鞠水書屋関連の動きが活性化中。
まぁ、ある意味現実逃避なんだけれど。
色々面白いことを仕込み中ですのでお楽しみに。
さて、今週末、静岡はホビーショーで大混雑の予想。
なんだけれど、実はこの前の日曜から“ホビーウィーク”というカタチで催しは始まっている。
その最初を飾ったのが、「創ろう!キミだけのプラモ」という企画。
小学生対象で、既に4年目だとか。
プラモデルのジャンクパーツ(現在は各メーカーから提供を受けいている由)を大量に用意し、説明込み2時間で、オリジナル作品を作り、名前をつけ、記念写真を撮り、展示する。
主催しているモデラーグループ"pura.pura"のたなか よしみさんが、去年の様子・一昨年の様子を紹介していらっしゃるので参照。
近いうち、今年の様子もアップされることでしょう。雰囲気は大体同じ感じ。ブログに書かれた思いも大切ですね。
さて、私は今回「静岡の文化」のフィールドワークの一環として取材させていただくことにして、学生3名と一緒にうかがったんですが、“取材”から、“手伝い”になり、いつの間にか“参加”になってました!
私は写真撮ったりしながらの中途半端な参加だったので、全く“作品”になりませんでしたが、学生達は、周りのコドモ達をうまく手伝いながら、自分の作品も作っていて、えらく感心してしまいましたよ。
これ→も作品?
ホントに良い味出してるな~。
実際に、プラプラの皆さんが作品を作るときはしっかり時間をかけてやられるそうなんですが、この企画は短期決戦。
雑念があったら出来ません。
パーツの山を見て直感的に選んで組み立てるしかない。
飛行機を作ろうと思ったら飛行機のパーツを使わない事、と言うのがこつらしい。
これは中々深い教訓。
今年はびっくりするような物がなかった、と仰ってましたが、こっちからするとみんな驚異のできばえです。
たしかに、乗り物や戦闘物中心になってしまうのは否めず、たなかさんも、さりげなく反戦メッセージを発してましたが……。
多分、ちかいうち、公式に紹介されるでしょうから写真は載せません。
が、一つだけ、4年間参加していると言う6年生女子の作品を紹介。
こういう脱/再構築が出来る頭脳って、本当に羨ましい。
自分の中にも可能性としてはあったはずだと思いたいんだけれど……。
ちょっと関連して。
いつまでなのか聞いてないのだけれど、先日久能街道歩きの時に「静岡観光コンベンション協会 しずチカ情報ポケット」、ウッディジョーの展示ケースの中に、木製ガンダムを発見。
これは、常木社長のお孫さんが木ぎれ遊びで作ったとか。
さすが……。
我々が子供の頃は、木や竹を切り出し、拾い、自分たちで工夫して形にするのが当たり前だった。
それでも、物心着いたとき、既にプラモデルがあったのだから、ちょっと上の世代に比べたら「ぬるい」んだろうけれど、今、主流は、色も形も正確に出来ているパーツを、接着剤も使わずにくみ上げれば済んでしまうガンプラ。
レゴのようなブロックも、予めかなり具体的なキットになっている物が多いのは、有り難いようで、なんだか寂しい。
ブロックは木切れだ。
普遍的な四角や三角や丸の積み木を組み立てるだけで様々な具体を空想することが出来た我々は、多分ずっと豊かだったんだと思う。
常木さんのガンダムも、プラプラの皆さんの試みも、そういう大事な脳みその働きをちゃんと活性化してくれているのがうれしい。
そして、そこに、たくさんのコドモ達が集まっていることも、なんだかほっとする。
みんな夢中になって自分のアイデアを形にしている。
こういう子たちは、どんな大人になるんだろう。
親御さん達は、“正しい”発想から逸れるような見立てを発揮する若い頭脳を“修正”しないで育てて欲しいな、とおもうのでありました。
そして、静岡が本当に模型の中心であり続けるために必要なのは、何億円も掛けてガンダムを誘致することより、こういう形で、“作る悦び”をちゃんと伝染させる事なんだよな、と。
既に、今回の作品は、アイセルの2階に展示してあります(多分一週間だけ)ので是非実物をご覧下さい。
まぁ、ある意味現実逃避なんだけれど。
色々面白いことを仕込み中ですのでお楽しみに。
さて、今週末、静岡はホビーショーで大混雑の予想。
なんだけれど、実はこの前の日曜から“ホビーウィーク”というカタチで催しは始まっている。
その最初を飾ったのが、「創ろう!キミだけのプラモ」という企画。
小学生対象で、既に4年目だとか。
プラモデルのジャンクパーツ(現在は各メーカーから提供を受けいている由)を大量に用意し、説明込み2時間で、オリジナル作品を作り、名前をつけ、記念写真を撮り、展示する。
主催しているモデラーグループ"pura.pura"のたなか よしみさんが、去年の様子・一昨年の様子を紹介していらっしゃるので参照。
近いうち、今年の様子もアップされることでしょう。雰囲気は大体同じ感じ。ブログに書かれた思いも大切ですね。
さて、私は今回「静岡の文化」のフィールドワークの一環として取材させていただくことにして、学生3名と一緒にうかがったんですが、“取材”から、“手伝い”になり、いつの間にか“参加”になってました!
私は写真撮ったりしながらの中途半端な参加だったので、全く“作品”になりませんでしたが、学生達は、周りのコドモ達をうまく手伝いながら、自分の作品も作っていて、えらく感心してしまいましたよ。
ホントに良い味出してるな~。
実際に、プラプラの皆さんが作品を作るときはしっかり時間をかけてやられるそうなんですが、この企画は短期決戦。
雑念があったら出来ません。
パーツの山を見て直感的に選んで組み立てるしかない。
飛行機を作ろうと思ったら飛行機のパーツを使わない事、と言うのがこつらしい。
これは中々深い教訓。
今年はびっくりするような物がなかった、と仰ってましたが、こっちからするとみんな驚異のできばえです。
たしかに、乗り物や戦闘物中心になってしまうのは否めず、たなかさんも、さりげなく反戦メッセージを発してましたが……。
多分、ちかいうち、公式に紹介されるでしょうから写真は載せません。
が、一つだけ、4年間参加していると言う6年生女子の作品を紹介。
こういう脱/再構築が出来る頭脳って、本当に羨ましい。
自分の中にも可能性としてはあったはずだと思いたいんだけれど……。
ちょっと関連して。
いつまでなのか聞いてないのだけれど、先日久能街道歩きの時に「静岡観光コンベンション協会 しずチカ情報ポケット」、ウッディジョーの展示ケースの中に、木製ガンダムを発見。
これは、常木社長のお孫さんが木ぎれ遊びで作ったとか。
さすが……。
我々が子供の頃は、木や竹を切り出し、拾い、自分たちで工夫して形にするのが当たり前だった。
それでも、物心着いたとき、既にプラモデルがあったのだから、ちょっと上の世代に比べたら「ぬるい」んだろうけれど、今、主流は、色も形も正確に出来ているパーツを、接着剤も使わずにくみ上げれば済んでしまうガンプラ。
レゴのようなブロックも、予めかなり具体的なキットになっている物が多いのは、有り難いようで、なんだか寂しい。
ブロックは木切れだ。
普遍的な四角や三角や丸の積み木を組み立てるだけで様々な具体を空想することが出来た我々は、多分ずっと豊かだったんだと思う。
常木さんのガンダムも、プラプラの皆さんの試みも、そういう大事な脳みその働きをちゃんと活性化してくれているのがうれしい。
そして、そこに、たくさんのコドモ達が集まっていることも、なんだかほっとする。
みんな夢中になって自分のアイデアを形にしている。
こういう子たちは、どんな大人になるんだろう。
親御さん達は、“正しい”発想から逸れるような見立てを発揮する若い頭脳を“修正”しないで育てて欲しいな、とおもうのでありました。
そして、静岡が本当に模型の中心であり続けるために必要なのは、何億円も掛けてガンダムを誘致することより、こういう形で、“作る悦び”をちゃんと伝染させる事なんだよな、と。
既に、今回の作品は、アイセルの2階に展示してあります(多分一週間だけ)ので是非実物をご覧下さい。
○ が終了し
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