯舘村道の駅までい館
　5時過ぎ起床、朝の道の駅、車中泊の車は7～8台って感じです。大型車も少なく静かな道の駅、国道13号線から少し入ったところにあるせいか交通量も少ないようです。
　
北海道車中泊の旅(10月22日‐1)


起きる前の4時ごろ24時間トイレに行きました。昨日説明を聞いた通り直売所とレストランのシャッターが降りていて真ん中に通路が出来ています。なるほどこれだと雪や寒さの心配もなく暖かくトイレが利用できます。雪国の工夫、納得です。

北海道車中泊の旅(10月22日‐2)　

そしてゴミ箱、北海道ではゴミの処分に随分と苦労させられましたのでこれを見ると何かホッとします。道の駅やその他の場所で「ゴミはお持ち帰り願います」と書いた看板をよく見かけるんですが、1～2泊の方は可能でしょうが長旅の人にとっては困ってしまいます。また「ポイ捨て禁止」の立看もよく見かけますが、捨てるところがないんですから……とか思っちゃいます。そして私も地元でやっていますが地域の人たちの道端の清掃活動、何か悪循環のような気がします。今回の旅ではコロナ禍もありごみの処分は本当に苦労しました。旅人用の全国共通のゴミ袋を販売するとかどうにかならないんでしょうか。(セイコマとセブンさんには買い物のついでにゴミを捨てさせて頂き大変お世話になりました)

北海道車中泊の旅(10月22日‐3)　

道の駅うごは街中にあって近くにガソリンスタンド、コンビニ、スーパー、ドラッグストアなどがあります。そして幹線道路である国道13号の湯沢から7～8㎞入ったところですので比較的静かです。旅の中継基地としてはgood、これから近くに来たら使わせて頂きます。
さて今朝の8時ぐらいここから自宅まで350㎞ぐらいですので今から頑張って走れば夕方ぐらいにには戻れるんですが、急ぐ旅でもないんでどこかでもう1泊しようと思います。

北海道車中泊の旅(10月22日‐4)　


まずは国道13号に出て山形県に向かいます。

北海道車中泊の旅(10月22日‐5)　

天童市、山形市を過ぎて上山市で左折、山を越えて宮城県に向かいます。山道に入った途端この看板、熊の看板は北海道で散々お目にかかりましたんでもう勘弁してほしいです。

北海道車中泊の旅(10月22日‐24)　

道の駅七ヶ宿にナビを設定していたんですが私のナビが古いせいかどんどん細い山道の方に誘導、道路標識には県道13号金山峠上山線の表示があるんですが、この道幅はヤバイ感じ、私のリスクセンサーもビンビン反応してますのでUターンして元来た道に戻ります。

北海道車中泊の旅(10月22日‐6)　

少し戻ったところの三叉路を左折して県道268号に、どうやらこっちがう回路にのようで道幅も広く走りやすいです。

北海道車中泊の旅(10月22日‐7)　


名も無き峠からの眺め、東北地方の背骨の奥羽山脈を越えたようです。

北海道車中泊の旅(10月22日‐8)　

そして道の駅七ヶ宿に到着です。

北海道車中泊の旅(10月22日‐9)　

ここなかなかいい感じ、目の前がダム湖の公園になっていてそこにも広い駐車場があります。ここで車中泊も考えたんですが今日はお目当てがありますので先を急ぎます。

北海道車中泊の旅(10月22日‐10)　


目的地をセットした私のナビはまたこんな道に誘導しようとしています。確かに地図を見るとこっちのほうがショートカットで全然近いんですが、旅も終わりに近く疲れているんでクネクネした道は避け大きな道を進みます。

北海道車中泊の旅(10月22日‐11)　

そして到着、目的地の道の駅国見、最近できたばかりのようでピッカピカです。てっきり宮城県だと思っていたんですが福島県なんですね、まぁ境目なんですけど知りませんでした。直売所を除くとリンゴやブドウ、そして野菜などが並べられていて人気の一端が伺えます。さて近くにお風呂がありますので取り敢えずそこに行きます。

北海道車中泊の旅(10月22日‐12)　

やって来たのは桑折町の温泉「うぶかの郷」です。

北海道車中泊の旅(10月22日‐13)　


お風呂も入りたかったんですが、目的はこっち、目の前をながれる産ケ沢川、ここでメノウの転石が採れるとの情報をネットで見つけたんですが……。

北海道車中泊の旅(10月22日‐14)　

川はあったんですが、流れの両脇にはススキとセイタカアワダチソウなどが繁茂していて川原など見当たらずとても探石できるような状況ではありません。まぁ情報なんてこんなもんです。お風呂に入ってスゴスゴと戻りました、残念。

北海道車中泊の旅(10月22日‐15)　

道の駅国見に戻ってさて早めに車中泊の準備でもと思っていたんですが、何と駐車場がほぼ満杯です。出来たばかりでピッカピカそして国道4号線の脇というロケーションもあって大盛況です。夜になればいくらか空くんでしょうが、何か静かに車中泊出来るという雰囲気はしませんでしたので、まだ時間もあることから別なところを探すことにしました。ネットで検索してみると30㎞ぐらいのところの飯舘村に4～5年前に出来た道の駅までい館が道の駅ランキングに入っていましたので、そこに行くことにしました。またまた無料の自動車専用道路がありましたのでこれを使わせて貰います。

北海道車中泊の旅(10月22日‐16)　


自動車道路を降りて山あいの道にはいると、わぉっサルが道路に、15～6匹の群れで何か食べてます。徒歩なら怖いですけど車なんで何なく通過です。

北海道車中泊の旅(10月22日‐17)　

これはたぶん田んぼの除染作業、あちこちで重機がうなりを立てて作業しています。あれから10年経ちましたけどまだまだのようです。

北海道車中泊の旅(10月22日‐18)　

飯舘村の道の駅「までい館」に到着です。(「までい」とは相馬地方の方言で「手間ひまかけて」とか「丁寧に」とかの意味)

北海道車中泊の旅(10月22日‐19)　


道の駅の反対側にある学校らしき建物、遠くからですが人の気配はしません。ここまでに来る間にも工事関係者の姿は見ますが住民らしき人影は町中心部のところ以外ではあまり見かけません。

北海道車中泊の旅(10月22日‐20)　

そんな中ここの道の駅は結構な車の出入りが、それはここにセブンがあるからで夕方になると一気に車が増えました。多分夕食の買い出しだと思います。

北海道車中泊の旅(10月22日‐21)　

そんな賑わいも19時ぐらいになると収まり、辺りは静寂に包まれました。星がキレイ、10年前あんなことがあったなんて露ほども感じられません。そんな飯舘村の道の駅「までい館」の夜が静かに更けていきました。


道の駅うご ⇒ 道の駅までい館 282㎞ 計 3,669㎞

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