コニタス

書き留めておくほど重くはないけれど、忘れてしまうと悔いが残るような日々の想い。
気分の流れが見えるかな。

原和久 『創作力トレーニング』岩波ジュニア新書494

2005-01-22 13:34:02 | 
戴き物。感謝!

『創作力トレーニング』
お世辞じゃなく、良い本です。お薦めです。
ありがたい出会いがありました。
私が公開している文章表現の授業情報、音声言語・文章表現をご覧になった、見知らぬ著者からプレゼント。
ありがたい。

こういう事は、ホームページに授業報告を出し続けて、ほぼ、初めてのケース。
本当にありがたい。報われる気がする。
検索も便利になってるし、見る人は見てくれてるんだと思う。
文学史とか、同業者が見てるという噂も……。

最近忙しくて、更新しないままになってるけど、ちゃんと出さないとな。
ちなみに授業関係情報は、教育現場参照。


さて、中身ですが……。すばらしい。ホントに。お世辞じゃなく。

うらやましい。こういう授業やってみたい。
小説・漫画・手紙・コラム・企画書・映画の宣伝まで、いろんな物を実践的に作りながら「創作力」をのばす授業。これは良い。
形式と内容の関係をしっかり認識させようという姿勢は、私のいろんな授業とも近いなぁと思うんだけれど、とにかく、その、実際にやっていることが楽しい。
小説の漫画化とか、映画のチラシとか、本当に、良いなぁ、こういうの。
そこに、学問的な裏付けというか、説明があるのも良い。
私の授業は行き当たりばったり、面白そうだからこれやってみましょう、で体系がない。

やってみたい。でも、文系でも、面白い、実践的な授業をやろうと思うと結構予算喰うなぁ、というのも実感。
本気で取り組みたいテーマ。

今度やってみよう。うーん、やる気出てきたぞ!

原先生、本当にありがとうございました。来年度、参考書として使わせて頂きます。

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9 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ご紹介ありがとうございました! (原 和久)
2005-01-23 18:48:27
小二田先生、



本の紹介を本当にありがとうございました! 拙著を読んでいただいただけで感激ですのに、お忙しいにもかかわらず暖かいコメントまでいただき本当に感謝です。



実は、小二田先生のお名前は、インターネットで表現学習について調べているときに偶然知りました。ホームページを拝見するにつれ、大学での全ての授業情報を公開されている姿勢に大変感銘を受けました。



私も自分のホームページでほとんどすべての授業情報を公開すべく奮闘しています。学問を教室だけのものにしておくのではなく、外の方にも公開することで学問の幅も増しますし、授業に対する緊張感も生まれるのではないかと思います。



私がインターネットで見つけた、小二田先生の99年度の「音声言語文章表現」の授業についての説明は大変詳細で、文章表現について、様々のことを考えるきっかけとなり大変参考となりました。「表現」というものについて考える機会を与えてくださって、ありがとうございました。



それにしても、実際、小二田先生のように、日々の気持ちや考えやある時は感情までをも、詳細に公開するというのは、教師としてはとても勇気のいることだと思います。プライドの高い先生が多い大学という環境の中で、それをあえてやってらっしゃる先生を私は尊敬します。



小二田先生のような先生について学べる学生さんたちは、本当に幸せですね!!



末筆ではありますが、先生のますますのご活躍をお祈り申し上げます。今後とも、ご指導ご鞭撻の程、またお付き合いの程、よろしくお願いいたします。

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汗顔 (こにた)
2005-01-23 21:34:11
恐縮至極です。



>日々の気持ちや考えやある時は感情までをも、詳細に公開するというのは、教師としてはとても勇気のいることだと思います。プライドの高い先生が多い大学という環境の中で、それをあえてやってらっしゃる先生を私は尊敬します。



いやぁ、さすが表現の先生!



蛮勇・向こう見ず。プライド無いですから。

確かに、時々まずいかなぁ、と思う時はあるんです。

演じ分ける必要があるんじゃないかって。



子どもの頃、教師が居酒屋で酔っぱらってるのを見て、ショックだった経験て、みんな持ってますよね。

実は、私の父は、家でも教師でした。多分彼は天性の教師なんでしょう。今でも教師。死ぬまで教師。



私も、演じ分け出来ないという意味では一緒なんですが、どうやら性分は教師じゃないらしい。



大学は、そういう意味では楽なんだ、と勝手に考えて、良いことにしてます。

でも、やっぱりまずいかあぁ、と、時々不安に。

学生は、やっぱり悩める「教師」より頼れる教師なのかな、とか。



話それました。



取り急ぎ御礼まで!
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「創作力トレーニング」読みました。 (うめみん)
2005-01-27 20:19:50
はじめまして、こんにちは。

「創作」で検索してここへ来ました。

タイトルにピピッときて、買って読みました。

記事はトラックバックしました。



子供向けでも、すごい本があるなあと、ただただ驚きながらすぐにでもやってみたいと思いつつ読んでいました。



原和久さんのHPにも行ってみます。
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お久しぶりです! (さいちゃん)
2005-01-27 23:28:15
すごいです!

世界はエンです!

コニタさん、うめみんさん、Rさん、そしてあたし。

繋がっています!

すごいです!

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あ、そうかぁ (こにた)
2005-01-28 07:07:32
演劇つながりか。

goo blogだしね。

おもしろーい!!



さいちゃん、忙しそうだけど充実した日々だと思います。期待してますよ!



うめみんさん、そんなわけで、不思議なご縁。

今後もよろしくおつきあいのほど。
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うめみんさん、はじめまして! (原和久)
2005-02-06 23:30:41
うめみんさん、『創作力トレーニング』のコメントをありがとうございます!



また、うめみんさんのgooブログでのコメントも、拝見いたしました。



ほんとうに素敵なコメントで、とても感激しました!! ありがとうございます。



うめみんさんのような方に読んでいただくことが出来て、本当に嬉しいです。



こにた先生つながりの、これも不思議なご縁ですね。これからもときどきうめみんさんのブログをのぞいてみたいと思います。



今後ともどうぞよろしくお願いいたします!



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こんにちは。 (うめみん)
2005-02-09 22:31:55
ごぶさたです。

原先生からコメントがあって、びっくりです。

ありがとうございます。



「創作力トレーニング」は、例として載っている生徒さんの作品に、すごく刺激されました。

気軽に書けばいいと、痛感しました。



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ほんとに (こにた)
2005-02-09 22:43:51
ここが、著者、原先生を含む交流の場になってることに驚いています。有り難い限り。



うめみんさんの、小説執筆にも、何か触媒的な意味を果たしたのかな?



楽しいですね、こういう交流。



私は、来年度の授業の企画を練りつつ。
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またまた。 (うめみん)
2005-02-12 02:07:07
再びお邪魔します。



自分の小説を書くにあたり、イメージを自分の中で膨らませるため、詩を書きました。歌詞ではなく。

構想メモだけじゃ不十分に思えて。

そういう意味では、めちゃくちゃ励みになる本です。



いつも机の上においていたら、娘が気にかけてます。

これは、読むのも時間の問題かな。

いずれ「創作力トレーニング」は、娘に譲ることになるでしょう。

それもまた、楽しみです。
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