部屋と二重窓の関係
生活に無頓着な爺さんでも
此処だけは自然界だろうが許せないという境界(結界)
マイナス35度くらいまでは二枚のカーテンで夜を越せるが
それ以上になると如何も体が反応してしまう
マイナス40度を超えると外気温度が
二重窓を突き破り刺してくる
室内は28度であるにも関わらず
本当は植物など犠牲にして厳重にカーテンを4重にすれば
気持ちよく生活できるであろうが植物が厳重な防備を邪魔している
可愛い奴どもである
お陰で風邪を引きそうになり
かなり苦労している
それでも矢張り冬にも緑ある空間だけは確保したい
これが半世紀生きてきた日本での生き方なのだろう
植物を犠牲にするという気持ちが起こらない
二枚目のカーテンは閉めずのカーテンにしている
チョと目に飾り布団を寒さ除けにして寒さ対策
マイナス40度以上になったのは今季二度目
出窓と室内
最初は正月早々だったが二重窓にビッシリ氷の塊ができる
植物を置いているから水分が異常に発生する
出窓の奥行は30㎝で20㎝の壁と10㎝の出っ張り棚
そこには結露がタラタラと容赦なく流れ落ちる
建設中は結露も窓を伝わり出っ張りに落ちてくるまでに
寒さで氷と化し棚には特大な氷の塊ができていた
生活しだせば氷の塊が解け床にポタポタと落ちて
フローリング材を変形させて今う厄介物になる
現地人はどうしているか一度、聞いたことがあるが大丈夫とか
雑巾やタオルで拭いているという
何度か部屋を訪問して窓を観察すると
対策などしている様子が見えない
神経質な爺さんの窓だけ自然界が嫌がらせ?
好んで住む場所じゃない
今週末まで寒さが厳しいらしい
その後はゆっくりではあるが寒さも和らぐようである
昨日から天空に石炭煤煙の傘が出来上がり
直ぐ傍の煙突さえ見えない外気の景色
今年から出窓と壁の間に3㎝の断熱材を当て
カーテンを閉め二重窓のガラスから刺す外気を遮断
カーテンの直ぐ下には暖房用スチームが
50度くらいの温水を循環させている
1mの間隔を置いて段ボールと飾り布団で
窓の寒気を防いでいる
それでも寝る時に補助暖房機を消すと
室温が26度になる
何もできない
自然に対して私は贖う行動をしている
大抵は自然に負けるわけだが
生きる根性というか負けたくないという
バカみたいな無駄な行為だけが残る
朝起きて最初に行う行為はカーテンを開ける
何でもない動作だがモンゴルじゃ
一つの大切な行為でもある
神との闘いの結末?
爺さんの少しだけ戦いの跡
そこには水分が700㏄から1リトルの
痕跡として残る