五所川原立佞武多(ねぷた)
わお~、来ましたねぇ立佞武多。何ですかこれ、デカすぎてフレームに入りきれないです。アドバイス通り少し引き気味で撮影です。
「立佞武多」-1
ランキング参加中
上の方に人が乗って太鼓を叩いてますねぇ。
「立佞武多」-2
ねぷたの後から太鼓の山車、そして笛、小太鼓、鐘のお囃子部隊が続きます。
「立佞武多」-3
大きいの後にはこんな感じの小さなやつ、これが右に左に道路の観客席に突っ込んでくるんですが、まぁお約束の間近で寸止めってやつです。
「立佞武多」-4
わお~懐かしいですねぇ「安倍貞任」、平安時代の前九年の役、昔昔の歴史で習いました。
「立佞武多」-5
げぇっ、超デッカイやつが来ましたぁ、巨大です!!!
先ほどの太鼓のやつも大きかったですがこいつはさらにひと回り大きいです。
五所川原ねぷたも由来は青森ねぶたと同じように七夕祭り、精霊送り、虫送りなどの流れを汲むようです。そして五所川原ねぷたの最大の特徴は何といっても大きさといいますか、ねぷたの高さですね。灯篭としてスタートしたねぷたは、地域の木材や水産資源を背景とした豪商や大地主たちの富の象徴として徐々に巨大化していき、大正末期には20mにも達したそうです。しかしながらその後時代の流れから市内に電線が張り巡らされると次第に小型化、大型ねぶたは姿を消していったそうです。
「かぐや」-1
それが平成5年にこの巨大ねぷたの設計図が見つかったことで復元の機運が高まり、平成8年多額の市民の寄付もあり見事復元されました。そして平成10年には道路をよぎる電線などのインフラが整備されて、高さ22m、重さ16トンの巨大佞武多の市内運行が実現したそうです。
2019年作「かぐや」-2
以来、毎年新作の大型立佞武多が製作され当年を含めた直近3年の3台の大型ねぷたが祭りで運行されているそうです。これはその3台の巨大ねぷたのうちのひとつ、2019年の最新作「かぐや」です。高さ23m、重さ19トン、支える台車は1辺6m、おおよそ7階建てのビルに相当、まぁ7階建てのビルが道路を移動している感じです。
2019年作「かぐや」-3
本当に近づくとフレームから飛び出してしまいます。最初冗談だと思っていたんですが、本当です。縦長にして何とか収まる感じです。
2019年作「かぐや」-4
太鼓、笛、鐘の鳴り物は青森ねぶたと同じ感じなんですが、お囃子のリズムはちょっと違うようです。私は音楽的素養があまりありませんのでうまく表現できませんが、「ドドンガドン、そ~れ、ドドンガドン、そ~れ」って聞こえました。
「立佞武多」-5
そして青森は「ラッセラー、ラッセラー」でしたが五所川原は「ヤッテマ~レ、ヤッテマ~レ」という掛け声が入ります。「やってしまえ」という当地の方言だそうですが、青森と五所川原そんなに離れていないんですが違うもんですね。以前ねぷたはあちこちの町内の辻々でそれぞれ独自に運行されていて、交差点などでねぷた同士がぶつかると壊し合いになったそうで、その時の掛け声が「ヤッテマ~レ、ヤッテマ~レ」でこれが由来だそうです。各地の祭りで神輿や山車が出会った時に、お囃子の競い合いや神輿などのぶつかり合いの風習はよく聞く話ですので、ねぷたもその流れなんでしょうね。
「立佞武多」-6
青森ねぶたと同じように反時計回りに駐車場の方に歩きながら見ているんですが通りはなかなかの混雑具合、青森ねぶたの時とおんなじ感じでちょこっと道路に出て撮影したら「マナー違反ですよ」と注意されちゃいました。ついつい夢中に……、ダメですね、反省で~す。
あのビルの上からは良い感じの写真が撮れるでしょうね、羨ましいで~す。
「屋上観戦」
大きなねぷたの後には小ぶりのねぷたがやってきます。
「立佞武多」-7
周りにはいろんな衣装を着た人たちもいてなかなか楽しませてくれます。
「立佞武多」-8
すべてのねぷたではないんですが、大きなねぷたの後ろには「踊り子」がついて踊っています。
「踊り子」-1
衣装と振り付けは各連といいますかグループによってそれぞれのようです。
「踊り子」-2
おっとまた巨大な大型ねぷたがやって来ました。2018年作の「稽古照今・神武天皇、金の鵄(とび)を得る」、名前がちょっと長いですね、
「稽古照今・神武天皇、金の鵄(とび)を得る」-1
青森ねぶたと同じように周回コースを運行するんですが距離は短め、そしてねぷたの数も青森ほどではないことから何週かするようです(2週ぐらい?数えてませんでしたけど)。
「立佞武多」-9
五所川原市のストリートは(人口約54千人)青森市(人口約282千人)と比べると明かりが少ないせいかやや暗めなんですが、何かその分ねぷたの輝きが一層鮮やかに感じられます。光り輝いて闇の中に浮かび上がるねぷたはその部分だけを切り取ると、妖しさとかおどろおどろしさとかを発してるようにも見えました。
「立佞武多」-10
巨大ねぷたの最後の3台目がやってきました。2017年作の「纏(まとい)」、これ正面から撮りたかったんですがポジションを探しているうちに移動してしまいましたぁ、残念。ところで写真を撮っていてふと気づいたんですがこのねぷたの後ろのホテル祭りの時はいいでしょうね、まぁたぶん満室でしょうけど。
「纏(まとい)」-1
時この写真何とか巨大ねぷたが2台並べてフレームに入れたかったんですが、通りも狭く歩道も人がいっぱいで思うように動けずちょっと厳しかったですね。おっともう20時30分、祭りは21時までなんですが例によって少し早めに帰ることにしましょう。
今晩のお宿は道の駅「いなかだて」か道の駅「いかりがせき」でもよかったんですが、明日中に自宅に帰るとなると青森県からではやや厳しいので禁じ手の高速道路を使い、岩手県までワープすることにしました。
「稽古照今・神武天皇、金の鵄(とび)を得る」-2
少しでも節約ということでR7号を県境近くまで走り碇ヶ関ICで東北自動車道路に、100kmほど先の岩手県西根ICまでワープ、道の駅「にしね」を目指しました。途中目を開けていられないほどの強烈な眠気に襲われ2度もSAで休憩、ばたばたでしたが何とか到着することが出来ました。
そしてそのままシュラフに潜りこむとあっという間に深い眠りに引きずり込まれてしまいました。
次回に続く
ランキング参加中
わお~、来ましたねぇ立佞武多。何ですかこれ、デカすぎてフレームに入りきれないです。アドバイス通り少し引き気味で撮影です。
「立佞武多」-1
ランキング参加中
上の方に人が乗って太鼓を叩いてますねぇ。
「立佞武多」-2
ねぷたの後から太鼓の山車、そして笛、小太鼓、鐘のお囃子部隊が続きます。
「立佞武多」-3
大きいの後にはこんな感じの小さなやつ、これが右に左に道路の観客席に突っ込んでくるんですが、まぁお約束の間近で寸止めってやつです。
「立佞武多」-4
わお~懐かしいですねぇ「安倍貞任」、平安時代の前九年の役、昔昔の歴史で習いました。
「立佞武多」-5
げぇっ、超デッカイやつが来ましたぁ、巨大です!!!
先ほどの太鼓のやつも大きかったですがこいつはさらにひと回り大きいです。
五所川原ねぷたも由来は青森ねぶたと同じように七夕祭り、精霊送り、虫送りなどの流れを汲むようです。そして五所川原ねぷたの最大の特徴は何といっても大きさといいますか、ねぷたの高さですね。灯篭としてスタートしたねぷたは、地域の木材や水産資源を背景とした豪商や大地主たちの富の象徴として徐々に巨大化していき、大正末期には20mにも達したそうです。しかしながらその後時代の流れから市内に電線が張り巡らされると次第に小型化、大型ねぶたは姿を消していったそうです。
「かぐや」-1
それが平成5年にこの巨大ねぷたの設計図が見つかったことで復元の機運が高まり、平成8年多額の市民の寄付もあり見事復元されました。そして平成10年には道路をよぎる電線などのインフラが整備されて、高さ22m、重さ16トンの巨大佞武多の市内運行が実現したそうです。
2019年作「かぐや」-2
以来、毎年新作の大型立佞武多が製作され当年を含めた直近3年の3台の大型ねぷたが祭りで運行されているそうです。これはその3台の巨大ねぷたのうちのひとつ、2019年の最新作「かぐや」です。高さ23m、重さ19トン、支える台車は1辺6m、おおよそ7階建てのビルに相当、まぁ7階建てのビルが道路を移動している感じです。
2019年作「かぐや」-3
本当に近づくとフレームから飛び出してしまいます。最初冗談だと思っていたんですが、本当です。縦長にして何とか収まる感じです。
2019年作「かぐや」-4
太鼓、笛、鐘の鳴り物は青森ねぶたと同じ感じなんですが、お囃子のリズムはちょっと違うようです。私は音楽的素養があまりありませんのでうまく表現できませんが、「ドドンガドン、そ~れ、ドドンガドン、そ~れ」って聞こえました。
「立佞武多」-5
そして青森は「ラッセラー、ラッセラー」でしたが五所川原は「ヤッテマ~レ、ヤッテマ~レ」という掛け声が入ります。「やってしまえ」という当地の方言だそうですが、青森と五所川原そんなに離れていないんですが違うもんですね。以前ねぷたはあちこちの町内の辻々でそれぞれ独自に運行されていて、交差点などでねぷた同士がぶつかると壊し合いになったそうで、その時の掛け声が「ヤッテマ~レ、ヤッテマ~レ」でこれが由来だそうです。各地の祭りで神輿や山車が出会った時に、お囃子の競い合いや神輿などのぶつかり合いの風習はよく聞く話ですので、ねぷたもその流れなんでしょうね。
「立佞武多」-6
青森ねぶたと同じように反時計回りに駐車場の方に歩きながら見ているんですが通りはなかなかの混雑具合、青森ねぶたの時とおんなじ感じでちょこっと道路に出て撮影したら「マナー違反ですよ」と注意されちゃいました。ついつい夢中に……、ダメですね、反省で~す。
あのビルの上からは良い感じの写真が撮れるでしょうね、羨ましいで~す。
「屋上観戦」
大きなねぷたの後には小ぶりのねぷたがやってきます。
「立佞武多」-7
周りにはいろんな衣装を着た人たちもいてなかなか楽しませてくれます。
「立佞武多」-8
すべてのねぷたではないんですが、大きなねぷたの後ろには「踊り子」がついて踊っています。
「踊り子」-1
衣装と振り付けは各連といいますかグループによってそれぞれのようです。
「踊り子」-2
おっとまた巨大な大型ねぷたがやって来ました。2018年作の「稽古照今・神武天皇、金の鵄(とび)を得る」、名前がちょっと長いですね、
「稽古照今・神武天皇、金の鵄(とび)を得る」-1
青森ねぶたと同じように周回コースを運行するんですが距離は短め、そしてねぷたの数も青森ほどではないことから何週かするようです(2週ぐらい?数えてませんでしたけど)。
「立佞武多」-9
五所川原市のストリートは(人口約54千人)青森市(人口約282千人)と比べると明かりが少ないせいかやや暗めなんですが、何かその分ねぷたの輝きが一層鮮やかに感じられます。光り輝いて闇の中に浮かび上がるねぷたはその部分だけを切り取ると、妖しさとかおどろおどろしさとかを発してるようにも見えました。
「立佞武多」-10
巨大ねぷたの最後の3台目がやってきました。2017年作の「纏(まとい)」、これ正面から撮りたかったんですがポジションを探しているうちに移動してしまいましたぁ、残念。ところで写真を撮っていてふと気づいたんですがこのねぷたの後ろのホテル祭りの時はいいでしょうね、まぁたぶん満室でしょうけど。
「纏(まとい)」-1
時この写真何とか巨大ねぷたが2台並べてフレームに入れたかったんですが、通りも狭く歩道も人がいっぱいで思うように動けずちょっと厳しかったですね。おっともう20時30分、祭りは21時までなんですが例によって少し早めに帰ることにしましょう。
今晩のお宿は道の駅「いなかだて」か道の駅「いかりがせき」でもよかったんですが、明日中に自宅に帰るとなると青森県からではやや厳しいので禁じ手の高速道路を使い、岩手県までワープすることにしました。
「稽古照今・神武天皇、金の鵄(とび)を得る」-2
少しでも節約ということでR7号を県境近くまで走り碇ヶ関ICで東北自動車道路に、100kmほど先の岩手県西根ICまでワープ、道の駅「にしね」を目指しました。途中目を開けていられないほどの強烈な眠気に襲われ2度もSAで休憩、ばたばたでしたが何とか到着することが出来ました。
そしてそのままシュラフに潜りこむとあっという間に深い眠りに引きずり込まれてしまいました。
次回に続く
ランキング参加中
あまりの大きさにビックリして来ました
来年は青森のねぶた観に行きたい私です
青森ねぶた、豪華で鮮やかでそしてにぎやかで良いですよ。
わたしは弘前ねぷた見てみたいです。でも遠いんですよね、青森。
いつか機会があればですね。
ではでは。