今年もあと3週間で終わろうとしている。
先週末、勉強途中の『中国が止まったら・・』の『メモ』を残したが・・・
早速、これを『危機』として捉えてくれた『古老技術屋』から・・
沢山の『思い』や、『どないなるんやろ』との『メール』が飛んできた ・・
『確かに、我々『中国依存度』はものすごく高い』『知らないことが多すぎる』
『ほとんどの身の回りの物は・・『完全日本製』ではない』
『組立てるのに・・『ネジ1本』無かったら。『製品化』は無理』
『『日本回帰』もいいけど、すべてが戻らないと・・成り立たない・・・』
『何度か話題となっている『風や桶屋』ではないけど、『中国』の先も・・』
『『SDGs』もいいけど・・』『まずは・・『今』を見つめる必要があるのでは』
『最近『BCP・BCMという声も聞こえない・・ような気がしている』
『『喉元過ぎれば、熱さ忘れる』ではないが・・』
『これまでの『災害』『危機』が・・どこかへ飛んでいるようにも思える・・』
『『新型コロナ』が何年も続き・・・『ウクライナ戦争』まで始まった』
『これらは、まだ終わった『戦い』ではない・・『ing』『渦中』である』
『もっと、これからの『事態悪化』を考えておく必要もあるのでは・・』
『危機を危機として感じられない世の中』『これこそ最悪の危機かも』とも・・
いつもの『統計君』からは・・『あまりにも数字が見えてこない』
『たしかに、携帯、パソコンの輸入は中国から』
『でも・・どの『メーカー』、いや『ブランド毎』の輸入数量が見えていない』
『『Dynabook』も、今や『シャープ』の傘下。いや『鴻海精密工業』である』
『どんな『生産拠点』で・・『どんな物流網』が、統計では見えてこない』
『もし『有事』となれば・・』『どこから手当てができるのだろうか』
『2月の『政府』『マスコミ』の報道・・『輸送停滞・・』は大きな間違い』
『もっと『源流』からの流れを、知るべきではないか・・』
『そうなると・・『日本回帰?』』『簡単な事ではない』『時間が無い・・・』
『『LEDランプ』も調べてみたけど・・『日亜』は最終製品は作っていない』
『いざと言う時『懐中電灯』すら・・『DIYショップ』などから消える可能性も』
『マスク不足どころではない』『ウクライナのような、寒い夜は過ごせない・・』
『数字での、正しい『国防』を考えないと・・自衛隊整備どころではない・・』
こんな『想定』からの『現実』も届けてくれた。
そして・・・
『政府』『産業界』は・・・『どう考え、行動するのか ??』との事も・・
『平時の有事』と言われているが、『『供給途絶』をどうするか・・』
『中国一辺倒』と『企業収益』『儲けないと、日本は沈没??・・』
『国民も『お値段以上』で、『高くても国防』までは・・・』
『今一度、『中国が止まったら~』との・・『 IF 』を考え時では・・』
『こんな『ジレンマ』をどうすれば・・』
『『自衛隊整備』より急ぐ必要があるのでは・・』
『『国債発行』で『中国』はつなぎ留められない』・・・との声も聞こえた。
*+*+*=========
こんな中、今朝、昨年9月の『メモ』に残した大先輩からも・・
この『課題』を受けてか・・久しぶりに長文の『メール』を頂いた。・・・・
『いよいよ日本の化学産業も復活不能』という『タイトル』であり ・・
これから、詳しく読み進める事にしたいが・・
『マザー工場を失う恐ろしさ』『60歳石油プラントの痛々しさ』
『染料工場まで消えゆく・・』 という事が・・・細かく綴られている
たしか、昨年・・・『旧日立化成』での『品質偽装問題』などを受け・・
大先輩方と『激論』させていただいたき・・
『日本を支える古典的基盤製品』『エースを守り続ける』
・・・という事が出来ないと・・・『日本の『基盤技術』は危なくなる』
との事をお聞きし、決して『枯れた商品』。『ババ抜きではない』・・・と
お叱りも受けたが・・・
この時の思いを、昨今の『化学メーカー』等の動きから・・・
『基盤技術喪失』として、憂いておられるように感じた。
+*+*
今一度、先輩とのやり取りを、残した『MEMO』で見てみたが・・
『旧日立化成』などは、『電子産業発展』の中で・・
『開発力』を持った『大手』として、『供給』を始めた『新規開発品』も・・
『技術推移』の中で、『最先端品』ではなくなり、『汎用化』する中で・・
『価格下落』『競合メーカー参入』・・で、『先行逃げ切り』とはならず
『次世代技術』への『転換』も進む中・・
『販売数量減』や『採算性』などで・・・『子会社移管』となるものが多い
ただ、この『基盤製品』は・・・『電子材産業』の中では・・
『ローテック』となりつつあるが・・・
『汎用面』として、まだまだ『基本設計』の中に組み込まれる事もあり
『補修品』としても『必要性』があり・・・
細々とはなるが・・『供給義務』も、出てくる
このため、『大手』は『マーケット縮小』などで・・
『生産規模』『採算性』などを『総合勘案』し、『生産』を手を放す事になり・・
『小ロット』でも『生産可能』な、『委託先』へ『移管』させる事が多い ・・
『旧日立化成』は、この『決断』が遅れたことに問題があったのかもしれない。
いや『技術的』『品質面』で・・『移管』を『躊躇』したのかも・・
・・との『結論』めいたものを頂いた時の、記憶が呼び戻された。
これが『国内委託先』であればいいが・・
『海外』『中国』への『移管』となると・・『基盤技術』も失ってしまう・・
『二度と帰ってこない』『国内再生産は不可能に近い』
;:;:
この後、『メモ』には残し切れなかったが・・・
『アビガン製造』での『受託生産』の話題から・・・
『精密化学品工業』の『基盤技術』についての『メール』も頂いていた
『化学会社』。特に『小ロット、多品種』の『機能化学品』を『生産』している
『大手化学工場』は、『エースを守り続ける』という思いを持たないと・・・
『マザー技術』を失い、さらには、『移管先』への『技術伝承』もできず・・
日本の『基盤技術』は危なくなる・・・と、書かれていた事も思い起こした・・・
たしか、『コロナ流行直後』・・『アビガン』は『中国』では生産されており・・
『新型コロナ対応』として『有効』・・『日本』での『再生産可否』は・・
との『ニュース』が流れた後だった・・と記憶している。
たまたま、『出発原料』が、『生産休止』とはなっていたが・・・
『製造設備』が残され、『生産』に関わる『基盤技術』『know-how』が
残されていたことが幸いし、『次工程』以降の『変性工程』を受け持つ
『専門化学工場』がつなげた事もあったが・・・
もしこの『工程』の一つが欠けたら、『アビガン』は出来なかったであろうと・・
この時にいただいた『メール』を、読み返す中で改めて感じた。
そして、この時の記述の中に・・・『最後の砦は、染料技術』と書かれていたが
先の『MEMO』を読んで頂いたのか・・・
このままだと、『基盤技術』すべてが『喪失』してしまう事への『危機感』を
感じられたためか ・・・この『メール』になった様である
『染料』は、『少量・多品種』で『バルク販売不可商品』『品質管理』も厳しい
『排水処理』や『環境負荷』さらには『労働環境』などを考えると・・・
『大手化学会社』の中では『お荷物』。決して『採算性』が良いとは言えない
過去は『出発原料』である『ベンゼン』の『ニトロ化』などから、
『製造』を行ったが・・ 『中国』から『中間原料』『ニトベん』の『購入』
さらには・・・『最終化学製品』までもが、『中国』へ移ってしまった・・
『高級染料』でも、今や『中国技術』で『製造可能』となっているようであるが・・
たぶん『次世代型』は、もう出てこないかも。いや、『必要性』もないかも・・
との言葉で、締めくくられていた。
たぶん、先輩は『染料』というものから、『機能性色素』『OLED』や・・
派生ではあるが『レジスト』などを開発した『基盤技術』が失われ・・・
これらを生産している『マザー工場』を失う事での・・・
『品質管理』や『安全管理』という、『工場運営』での『基本理念』『喪失』を
感じておられるのかもしれない・・・
この『染料』という、『フラスコ』を、移しての『生産体制』にしかない
『バッチ生産』。『沈殿』『晶析』『濾過』といった『単位操作』
さらには、『ジアゾ化』などの『危険』をはらむ『工程』での『急冷作業』・・・
『溶剤』への『粉体仕込』などでの『静電気対策』など・・
『化学品製造』での、『プロセス』が持つ『危険性』。『KYポイント』も
『マザー工場』が無くなると、『伝承』出来なくなる・・『可能性』もある
『プラント』と共に『オペレーター』の『経験』『勘』も『消失』してしまう
こんな事になると・・・本題の『中国が止まったら~』を考えると・・
『せめて『マザー工場』を残すことを考える必要があるのではなかろうか』
・・・ が、『先輩の声』のような気がする。
ただ、いつまでも『老朽工場』を残し『採算性不良』『環境負荷大』では・・
早晩『事業継承不可』の『判断』となるであろう。
そして、もう一つ『60歳石油プラントの痛々しさ』の話題が
これも、『昭和30年代』にできた『コンビナート』が『老体』となりながらも・・
『マザー工場』としての『必要性』が、書かれている。
かって日本は『高度成長』の中で、『中東』などから『原油』を『輸入』し
『クラック』で『留分分割』。ここから『ガソリン』と『ナフサ』を得・・
その『ナフサ』から『化学製品』を生み出してきたが・・・
昨今『ガソリン需要』が『高燃費』や『HEV』などの『伸長』で減退
『石油プラント』自体の『バランス』が悪くなっており・・
『石化製品』も、『出発原料』が『天然ガス』に『移行』したこともあり
『エチレンプラント』が、日本から無くなり始めている
ただ・・『ガス成分』では得られない『ベンゼン』『ブタジエン』などの確保
さらには、『海外プラント』の『マザープラント』としての『役目』もあり・・
すべて『老朽化』だけでは、『廃棄』できないと・・書かれていた
確かに『中東』での『プラント』が立ち上がるまでは、『実験場』だったかも
**
最後に・・『石化プラント』もさることながら、『中小化学工場』が心配
折角の『技術』を持ちながら・・・『工場老朽化』『技術者養成不足』
さらには『工場周辺環境』『排水整備』『消防法対応』などで『廃業』もある
最近『AGC』などが、『医薬』などの『受託生産』を行っていることを広告しているが
なかなか『テスト品のテスト品』。この工程の一部『ブロム化』や『ニトロ化』など
『小規模の試作』が出来ないことも、次へ繋がる『製品』が出ない原因かも・・とも
今後の『化学製品』は、小さくなるばかり・・かも。。。と最後の言葉に
::
今日、この『メモ』を書く中、今週の『ニュース』の中で・・・・
『中国 周主席 サウジ訪問 包括的長期契約』などの記事が流れているが・・・
『もし中国が~』『サウジを牛耳る』事になれば・・・
たちまち日本は『原油・天然ガス輸入不可』・・・
そして『サウジ進出』の『日本・大手化学会社』の『ジョイント・プラント』は
『積出不可』『輸出不可』・・・『日本は逆鎖国となってしまう』
もう少し、先輩からの『メール』を詳しく読み解く必要があるが・・・
こんなことまで考えておく必要があるのだろうか・・・・
+****
またまた、『論点』があっちこっちへ飛んでしまったが・・・
『もし中国が止まったら~』は・・・
常に頭の中へ入れておかなければならない問題である・・
ただ、『統計君』の指摘の通り、『何がどうなっている』が判らないと・・・
『何に備える』・・・そして、ここからの『どうすべきか』が見えてこない
最近『防災』の『備え』では・・・・
『備えない防災』『フリーズ・フリー』が必要と言われているが・・・(『NHK番組』)
『中国が止まったら~』も・・この『備えない防災』と同じように・・
『意識』を高めておく必要があるのかも・・しれない。
+*+*
次回『ワイガヤ』に備えて、残りの『資料』を読み進めているが・・・
『台湾有事』は『起こる』とも『起こらない』とも・・・が、判らない
そして、もし『起こる』となれば・・・『大地震』以上かもしれない
日本は、何年も『耐え凌ぐ事』はできるのだろうか。
『もし、中国が止まったら~』が『現実問題』となる
中国の『悲願』は・・・『周主席』の『野望』でもあるように思える
『プーチン大統領』の『野望』と、同じでなければいいが・・・
NHKの『1からわかる!習近平国家主席と中国(2)なぜ権力を一手に?』の中に・・・
「台湾統一」なぜ台湾にこだわるのか・・・歴史を振り返ると・・・
毛沢東 内戦を経て中華人民共和国を建国
鄧小平 イギリスから香港を取り戻す約束
江沢民 ポルトガルからマカオを返還
胡錦涛 ロシアとの国境にある珍宝島などを自国の領土
歴代の指導者 功績を残す まだ台湾が残っている。
中国共産党 習主席 「台湾統一」は悲願 歴史的任務だと自覚
台湾は”地政学的にも重要な場所
との、記述があったが・・『野望』が『Action』とならないか・・・不安な限りである
*+***
もう少し勉強を進めてみたい
先週末、勉強途中の『中国が止まったら・・』の『メモ』を残したが・・・
早速、これを『危機』として捉えてくれた『古老技術屋』から・・
沢山の『思い』や、『どないなるんやろ』との『メール』が飛んできた ・・
『確かに、我々『中国依存度』はものすごく高い』『知らないことが多すぎる』
『ほとんどの身の回りの物は・・『完全日本製』ではない』
『組立てるのに・・『ネジ1本』無かったら。『製品化』は無理』
『『日本回帰』もいいけど、すべてが戻らないと・・成り立たない・・・』
『何度か話題となっている『風や桶屋』ではないけど、『中国』の先も・・』
『『SDGs』もいいけど・・』『まずは・・『今』を見つめる必要があるのでは』
『最近『BCP・BCMという声も聞こえない・・ような気がしている』
『『喉元過ぎれば、熱さ忘れる』ではないが・・』
『これまでの『災害』『危機』が・・どこかへ飛んでいるようにも思える・・』
『『新型コロナ』が何年も続き・・・『ウクライナ戦争』まで始まった』
『これらは、まだ終わった『戦い』ではない・・『ing』『渦中』である』
『もっと、これからの『事態悪化』を考えておく必要もあるのでは・・』
『危機を危機として感じられない世の中』『これこそ最悪の危機かも』とも・・
いつもの『統計君』からは・・『あまりにも数字が見えてこない』
『たしかに、携帯、パソコンの輸入は中国から』
『でも・・どの『メーカー』、いや『ブランド毎』の輸入数量が見えていない』
『『Dynabook』も、今や『シャープ』の傘下。いや『鴻海精密工業』である』
『どんな『生産拠点』で・・『どんな物流網』が、統計では見えてこない』
『もし『有事』となれば・・』『どこから手当てができるのだろうか』
『2月の『政府』『マスコミ』の報道・・『輸送停滞・・』は大きな間違い』
『もっと『源流』からの流れを、知るべきではないか・・』
『そうなると・・『日本回帰?』』『簡単な事ではない』『時間が無い・・・』
『『LEDランプ』も調べてみたけど・・『日亜』は最終製品は作っていない』
『いざと言う時『懐中電灯』すら・・『DIYショップ』などから消える可能性も』
『マスク不足どころではない』『ウクライナのような、寒い夜は過ごせない・・』
『数字での、正しい『国防』を考えないと・・自衛隊整備どころではない・・』
こんな『想定』からの『現実』も届けてくれた。
そして・・・
『政府』『産業界』は・・・『どう考え、行動するのか ??』との事も・・
『平時の有事』と言われているが、『『供給途絶』をどうするか・・』
『中国一辺倒』と『企業収益』『儲けないと、日本は沈没??・・』
『国民も『お値段以上』で、『高くても国防』までは・・・』
『今一度、『中国が止まったら~』との・・『 IF 』を考え時では・・』
『こんな『ジレンマ』をどうすれば・・』
『『自衛隊整備』より急ぐ必要があるのでは・・』
『『国債発行』で『中国』はつなぎ留められない』・・・との声も聞こえた。
*+*+*=========
こんな中、今朝、昨年9月の『メモ』に残した大先輩からも・・
この『課題』を受けてか・・久しぶりに長文の『メール』を頂いた。・・・・
『いよいよ日本の化学産業も復活不能』という『タイトル』であり ・・
これから、詳しく読み進める事にしたいが・・
『マザー工場を失う恐ろしさ』『60歳石油プラントの痛々しさ』
『染料工場まで消えゆく・・』 という事が・・・細かく綴られている
たしか、昨年・・・『旧日立化成』での『品質偽装問題』などを受け・・
大先輩方と『激論』させていただいたき・・
『日本を支える古典的基盤製品』『エースを守り続ける』
・・・という事が出来ないと・・・『日本の『基盤技術』は危なくなる』
との事をお聞きし、決して『枯れた商品』。『ババ抜きではない』・・・と
お叱りも受けたが・・・
この時の思いを、昨今の『化学メーカー』等の動きから・・・
『基盤技術喪失』として、憂いておられるように感じた。
+*+*
今一度、先輩とのやり取りを、残した『MEMO』で見てみたが・・
『旧日立化成』などは、『電子産業発展』の中で・・
『開発力』を持った『大手』として、『供給』を始めた『新規開発品』も・・
『技術推移』の中で、『最先端品』ではなくなり、『汎用化』する中で・・
『価格下落』『競合メーカー参入』・・で、『先行逃げ切り』とはならず
『次世代技術』への『転換』も進む中・・
『販売数量減』や『採算性』などで・・・『子会社移管』となるものが多い
ただ、この『基盤製品』は・・・『電子材産業』の中では・・
『ローテック』となりつつあるが・・・
『汎用面』として、まだまだ『基本設計』の中に組み込まれる事もあり
『補修品』としても『必要性』があり・・・
細々とはなるが・・『供給義務』も、出てくる
このため、『大手』は『マーケット縮小』などで・・
『生産規模』『採算性』などを『総合勘案』し、『生産』を手を放す事になり・・
『小ロット』でも『生産可能』な、『委託先』へ『移管』させる事が多い ・・
『旧日立化成』は、この『決断』が遅れたことに問題があったのかもしれない。
いや『技術的』『品質面』で・・『移管』を『躊躇』したのかも・・
・・との『結論』めいたものを頂いた時の、記憶が呼び戻された。
これが『国内委託先』であればいいが・・
『海外』『中国』への『移管』となると・・『基盤技術』も失ってしまう・・
『二度と帰ってこない』『国内再生産は不可能に近い』
;:;:
この後、『メモ』には残し切れなかったが・・・
『アビガン製造』での『受託生産』の話題から・・・
『精密化学品工業』の『基盤技術』についての『メール』も頂いていた
『化学会社』。特に『小ロット、多品種』の『機能化学品』を『生産』している
『大手化学工場』は、『エースを守り続ける』という思いを持たないと・・・
『マザー技術』を失い、さらには、『移管先』への『技術伝承』もできず・・
日本の『基盤技術』は危なくなる・・・と、書かれていた事も思い起こした・・・
たしか、『コロナ流行直後』・・『アビガン』は『中国』では生産されており・・
『新型コロナ対応』として『有効』・・『日本』での『再生産可否』は・・
との『ニュース』が流れた後だった・・と記憶している。
たまたま、『出発原料』が、『生産休止』とはなっていたが・・・
『製造設備』が残され、『生産』に関わる『基盤技術』『know-how』が
残されていたことが幸いし、『次工程』以降の『変性工程』を受け持つ
『専門化学工場』がつなげた事もあったが・・・
もしこの『工程』の一つが欠けたら、『アビガン』は出来なかったであろうと・・
この時にいただいた『メール』を、読み返す中で改めて感じた。
そして、この時の記述の中に・・・『最後の砦は、染料技術』と書かれていたが
先の『MEMO』を読んで頂いたのか・・・
このままだと、『基盤技術』すべてが『喪失』してしまう事への『危機感』を
感じられたためか ・・・この『メール』になった様である
『染料』は、『少量・多品種』で『バルク販売不可商品』『品質管理』も厳しい
『排水処理』や『環境負荷』さらには『労働環境』などを考えると・・・
『大手化学会社』の中では『お荷物』。決して『採算性』が良いとは言えない
過去は『出発原料』である『ベンゼン』の『ニトロ化』などから、
『製造』を行ったが・・ 『中国』から『中間原料』『ニトベん』の『購入』
さらには・・・『最終化学製品』までもが、『中国』へ移ってしまった・・
『高級染料』でも、今や『中国技術』で『製造可能』となっているようであるが・・
たぶん『次世代型』は、もう出てこないかも。いや、『必要性』もないかも・・
との言葉で、締めくくられていた。
たぶん、先輩は『染料』というものから、『機能性色素』『OLED』や・・
派生ではあるが『レジスト』などを開発した『基盤技術』が失われ・・・
これらを生産している『マザー工場』を失う事での・・・
『品質管理』や『安全管理』という、『工場運営』での『基本理念』『喪失』を
感じておられるのかもしれない・・・
この『染料』という、『フラスコ』を、移しての『生産体制』にしかない
『バッチ生産』。『沈殿』『晶析』『濾過』といった『単位操作』
さらには、『ジアゾ化』などの『危険』をはらむ『工程』での『急冷作業』・・・
『溶剤』への『粉体仕込』などでの『静電気対策』など・・
『化学品製造』での、『プロセス』が持つ『危険性』。『KYポイント』も
『マザー工場』が無くなると、『伝承』出来なくなる・・『可能性』もある
『プラント』と共に『オペレーター』の『経験』『勘』も『消失』してしまう
こんな事になると・・・本題の『中国が止まったら~』を考えると・・
『せめて『マザー工場』を残すことを考える必要があるのではなかろうか』
・・・ が、『先輩の声』のような気がする。
ただ、いつまでも『老朽工場』を残し『採算性不良』『環境負荷大』では・・
早晩『事業継承不可』の『判断』となるであろう。
そして、もう一つ『60歳石油プラントの痛々しさ』の話題が
これも、『昭和30年代』にできた『コンビナート』が『老体』となりながらも・・
『マザー工場』としての『必要性』が、書かれている。
かって日本は『高度成長』の中で、『中東』などから『原油』を『輸入』し
『クラック』で『留分分割』。ここから『ガソリン』と『ナフサ』を得・・
その『ナフサ』から『化学製品』を生み出してきたが・・・
昨今『ガソリン需要』が『高燃費』や『HEV』などの『伸長』で減退
『石油プラント』自体の『バランス』が悪くなっており・・
『石化製品』も、『出発原料』が『天然ガス』に『移行』したこともあり
『エチレンプラント』が、日本から無くなり始めている
ただ・・『ガス成分』では得られない『ベンゼン』『ブタジエン』などの確保
さらには、『海外プラント』の『マザープラント』としての『役目』もあり・・
すべて『老朽化』だけでは、『廃棄』できないと・・書かれていた
確かに『中東』での『プラント』が立ち上がるまでは、『実験場』だったかも
**
最後に・・『石化プラント』もさることながら、『中小化学工場』が心配
折角の『技術』を持ちながら・・・『工場老朽化』『技術者養成不足』
さらには『工場周辺環境』『排水整備』『消防法対応』などで『廃業』もある
最近『AGC』などが、『医薬』などの『受託生産』を行っていることを広告しているが
なかなか『テスト品のテスト品』。この工程の一部『ブロム化』や『ニトロ化』など
『小規模の試作』が出来ないことも、次へ繋がる『製品』が出ない原因かも・・とも
今後の『化学製品』は、小さくなるばかり・・かも。。。と最後の言葉に
::
今日、この『メモ』を書く中、今週の『ニュース』の中で・・・・
『中国 周主席 サウジ訪問 包括的長期契約』などの記事が流れているが・・・
『もし中国が~』『サウジを牛耳る』事になれば・・・
たちまち日本は『原油・天然ガス輸入不可』・・・
そして『サウジ進出』の『日本・大手化学会社』の『ジョイント・プラント』は
『積出不可』『輸出不可』・・・『日本は逆鎖国となってしまう』
もう少し、先輩からの『メール』を詳しく読み解く必要があるが・・・
こんなことまで考えておく必要があるのだろうか・・・・
+****
またまた、『論点』があっちこっちへ飛んでしまったが・・・
『もし中国が止まったら~』は・・・
常に頭の中へ入れておかなければならない問題である・・
ただ、『統計君』の指摘の通り、『何がどうなっている』が判らないと・・・
『何に備える』・・・そして、ここからの『どうすべきか』が見えてこない
最近『防災』の『備え』では・・・・
『備えない防災』『フリーズ・フリー』が必要と言われているが・・・(『NHK番組』)
『中国が止まったら~』も・・この『備えない防災』と同じように・・
『意識』を高めておく必要があるのかも・・しれない。
+*+*
次回『ワイガヤ』に備えて、残りの『資料』を読み進めているが・・・
『台湾有事』は『起こる』とも『起こらない』とも・・・が、判らない
そして、もし『起こる』となれば・・・『大地震』以上かもしれない
日本は、何年も『耐え凌ぐ事』はできるのだろうか。
『もし、中国が止まったら~』が『現実問題』となる
中国の『悲願』は・・・『周主席』の『野望』でもあるように思える
『プーチン大統領』の『野望』と、同じでなければいいが・・・
NHKの『1からわかる!習近平国家主席と中国(2)なぜ権力を一手に?』の中に・・・
「台湾統一」なぜ台湾にこだわるのか・・・歴史を振り返ると・・・
毛沢東 内戦を経て中華人民共和国を建国
鄧小平 イギリスから香港を取り戻す約束
江沢民 ポルトガルからマカオを返還
胡錦涛 ロシアとの国境にある珍宝島などを自国の領土
歴代の指導者 功績を残す まだ台湾が残っている。
中国共産党 習主席 「台湾統一」は悲願 歴史的任務だと自覚
台湾は”地政学的にも重要な場所
との、記述があったが・・『野望』が『Action』とならないか・・・不安な限りである
*+***
もう少し勉強を進めてみたい