馬とモンゴル

乗馬によるモンゴル大自然の四季と牧民生活の折々を日記風に

汚い空気を吸いに郊外へ

2016-01-03 13:21:05 | 冬景色

テレルジは

首都は三が日(今日も)太陽が出て晴天の新年を迎えている
郊外に住む知り合いの牧民の家へ新年の挨拶がてら訪問!

グレー家族は何時もの冬宿営地には居ませんでした
何処へ行ったのか、きっと百km離れた宿営地へ移動か!

例年に比べ寒さが酷いモンゴルは案の定というか
矢張りトーラ川は全面凍結していた

しかし、家畜用の草がないのと積雪が酷く草原の草が隠れてしまい
家畜が食べるには無理がある

そのせいか何時もの草原には牧民が殆ど居なくなっていた

それにナライハ町・首都から排出される石炭のスモッグでナライハ・テレルジ
全体の地域で写真のとおり煤煙で晴天のはずの空が見えなくなっていた 

         

公害化

首都を東に向かいテレルジへ向かった!

首都が晴天だったので郊外はもっと晴天のはずと東ゲートを進むと
首都から排出される煤煙が延々とテレルジまで伸びている

何だ!この暗さは・・雪雲のような煤煙が切れ目なくそらを覆っている

太陽が沈んだ直後の暗さである

写真撮影は失敗である!・・

仕方ない・・凍結した国道をノロノロ運転で

ここまできて引き返すのも面倒とばかり何時もの場所へ行くと

凍結した川を渡った車の形跡が殆どない!

今までの感で渡れると確信している私は躊躇することなく渡る

大丈夫であるが車の轍がない?

牧民は積雪と草の関係を知っているのか 

        

お客はゼロ!

草原に昨年のように多くの牧民が生活していれば家族や親族が
新年の挨拶や帰省で雪道だろうと凍結した川だろうと車の轍が

無数に付くはず?・・・まるでない!

ここがまだまだ経験未熟な爺さんである・・・

グレーたちが居るはずの牧場へ向かうと煤煙の濃さが酷くなってきた
その内、車の轍の跡も無くなり爺さんが勝手に道を作るしかない

案の定! 

        

少しだけ太陽が顔を出した!

午後4時頃の太陽である!一時間もすると太陽は沈む

この跡の顛末は明日にご期待!
爺さんは正月早々から本格的な労働をする羽目に!

美しい樹氷も景色もこの二枚の写真だけ! 

ほんブログ村

 

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 緑の暮らしへ にほんブログ村 ライフスタイルブログへ

にほんブログ村




最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。