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アタシの大事な大事な、可愛い可愛いルンナは
3日前、命を落としかけました
(現在ルンナは元気でピンピンしています! 大丈夫です!)
とんでもない出来ごとの情景を思い出すと 胸が痛苦しくなってしまい、
なかなか日記にすることができませんでした
少し気持ちも落ち着いてきたので、
ルンナとの暮らしの中で起きたことを、正直に記しておこうと思います
長い筆記になります
内容が内容なので、どうぞスルーしてくださいね
10月11日 午前1時50分
「ギャン」という泣き声で飛び起きると、ベッドと家具の間の、
13cmほどの隙間にルンナが落ちて嵌ってしまってました
それも仰向けで。
フロアベッドなので、それ自体の高さは20cmぐらいですから
落ちた衝撃はさほどなく、ポソッと嵌ったという感じだと思うのです
これだけのことなら どうってことないのですが…
仰向けにひっくりかえって挟まってしまったということに
よほどビックリしたのでしょう
アタシが救い上げてヨシヨシしても 体をねじって
目を剥いて「ヒンヒン」と泣き続けたんです
体はものすごく固くなってました パニックになっていたようで…
床の上に立て膝をつき、ルンナを抱っこしたままヨシヨシしていたその時、
いきなりルンナ、グイーッと体をのけぞらせました
それはそれはすごい勢いでのけぞりました
そしてアタシの手から飛び出すような感じで 頭から床の上に。。。
ゴンっていう音と「ギャッ」って短い悲鳴が同時に!
ほんとうにあっという間でした
ルンナっ
あわてて抱き上げましたが ルンナはまったく動きませんでした
カッと目を見開いたままで、どれだけ揺すっても瞬き一つしません
その目はどこを見ているのか焦点もなく、
口からはダラダラとヨダレが溢れ、舌も出てしまいました
ルンナっ ルンナっ ルンナっ ルンナっ ルンナっ
どれだけ呼んでも呼んでも呼んでも無反応でした
ルンナの小さな鼻先に自分の鼻を近づけても 胸に掌をあててみても
何の動きも感じられず、アタシは気が狂いそうになりました
病院に電話をかけましたが やはり時間外、繋がるわけもなく…
ルンナが死んじゃう いえ、 死んじゃったと思いました
アタシは体が震えてしまって 涙で前が見えなくて 何もできなくて…
「妹さんに電話しろ!」のともさんの声で我に返り
ケビンママ(妹)に電話をして泣きながルンナのことを話すと、
ケビンママは「私が病院を探してあげるから それまでがんばって」と。
「ルンナが息をしていない ルンナを助けてぇ」
ともさんも、名前を呼びながらルンナの体をさすってくれました
ルンナの舌はますます伸びて出て真っ白になっていました
その時にとっさに頭に浮かんだこと… 「心臓マッサージ」
夏音の日記のカノンママさんの体験談
カノンママさんちのプードルのカノンちゃんが夜中に倒れて
呼吸をしていないと分かった時に
無意識のうちに心臓マッサージをしたという。
運ばれた病院でも 医師たちが心臓マッサージと人工呼吸を施したと、
そう書いてありました
この日記のことが頭をよぎり ともさんに「心臓マッサージしてー」
「心臓マッサージってどうやるんやっ」
「なんでもいいから胸を押してッ」
ともさんが 指でルンナの胸をグッグッと何回か押さえ続けていると
「ゲホッ」と咳き込みました ルンナが動いたんです
「ルンナっ ルンナっ」と声をかけると 「ゲホッ ウエッ」と
息を吹き返してくれたのです!
その時、ケビンママから「診てくれる病院があった」とコールバック
その病院までアッちゃんぶっ飛ばして行きました
夜中だったので病院まで15分かからなかったと思います
車の中でもともさんが ずっとルンナの体をさすってくれていました
病院に着くと、ケビンママも来てくれていました
先生に、慌てて支離滅裂な説明をするアタシ
「お母さん!落ち着きなさい!」と先生に一喝されてしまった
まずはレントゲンを撮って、酸素室へ
目がうつろでオスワリもできない状態のルンナ
息をするのがとても辛そうでした
2~3分ほど酸素室にいたでしょうか、
白かった舌にピンク色がさしてきました
それから採血して、点滴をすることになりました
点滴をしながらレントゲン写真を見て 状態の説明をしてもらいました
頭部や四肢、内臓に目立った損傷などはないが
右肺に小さい影がある
少し出血しているようだ、と…
10分ほど点滴した後、心電図をとりました
心拍数が低い… 先生は「これはちょっと心配だ」と、
じーっとモニターを見つめ続け、一言、
「心臓が止まってた可能性がありますね」
あぁ、やっぱりあの時、
呼吸していないと思った時、そうだったんだー
背筋がゾゾッとして とても気分が悪くなってしまいました
見よう見まねで胸を押しました、と告げると、
先生は「それが功を成したかな」とポツリ。
しばらくモニターを見ているうちに、だんだん心拍数も上がってきたので
血液検査の結果が出るまで再び酸素室へ
血液検査の結果も特に異常はなく、内臓破裂や骨折はありませんでした
「命は大丈夫ですよ」の先生の言葉に どんなにホッとしたことか
頭を打ち、強度の脳震盪を起こしたので24時間は絶対安静!
24時間以内の吐き気やふらつきに 充分に注意するようにとのことでした
病院についてから1時間ほど経った頃には ルンナの眼もしっかりしてきて
ヨダレも止まり、お座りできるようになっていました
処置が終わって先生から、
「今、出来るだけのことはすべて処置しました」
「点滴の管はそのまま右手につけたままにしておきます」
「肺に出血があるから、24時間は絶対安静にしておくように」
「吐き気やふらつき、咳に充分気を配ってください」
「しばらくは毎日点滴に通ってください」
ルンナ、助かったんだーーー
ルンナ、どこにも行かずに ここにいてくれてる
ルンナ、ありがとうありがとう
ごめんねルンナ、もっとしっかり抱いてれば頭を打つこともなかったのに
ごめんねルンナ ありがとうルンナ
“ありがとう”と“ごめんなさい”の2つのワードが
頭の中をグルグルと渦巻いていました
一時は心臓が止まっていたと思われるルンナが
今、いつもと変わらずにアタシの傍にいてくれてます
ご飯もガツガツと、フルルよりも早くに食べ終わります
呼吸もまったく普通どおりです
ルンナ、ルンナは強い子だね 本当に強い子だね
ルンナの生命力に 心から心から感謝しています
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/d9/beaa75c9d3645d46ad6fa415ea8dc195.jpg)
普段はいないともさんがいてくれたこと、心強かったです
アタシひとりでは どうなっていたかわかりません
カノンママさんの日記を読んでいてよかった
それがなかったら もしかしたら… そう思うと足が震えます
ケビンママ、いつもなら寝ている時間なのに ダメ子のアタシの代わりに
迅速に対処してくれて 本当に助かりました
そして、真夜中にも関わらず 「すぐに連れてきなさい」と
診察してくださったH先生、本当にありがとうございます
病院から出る時に先生がおっしゃった言葉
僕は365日24時間、
いつでも連絡がとれるようにしていますから
何かあったらいつでも連絡くださいよ
アタシには、まさしく神の声に聞こえました
家に帰りつくと、時計は午前4時前でした
まさか、まさかのことでしたが
パニックになってたルンナを なぜもっとしっかり抱っこしてなかったのか、と
それがとても悔やまれるのです
週明けもまた、点滴のために病院へ行きます
ルンナの右手には 点滴のための管がささったままなのです
それが気になってて、いつもよりは少しおとなしめのルンナですが
元気にしています(^_^)
~~ルンナの記録~~
長い長い文章、読んでくださってありがとうございます