競馬マニアの1人ケイバ談義

がんばれ、ドレッドノータス!

ハービンジャーはどうか?

2014年08月21日 | Weblog
先日話をした13年産キャロット新規募集馬ですが、先日は5頭まで絞ったと書きましたが、現在は3頭まで絞ってます。もう名前を出してもいいでしょう。カメリアローズ13(牡父ダイワメジャー)・ダンスザクラシック13(牝父ゼンノロブロイ)・カニョット13(牝父ゼンノロブロイ)。ゼンノロブロイ仔が2頭いますが、別に私がゼンノロブロイ仔が好きってわけではありません。たまたま血統構成が好きな馬がゼンノロブロイ仔だっただけです。
では、この3頭で申し込むのかと言えば、ちょっと物足りないような気があります。そこで別の馬を検討することにしました。
前回検討したとき、実はハナから除外した種牡馬がいました。ハービンジャー。イギリスの伝統G1キングジョージを制覇した馬です。社台グループがネクストサンデーサイレンスと期待して導入した馬。しかし、私はイマイチ信用できませんでした。私はメイショウサムソンの仔が走ると思いその仔を買ったのですが、これがぜんぜん走りませんでした。それで新種牡馬が嫌いになりハービンジャー産駒をハナから除外して考えてました。
実際のところ、ハービンジャー産駒は走ってるのでしょうか? ちょっと調べてみることにしました!

調べたらハービンジャー産駒はここまで5勝してました。うち4勝が新馬戦。1勝が未勝利戦。5勝中4勝までが札幌競馬場、残り1勝が函館競馬場でした。東京・阪神・福島・中京・新潟・小倉では勝ってません。北の大地が好きなのでしょうか? 
距離は1800mで4勝、1500mで1勝。全部芝コースです。距離は長距離の方が得意なようです。
勝ち馬を見てみると、母馬におもしろい共通点を見つけました。母馬を勝ち星数とともに列記してみましょう。
・ギーニョ(新馬勝ちスワーヴジョージの母) 2勝
・ピサノグラフ(新馬勝ちジャズファンクの母) 4勝
・ダンスインザムード(新馬勝ちフローレスダンサーの母) 5勝(+海外1勝)
・ハッピーパス(新馬勝ちカービングパスの母) 5勝
・ケアレスウィスパー(未勝利勝ちトーセンバジルの母) 3勝
ギーニョはもっと勝ってた記憶があるのですが、2勝でした。ただし、2着が6回もありました。ケアレスウィスパーは3勝ですが、関東オークス2着があります。それ以外は4勝以上。ハービンジャー産駒の活躍馬は、名牝の仔があたり前のようです。
もう1つ共通点があります。新馬戦を勝った4頭は母父サンデーサイレンスでした。未勝利馬を勝ったトーセンバジルは、母父父がサンデーサイレンス。母系はサンデーサイレンスがいいようです。

実は新規募集されるキャロット馬の中に、母父サンデーサイレンスで母が名牝な仔が1頭います。ディアデラノビア13。そう、我が一口愛馬だった馬の仔です。当然母親優先権を持ってます。最優先を行使すればほぼ間違いなく取れる馬です。
しかし、です。私はこの血族の馬を今まで5頭買ってます。牝馬はディアデラノビア・ドゥルセデレーチェ・ディアデラマドレ。牡馬はアルファホール・ディアデラバンデラ。牝馬はドゥルセデレーチェは失敗でしたが、ディアデラノビア5勝、ディアデラマドレはここまで4勝挙げてます。それに対し牡馬は、アルファホール0勝、ディアデラバンデラ1勝。ともかく私が買ったこの血統の牡馬は気力がありません。自分の職業が競走馬だと自覚してないのです。ディアデラノビア13も無気力な馬である可能性は否定できません。
ちなみに、ディアデラマドレの1つ年下の弟ディアデルレイは、新馬戦を勝ったものの、それ以降はただの馬になってしまいました。ディアデラノビアのうーんと年下の弟で現3歳のプルママルカは、未勝利で終わりそうです。
8月31日ディアデラマドレの弟サンマルティンがデビューします。この馬の父はハービンジャーです。この馬の走りを見て、ディアデラノビア13の取捨を検討してみることにします。