馬とモンゴル

乗馬によるモンゴル大自然の四季と牧民生活の折々を日記風に

日曜日の顛末最終回

2016-01-06 03:32:37 | 自然科学・現象・地球

久しぶりの快感!

新年早々、大仰な重労働を赤鬼・青鬼からやらされた!

それも二度にわたって!

昨年の6月から半年間余り音信不通にしていたら天からも見放された?

グレーの冬宿営地に行くと家族も近所の牧民たち誰一人いない
積雪の中に牧場だけがモノ悲しそうに

薄闇の中、浮かび上がっていた 

        

ここへ来る500m手前の難所で窪地へ車を落としてしまい難儀した

牧場へやっと着いて見れば家族はいない・・

一昨年の宿営地だろう
ここから50km離れた奥テレルジの山奥の中!

そこには家畜に与える充分な枯れ草が有る

爺さんは此処から道なき道を自力で探しながら帰るしかない
牧場から西へ1kmまでが窪地だらけの難所の雪原!

彼ら牧民がいれば車の道を作っているが誰一人いない雪原じゃ

帰りも同じ場所付近で矢張り車を窪地に落とす・・

要領よく簡単に上げる事が出来たが鈍った身体には刺激充分過ぎた

万一、車が動かなくなれば下の写真の牧場まで距離にして20km
歩いて助けを請うしかない場所だった 

生きているって感じ

       

帰り道は煤煙と太陽が落ちて雪原の明るさと車のライトだけが頼り!

何時も渡りなれている凍結したトーラ川まで辿り着ける事ができるか

行きは写真の牧場を写真に写せたが帰りは牧場すら見えないくらい闇の中を
今思えばこの牧場以外に草原に牧民はいなかった

この牧場から先には車が通った道がなかったが、普段、通りなれた場所だったのと
明るかったので如何にか目星をつけて走った・・帰り道はそうは行かない 

ここらあたりだろうと目検討をつけながら走るので精一杯だった!

以前も夏場にロシア国境付近で真っ暗闇の中!
道も分からず走り回った経験を思い出す!

この時はロシアへ行ったららどうしようと真剣に心配した!

途中で草臥れ、丘の上で車を止め眠っていたら朝になり騒がしい!
車の周りに子供や大人が集り騒いでいる・・

よく見ると村の真ん中で寝ていたのである 

 今回は一人旅で厳寒期でもある、途中で帰り道が分からなくなり
車中泊とは悠長な事も考えようもない

如何にかトーラ川付近まで来た時はホッとした 

ただただ反省中です!

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