最近では高めの投票率。自民圧勝。
解りやすい争点、「改革を止めるな」の勝利?
解らないことがある。
いつもは投票に行かないで済ませてきた人たちが、今度は行ってみようか、と思ったとき、何で、与党に入れるかなあ。
かつて、寝ててくれればいい、とまで言われた。投票率が下がれば与党は安泰だったはず。危機感を実感することで、無関心層が投票行為に移り、野党を勝利に導くはず。
そういう予断はもう通用しないのか。
選挙では何も変わらないよ、と思わせてきた戦後の一億総白痴化計画の大勝利。
郵政民営化は、よく解らないけど、御役所は相変わらずダメだから民間にした方が良いよってことか。
「改革」の入り口がここにあるとして、本丸は憲法いじりで、やがて徴兵への道を開く。
私は一人の教員として、現職の間に、自分の学生を戦地に送ることは、絶対にしたくない。
この大学に入りたいと希望する有為の若者達を含めて。
単純な図式で表された「争点」で、かくも簡単に動くのがこの国の有権者であることに、改めて絶望に近いものを感じる。
若い頃は選挙に行かなかったことも多かった。ここのところ欠かさず行くように心がけているけれど、私の投票する人が当選したことは多分一度もない。それでも、当選者の票を一つ減らすことには貢献しているじゃないか。そういう「反対者」の存在が、ゼロではないことを示しているじゃないか。
このままいったら、いつか、選挙が必要ないくらいに、全員が同じ候補、同じ政党に投票する翼賛時代がまた来る気がする。
馬鹿馬鹿しい杞憂だと思いたい。
しかし、日本人は、本当に、歴史から何も学ばなかったのかも知れない。
戦争をしたい奴の方が平和ぼけだ。
タイトルの文章、続きは
若い力を 身体で感じて
みんなで歩こう 長い道だが
一つの道を 力の限り
明日の世界を 探しに行こう
遠い世界へ(作詞・作曲 西岡たかし)
まだ若いさ。あきらめてないからね。
ちょろさん、サノカズさんが選挙の事書いてたのでリンク・トラックバック。
解りやすい争点、「改革を止めるな」の勝利?
解らないことがある。
いつもは投票に行かないで済ませてきた人たちが、今度は行ってみようか、と思ったとき、何で、与党に入れるかなあ。
かつて、寝ててくれればいい、とまで言われた。投票率が下がれば与党は安泰だったはず。危機感を実感することで、無関心層が投票行為に移り、野党を勝利に導くはず。
そういう予断はもう通用しないのか。
選挙では何も変わらないよ、と思わせてきた戦後の一億総白痴化計画の大勝利。
郵政民営化は、よく解らないけど、御役所は相変わらずダメだから民間にした方が良いよってことか。
「改革」の入り口がここにあるとして、本丸は憲法いじりで、やがて徴兵への道を開く。
私は一人の教員として、現職の間に、自分の学生を戦地に送ることは、絶対にしたくない。
この大学に入りたいと希望する有為の若者達を含めて。
単純な図式で表された「争点」で、かくも簡単に動くのがこの国の有権者であることに、改めて絶望に近いものを感じる。
若い頃は選挙に行かなかったことも多かった。ここのところ欠かさず行くように心がけているけれど、私の投票する人が当選したことは多分一度もない。それでも、当選者の票を一つ減らすことには貢献しているじゃないか。そういう「反対者」の存在が、ゼロではないことを示しているじゃないか。
このままいったら、いつか、選挙が必要ないくらいに、全員が同じ候補、同じ政党に投票する翼賛時代がまた来る気がする。
馬鹿馬鹿しい杞憂だと思いたい。
しかし、日本人は、本当に、歴史から何も学ばなかったのかも知れない。
戦争をしたい奴の方が平和ぼけだ。
タイトルの文章、続きは
若い力を 身体で感じて
みんなで歩こう 長い道だが
一つの道を 力の限り
明日の世界を 探しに行こう
遠い世界へ(作詞・作曲 西岡たかし)
まだ若いさ。あきらめてないからね。
ちょろさん、サノカズさんが選挙の事書いてたのでリンク・トラックバック。
そう。特に静岡の人は与党に入れる傾向多いですね!
野球も強い所が好きな静岡人(巨人とか。
強い、大きい、みんなが好きだからあたしもそこにする、ってのは大嫌い。
ちなみにアタシはコニタンと同じ人にいれたんじゃないかなぁ~と思ってますが(笑
実は友達のパパなんですね、アタシが入れた人は。
結果はちょっと残念でしたけども。
どこに入れるかが問題じゃなくて、「選挙に行く」って事が大事だったんだハズなんだけど、なんか行ったら行ったで自分の意思で入れてる人が少ない気がしてちょっと悲しくなります。
誰に入れてもいいと思うけど、それが自分自身の意思であってほしい。
そうでなきゃ投票する意味が無い。
確かに民主党は青臭くて政権与党を担うには物足りなさを感じます。民主党が政権与党となれば様々な混乱をもたらすことは充分考えられますが、それよりも小泉政権が敷いたレールの先にある日本の将来が陥る混乱の方が不安です。人口減少、年金、増税、貧富の格差の増大、アメリカ追従の外交・・・
自分は目先の安定よりも将来の不安を考えた結果、消去法で最小に消えたのが小泉政権でした。
(野党の政治家と同じような事を述べましたが、自分は橋本政権の途中までは自民党支持者でした。心の片隅では自民党を支持したい気持ちはあるのですが・・・)
夕べは会えなくて残念でした。
野党がダメなのは解ってるけど、何で自民のおどらされるかなぁ、と。
みんな、此は行き過ぎだ、ヤバイ、と今思ってるらしい。
でも、その「ヤバイ」を反映できるのは早くても次の選挙で、それまでに、不信任とか何とか、ひっくり返る可能性は殆ど無くなってしまったし、もう、憲法をいじることも難しくはない。
取り消すことはできない。
気の長い計画ではない。と言うか、自民党にしてみれば、60年掛けてじわじわ進めてきた計画の最終段階に入った、と言うことなんだろうと。
戦争に反対すること、若者を徴兵から守ることが、犯罪者になる覚悟をしておく必要が、現実的に。