馬とモンゴル

乗馬によるモンゴル大自然の四季と牧民生活の折々を日記風に

はかなさ

2019-08-30 11:06:22 | 首都散策・秋季

夕陽の

今年のモンゴル夏は何処にいたのやら
毎夜探しあぐね疲れる散歩

  

ふと空を見上げれば太陽までが
釣瓶落としの如しとき

我が身をながむるれば
衣ほころび縫い糸のたれ

気をとりなして帰路に足を向ける
夏草も寂しげな音に聞こゆる

あぁうつしおみよ

早きこと

  

帰り道、ひとり寂しき線路みち
列車が激しく走り去る

夕暮れに見た景色の如く

あききたり夏の喧騒うつしおみ
きみ思ひしも雲となり消え

夢の如し

  速きこと風の如し

深夜の帰り道線路道には誰一人なく
遠くより汽笛鳴らし走り来る機関車

轟音を立てながら走り去る
次なる機関車も空石炭貨車を何十連と繋ぎて

矢の如し走り去る
明日から新たな一歩だ

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