コーラルピンク

今年の石ころ第３位
年末ということで今年ゲットした石ころ達を振り返ってみたいと思います。
まぁ順番をつけるつもりはないんですが、敢えてつければお気に入りの第３位は枝幸めのうです。.

「枝幸めのう」-1
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川に沈んでいた時は何の変哲もないややくすんだ白っぽいメノウでした。

「枝幸めのう」-2

見つけたときは色合いもいまいちですしどうしようか迷ったんですが、メノウにしては約20㎝と大ぶりでしたので持ち帰ることにしました。

「枝幸めのう」-3

自宅に戻り庭先の収集した石ころ達と同じところに放置しておいたんですが、ある朝何気なく覗いてみると無色透明のはずのメノウにほんのり色が付いているではありませんか。

「枝幸めのう」-4


見る角度や朝晩の光の具合によって淡いピンク色や少し黄色味がかった色やうす紫色などにみえます。
たぶんメノウの光の透過性によるプリズム効果（光の分散・屈折）でそう見えるんだと思います。このメノウの横腹には入り口が三角形の洞が中心部に向けて開いていて、どうやらこれがこの効果を増幅させているみたいです。

「枝幸めのう」-5

私はどうも残念ながら秀でた芸術的才能は持ち合わせていませんので、この色をどのように表現すればいいのかうまい表現が見つかりませんでした。

「枝幸めのう」-6

まぁ日本語で表現すれば「透きとおる淡いピンク」なんでしょうがこれではちょっとインパクトが……。コスモスピンク、シルキーピンク、パウダーピンク、ミルキーピンクなどいろいろ考えたんですがしっくりきません。
色を表現するのは難しいなぁと思っていた時に、海中のサンゴにこんな色があったようことがふと思い浮かびました。海中に揺らめく淡いピンクのサンゴ、感覚的にピッタリのような気がしました。そしてサンゴ色⇒コーラルピンク、的を得た表現かどうかは分かりませんが響きがいいんでこれにした次第です。

次回に続く
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