まぁるい抱っこ

播州平野の一角で、ワンコと暮らすピースフル日記☆

梅雨のさなか ~花~

2010年06月25日 | ワンコとお出かけ
木曜日、振り替え休日でした
梅雨のまっさなかだし、火曜・水曜と雨だったし
お天気がどうなるかなぁ、って思ってたら なんと30℃の夏日
こりゃ、せっかくだから お出かけしようってことで・・・

應聖寺(おうしょうじ)というお寺に 行ってきました

  



  
鮮やかに咲いた金糸梅や、池の鯉が出迎えてくれました

少し前に、このお寺は今、「睡蓮」が花盛りと言う話を聞き、
機会があれば行ってみたいと思っていたんです

写真、たくさん撮ってきたので載せちゃいます

  

わあ、お池が 睡蓮の葉で覆いつくされていますよ~


睡蓮の花は、女性の両手のひらで「花の形」を作ったぐらいの大きさです
午前中は、思い切り花を開いていますが
午後からは しだいに花びらを閉じてしまうんだって

ピンクの睡蓮




白い睡蓮




陽射しはジリジリと暑かったけど、とても涼しげな睡蓮のお池です

お日様にキラキラ輝くお池から、お堂の方へ歩いていきますよ~


青い空に向かって 凛とした木が伸びています


沙羅 です

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響有り。
沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす・・・



平家物語に書かれている「沙羅の花」
このお寺は「沙羅の花の寺」としても 有名なんですよ



今年は、花の時期が例年よりも10日ほど遅いらしいんです
なので、まだまだ3分咲きといったところでしょうか


ころんとした可愛いツボミがいっぱいありますよ

去年はもの凄くたくさんの花を咲かせたという沙羅の花
今年はその反動で、ちょっと少なめになるのだとか…


本堂のお賽銭箱の上にも、ほら、沙羅の花が浮かべてありました
おっしゃれ~、というか 気持ちが清められるというか、
欲のあるお願い事はできないな、と思いました

沙羅の花は、お釈迦様が涅槃に旅立ったとき、
季節はずれであるにもかかわらず にわかに花開き、匂い放ち、
すべての花が お釈迦様の体の上に散り落ちたといいます

ここのお寺にも お釈迦様がいらっしゃいましたよ
 ↓ 頭                       ↓ 足


お釈迦様が横になっている姿(涅槃像)だそうです
この4隅にも 沙羅の木が植えられていました
お釈迦様の胴体部分は サツキなんだって
4月には、ピンクの衣をまとって横になっているお釈迦様が見られるね~



平日だったので参拝客も少なく、ゆっくりと見ることができました
睡蓮も沙羅も 本当に清らかで美しい花でしたよ
山の中の静かなお寺、秋の紅葉の時期もいいだろうなぁ


梅雨のさなかのお出かけ日和、
さぁて、 次へ行きますよ~



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