異常だ!
今年の五月25・26日に大雪が降って本格的な春が遣って来るなんて大見得を切った私である
案の定!大見得は外れて恥をかいた!
そして夏のナーダム祭が始まるのだがナーダム祭事は前後して雨が降り大地を肥やす!
それも今年はなかった、大見得に打ち拉がれ現地の牧民にも見放された年老いた爺さんだった
ところがナーダム祭が終わり雨が降らない時期に大雨が降り今、寒さが増していく時期に
それ降れそれ降れの掛け声で深夜になると雨が降り出し寒さを加速させているようである
世界中で有り得ない大雪や豪雨・巨大なハリケーン・台風が世界各地で発生し世間を驚かせている
これこそ地球に何かが起きている証拠だろう!
十余年滞在しているが
長年異国の地にいると現地人より見えないものが見えてしまう!
過去を振り返るとこんな気象は始めてである!五月の大雪より今の雨を予測したほうが
賢明だったかもしれないが、この時期に雨や雪が降るなんて予測したら
私はノストラダムスになる
現地人も今年の厳寒期を心配しているというか気象庁が注意を呼びかけているという
今降っている雨は草原に家畜の餌として刈り取らないで残している厳寒期用の枯れ草を
腐らしてしまう!
このまま、寒くなればいいがそうはいかない!例年だと一ヶ月早い冬の到来!
これからも太陽が出れば高温になる日が何日もある、濡れた草は腐る!
本格的に寒くなると草原に草がなくなるという事を国として心配している
こんな気象は初めて
昨夜も午前零時頃から雪交じりの雨が降り出した!
二重窓から外を眺める寂しさは儚いというか気持ちを余計寂しくさせる
傍に誰かいればこんな夜もいいものだなァー なんて風流になれるが独りじゃ
オロオロするばかり!はやく明日にならないかと願うばかり
暖房も入らない部屋で一夜を過ごし朝を迎えるとやはり外は雪景色だった
界下のゲルも雪景色!現地人にはなんでもない事だが外国人の私には
死を意味する光景である、街中でも現地人が咳き込む声を耳にすると
寒さで喉をやられているのがわかる・・そういう私も慢性的な喉の炎症が
続いている