日々のメモ帳

日常生活での、ちょっと気になった事や、面白かった事などメモしていきます。

『70歳定年』 / 『古希』 の続き・・ 『緑寿』『後期高齢者』はどうするの

2020-01-13 14:06:05 | 日記
昨日書いたMEMOへ、さっそく幾つかのメールを頂いた。
今後さらに調べていくために、切り口を書き加えておきたい。

(1)『古希』の前の祝い事 『緑寿』
これはお祝いもしてもらえていないので、知らない事であったが、『70歳定年』となると・・
『どうするの』との、友人からの参考情報
さっそく調べてみると『お誕生日新聞』
緑寿の由来
緑寿(ろくじゅ)は数え年66歳の長寿のお祝いとして、日本百貨店協会が2002年9月に提唱した新しい概念です。
室町時代に定着した長寿祝いは「還暦(数え年60歳)」「古希(数え年70歳)」「喜寿(数え年77歳)」「米寿(数え年88歳)」の4つで、そのうちの喜寿は、語呂合わせから発生した日本独自の長寿祝いでした。
その後も、語呂合わせで生まれた「傘寿(数え年80歳)」「卒寿(数え年90歳)」「白寿(数え年99歳)」「百寿(数え年100歳)」が江戸時代までに広まっています。
21世紀に入って誕生した緑寿もまた、年齢の66を緑緑(ろくろく)と見立てた「緑緑寿」の語呂合わせを簡略化した祝名です。
定年制度が65歳に引き上げられた2013年に、日本では男女とも平均寿命が80歳を超えました。
数え年の66歳は、現役世代から高齢世代へと変わる節目の年齢にあたりますが、健康寿命も延びる中、まだまだ現役という方も多くなっています。・・・』
との説明がなされていた。

この記事とは別に見つけた記事では、この『緑寿』をご存じの方は25%程度しかなく、時代と共に風化しているとの記載もあり、『70歳定年』となるとこの節目は無くなるのかもしれない。

『70歳定年』となれば、『古希』が示す『稀に生き延びた』ではなく、新たな出発点を示す言葉を探し、さらに定年を延長した時の『75歳』、数えで76歳も『後期高齢者』のスタートではなく、もっと生きがいを見いだせる名前が必要なのかもしれない。
何がいいだろう・・
ある方の年賀状では『高貴高齢者』となっていたが・・

人生の節目節目での『長生きが出来た喜び』を示していたと思われる『古希』等の言葉が、新たな人生のスタートを切る節目として『緑寿』として提案されたが、このスタートラインがどんどん伸ばされる事と『長寿』との間はどうなのだろうかと、『緑寿』という二語は改めて深く感じた。

(2)『古希』『後期高齢者』世代交代マップ
かなり前のMEMOで世代交代地図を書いていたのを思い出した友人が、『古希』『後期高齢者』という節目で、自分の家族を『令和版』で見直してみたとの事。
近々送信いただけるようであるが、下記を参考としたようである。


田舎暮らしなので、自らも年を重ねれば、同居する両親や、さらには近隣の方も同じだけ高齢化し、身動きが取れなくなる。
ましてや『高齢ドライバー免許返納』もまじかであるし・・
小生の昨日のMEMOに残した、『定年70歳』となると、故郷に暮らす親はだれが面倒を見れるのか・・との内容に対し
現実をもっと真剣に取り組む必要がある。
このためには『70歳定年法』で地方回生のためのプランも入れ込む必要があるのでは・・とのコメントを頂いた
さらには、いびつな人口構成を踏まえた『働き方』ここからの『税収』『年金原資』を政府としても考えないと、今の『70歳定年』は目先を変えるだけの、アンチョコな付け刃政策との厳しい意見も書かれていた。


そしてメールの最後は、『後期高齢者』とは何歳から??・・・・ となっていた。

*+*++*このメールを受けての思い*+*+*+
彼が元勤めていたプラント会社は、たしか40歳だったか50歳だったかで一度定年とし、その後の人生設計を考え直す制度があり、早期で田舎へ戻ったが、単に定年を延長するだけでなく、ライフプランをきっちり見直す事も重要な課題なのかもしれない。

小生が勤めていた会社でも、55歳頃にライフプラン研修があり『人生設計の見直しをしなさい』と指示が出されたが、当時は考える余裕すらなかった記憶がある。
ただ、プライベートで受講した旅行社主催のライフプランセミナーで・・
海外旅行へ行くためには体力がある間がポイント・・
 万里の長城やモンサンミッシェルは65歳を過ぎるときついですよ
 ましてマチュピチは健脚でないと
このため60歳で定年。65歳まで嘱託で・・
この間に楽しみましょう。
多分この期間であればご両親も健在なのでは・・・
それと、奥さんは元気ですよ
同じ年でも『奥さんスイスイ。旦那よぼよぼ』の傾向あり
夫婦元気では、65歳前後が最高・・・・

と一方的な説明を聞いたが
『70歳定年』となると、この年齢がスライドできるのか
それとも・・もう余力はないのか。
このメールをくれた友人が心配している『後期高齢者』『免許自主返納年齢』も目前である。

・・こう考えると、長く働く事が幸せかどうか。
ただ政府がもくろむ『年金が持たないから』との意図も理解は出来るが
老後の楽しみが無くなり
さらには、定年後すぐに後期高齢者が後期高齢者を介護する『老老介護』が始まるようではなおさら不幸である。
そして、消費の減退、経済活動の不活性化など・・悪循環はどうなのだろうか。

昔に比べれば、確かに年齢は延びて来た。
体も、腰が曲がるような事も少なくなり、見かけ上は健康そうである。
ただ、今まであまり顕在化していなかった認知症やガンなどの傷病が、年齢と共に頻発し、
高齢者の中での比率が高くなってくるかと思われるが、どうなのだろうか。

こんな事も考えながら、『70歳定年』『古希』さらには『後期高齢者年齢』と言う事を考えてしまった。
もう少し深く考える事にした。

(3)『旦那ぼけずにPPK』
この言葉に反応して沢山のメールをいただいた。
昨年頂いたメールの中でも、ある方から『亭主を早死にさせる十箇条』について情報を頂いていたが、PPK(ピンピンコロリ)が、『70歳定年』を免れた世代では話題となっているとの事。

この『亭主を早死させる10カ条』については、このMEMOで『粗大ゴミ対策室(コワーキングスペース)』通いを書いた時に調べた事項であったが
1970年、ハーバード大学、栄養学教授であったジーン・メイヤー教授が提唱された
『亭主を早死にさせる10カ条~気楽な未亡人になりたい人のために』で、著書もあるようです。
『10カ条』は以下の通り(ネット記事を転記)であり、
(1)夫を太らせなさい。
(2)酒をうんと飲ませなさい。
(3)夫を座らせたままにして運動をさせないようにしむけなさい。
(4)牛や豚などの飽和脂肪酸の多い肉や、エビ、カニ、卵などコレステロールの多いものをたくさん食べさせなさい。
(5)血圧が高くなるように塩分の濃い食餌に慣れさせなさい。
(6)濃い珈琲をたくさん飲ませて睡眠不足にさせなさい。
(7)タバコを勧めなさい。
(8)夜更かしを勧めて睡眠時間を短くさせなさい。
(9)休暇は取らせないようにしなさい。
(10)仕上げに、いつも文句を言って夫をいじめなさい。
逆に・・
食事面で コレステロールの多い食物の食べすぎ、塩分摂取の制限、
健康管理面では、運動、睡眠、禁煙、精神的ストレス軽減
などを維持管理する事で
肥満防止、高脂血症、高血圧、糖尿病、さらには癌などの予防が出来る・・
と読みかえれ、『PPK』のための必要不可欠な約束事なのかもしれない。

逆に『定年70歳』となると、健康診断などでの管理は出来るかもしれないが、
精神的ストレスは、さらに強くなってくるかもしれない。
どうなのだろうか。

(4)『人生の定年を決める』処方箋
昨年頂いたメールの中で、友人が懇意にしている町医者さんから聞いた、高齢者からの『呟き(悩み事)』の話があり、咀嚼しながら書き加えていたが、未完のままアップできずにいた。
ちょうどこの頃、新聞やテレビで『人生会議』『終末期医療のポスターに批判 厚労省、発送中止』というニュースが流れ、終末医療とは少し異なるが、これからの人生を一人悩む高齢者と、これから支えていく家族との間でも『人生終焉アプローチ会議』が必要なのではとも感じ、『定年』と言う事で『人生』はどうなのかをあらためて強く感じていた。

詳細は後のMEMOとしたいが、『人生の定年を決める薬』『年齢調整剤』について、書きかけのMEMOを添付した。

<町医者さんがお聞きした、高齢者からの『呟き(悩み事)』>
(1)『年齢調節剤を処方してほしい』
これは医者としてはどうしようもない問題ではあるが、以下のような相談が最近多くなったとの事。
特に75歳から80歳位の方からが多く、健康診断後の面談で、頭脳明晰の方からも、自らの資産管理、国としての今後のお金のあり方など・・緻密な計算根拠でまじめな議論をされる方もあるとの事。

 <患者さんの呟き>
 ・人生の定年は死ぬときと言われ、今は生活には何も不自由を
  感じていないが、
  『いつまで生きるか』いや『いつまで生きるべきか』という
  明確なエンドポイントを決めたい。
 ・昨今高齢者の自殺が多くなっているとも聞くが、理由として
  心身面での制約が出て来る方と共に、
  健康な方でも、周りの状況を熟考し、自らエンドポイントを
  引かれる方もあるのではないか。
 ・このためにも、長寿社会を構築していく中で、高齢化に向け
  た健康増進も素晴らしい事ではあるが、
  『年齢調節剤』という新薬を処方する事で、大きな病気をし
  ない限り『あなたはあと10年で天寿を全うできます』と
  言うような、人生の定年を決めていくことが事ができないか。
 ・そうすれば、今の老後資金の不足問題や、子供、孫たちへの
  資産譲渡なども、もっと計画的に出来るのではないか。
 ・政府としても、老齢者構成が見えてくると、もっと強い国家
  予算が組めるのではないか。
 ・さらには過去の『姥捨て山』の例を示される方もあるとの事。

自ら『自殺』という事で周りには迷惑をかけたくないが、明確な人生の最後を決めて、このエンドポイントまでの間、一生懸命生き抜きたいと望まれておられる方の『呟き』があるのは事実のようであり、
このために『年齢調節剤』という形で、合法的に『時間軸を組める薬』を処方してほしいとの要望なのだろうか。

(2)『希死念慮』という言葉
もう一つ前項と少し異なるが、頂いたメールでは、彼も初めて聞いた言葉との事であったが、最近の高齢者の傾向として『希死念慮』が強いとの事も聞かされたとの事。

この先生から、詳細は専門書で見てほしいとの事であるが、概略はこんなページで等で見れるとの紹介を受けたので、そのままURLの送信があった。

小生も初めての言葉だったので『希死念慮』をネットで検索すると、
デジタル大辞泉の解説では 
きし‐ねんりょ【希死念慮】 死にたいと願うこと。
[補説]自殺願望と同義ともされるが、疾病や人間関係などの解決しがたい問題から逃れるために死を選択しようとする状態を「自殺願望」、具体的な理由はないが漠然と死を願う状態を「希死念慮」と使い分けることがある。
・・・と書かれていた。

頂いたURLにもお医者さんが診療されるときのポイントとして
?希死念慮とは、自らの死を願う気持ちであり、その程度の強弱は幅広い。
「ずっと眠りたい」「消えたい」など消極的に死を意識する心理状態も含まれる。
逆に、程度が強く、自殺を明確に意識する場合は自殺念慮と呼ばれる。
?希死念慮が自殺に直結するわけではないが、自殺予防のためには、希死念慮を自殺行動に至るプロセスの「初期症状」と考え、対処すべき対象とする。・・・

と書かれてあり、前項の『年齢調整剤を処方してほしい』・・との積極的な時間軸を全うして人生を送りたいとの思いとは少し異なるかもしれないが、自らのエンドポイントを追い求める点ではつながる所がある。

この『希死念慮』についてはこれ以上の事は書かれていなかったが、メール受信後調べた高齢者の自殺者が増加している(日本全体としては自殺者が減少する中で、高齢者の比率が高くなっている)事も理解が出来、まだ小生もこのメールの友も、高齢者との認識ではないが、もう少しするとこの領域へ足を踏み入れる事となり、どうすべきかが喫緊の課題となってくる。

先のブログで、人生の最後『だれに看てもらえそうか』という事を書いたが、この事を考えると、ここまでの『呟き』は大きくのしかかってくる。

この先生は、呟かれた方へは、いろいろと精神的なアドバイスもされているとの事も、メールには書かれていた。
 ・世の中では、単に『長生きをしなさい』という事を言うが
  頭がしっかりしている時までは、
  具体的目標、この段階毎での計画をはっきりさっせたほうがいい。
 例えば)聖路加病院の日野原先生のように
   『100歳まで絶対生きる』
   このため、90歳までに、95歳までにすべきことが見え、
   さらには、今月末までには、週末までには、今日中にはと
   課題を決めて取り組むべきことを決める
・ここで決めたエンドポイントを家族や周りの方へ宣言し、
  共有する事で、生きがいを生み出す必要があるのではとの事。 
・昨今希薄化する家族関係や、高齢者が住んでいる施設の方々
  も、『お大事に』『長生きしてね』ではなく、
  明日までに『この本を読み終えて』などの、刺激的な課題を
 与えないといけないのでは・・
・このためにも、家族やそれ以外で看取ってもらえる方との
  係りを作る必要があるとの事。
と力説されていたとの事。

確かに『人は一人では生きれない』。死後、屍をだれかに葬ってもらう必要がある。
このためにも・・と考えると、『いつまでも迷惑をかけたくない』という事が『呟き』で出て来るのだろうか。

*++*+*+*
『定年70歳』『後期高齢者』・・そして『人生の定年』
どんな絵を書いておけばいいのであろうか。

未完
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『70歳定年法』 / 人生の節... | トップ |  『カード支払』 / 『還元ポ... »
最新の画像もっと見る

日記」カテゴリの最新記事