コタロウとママのつれづれ日記

パピヨンコタロウとママの日々のあれこれ
そしてコタロウが命いっぱい生きた記録です。

お友達の弔問で

2024-03-19 | 日記

22日、お友達が会社帰りにお花を持って来てくれた。

マンションの入り口で「ここで・・・」と言われたけど

もしも嫌じゃなかったらコタロウに会っていって、と部屋にあがってもらう。

本当に眠ってるみたいだね

エンゼルケアを私がしたのよ などと話していたら、

こんなにしてもらえない子だっているんだから。

こんなふうにしてもらえない子たちのことを思うと・・・と言って彼女が泣いた。

・・・なるほど。

看取りをしてもらい、葬儀をしてもらう。

当たり前のことだと思っていたけど、それは恵まれた子だというのだ。

そうか。そういう見方もあるのだなと思った。

 

ふと、能登の大地震で命を失ったかもしれない犬猫ちゃんたちのことが浮かんで

私は神妙な気持ちになった。

思えば、看取りも葬儀もなく終わっていく命はたくさんある。

私が自分でコタロウを看取ることができて、葬儀もしてあげられるのは

私にもコタロウにとっても幸せなことなのだなと思った。

 


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22日のこと

2024-03-19 | 日記

悲しくて眠れないだろうと思ったけど、ここ1週間の疲れが出たか、

ピンと張っていた緊張の糸が切れたのか、目が覚めると8時50分だった。

コタロウの気配はなくて現実に引き戻される。

コタロウのご飯の支度がないから、このままベッドにいてもいいんだよな

と思いながら、やっぱり起きる。

なんだかいろいろな夢を見ていたような気がするけれども、

コタロウが出てきたかわからない。

出てきたのかどうかわからないということは、きっと出てこなかったんだろうな。

 

祭壇のコタロウの頭を撫でて、甘酒トマトジュースとカリカリとおやつをお供えして、

自分の朝ご飯の支度をする。

今日も外は雨。窓は結露していてとても寒い。

コタロウが亡くなった日から雨が降り、今日も明日も雨か雪の予報だ。

それまでは春のような暖かさだったのに。

でも、コタロウの葬儀の日まで寒いのはコタロウにとっては良いことだ。

身体を冷やした方がいいからね。

 

昨日はお花を買えなくて、だからコタロウを棺に納めずに祭壇上でベッドに寝かせた。

コタロウはただ眠っているようで、私はそばを通るたびにコタロウの頭を撫でてチュ~してる。

 

今日も除湿器を回しながら洗濯を2回する。

 

母から電話あり、コタロウの葬儀に父と2人で来てくれるとのこと。

お腹が痛いの治ったと言っていたけど大丈夫かな、ちょっと心配。

でも来てくれたらコタロウも喜ぶと思う。ありがとね。

 

昼過ぎに出かけて、お花屋さんでアレンジ花と棺の中に入れるお花を買う。

お花は今までは出来合いの花束や予算を言ってお任せで買うばかりだったが、

今回は初めて自分でお花を選んだ。

店員さんに話しかけられて、棺の中に入れるお花を選びたいと口にしたら

涙がどっと溢れてしまった。びっくりさせてしまってごめんなさい。

明るい可愛いイメージでお花を選んだ。

アレンジ花もとても可愛いものがあって嬉しかった。

それから、角上でコタロウにあげるマグロを買った。

 

帰宅して、コタロウを棺におさめる。お花で囲んであげる。

寒いからピヨコポンチョを羽織ってあげる。

コタロウはお花畑でお昼寝しているよう。

選んだお花がコタロウに良く合って、嬉しかった。

ただ、棺に収めるとコタロウの顔が覗き込まないと見えなくて、

それがちょっと切ない。

コタロウの背中の白い毛、お尻近くの茶色い毛、首の後ろあたりの毛を切って

遺毛としていただいたわよ。

 

お注射でお世話になった動物病院にコタロウのことを伝える。

診療中だったけど先生に電話を代わってくれて、コタロウと私に

ねぎらいの言葉をかけてくださった。

話しながら泣いてしまったけど、お世話になったお礼をきちんと言えてよかった。

 

夜ご飯はマグロの中トロをコタロウに一切れお供えして、あとは私がいただく。

今までだったら私が一切れぐらいしか食べなかっただろう。

イチゴもバナナも私が食べた。

コタロウにあげようと買ったものを1人で食べている。

コタロウに、と思うとちょっと高いものでも買ってしまっていた。

これが親心なのかしらね。

 

人はどんなこともだんだん忘れていく。

だから、覚えているうちに忘れたくないことやきちんと覚えておきたい事は記しておかなくちゃ。

そう思ってボイスメモを続けている。

もう今は23日1時40分。

コタロウと一緒にいられるのもあと一日ちょっと。

明日は出かけたりせずにコタロウと一緒に過ごそう。

 

コタロウが、あんなに小さいコタロウがいないだけで

部屋がすごく広くて静かでどうしたらいいのかわからない。

それで、ずっとコタロウに話しかけながらおでこにチューしてる。

ウザいって言われちゃうね

 


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四七日

2024-03-19 | 日記

今日はコタロウの四七日。

もう4週間も経ったのね。

ようやくあの日からのことを書き始めました。

あの頃は、もうどうにもならなくて、大丈夫か私・・・と思っていたけど

4週間生き延びて、今は少しだけ落ち着いてきました。

もう大丈夫かな、とあの日のヴォイスメモを見ながらブログを書いてみたら

一気にあの頃に戻ってしまって、わっと涙が溢れてしまいました。

少しずつ、少しずつでいいんだ。いただいた言葉を心の支えに書きます。

ヴォイスメモがクセになって、毎日ちょっとしたことをメモしてます。

読み返すと、残してなかったら忘れてたわ~ってことが多くて。

ただ、鮮明に思い出しちゃうのもときにはつらいもの。複雑です。

 

でも、今の私は、今の私だからこそ

あの頃の自分の気持ちを忘れずに、残しておこうと思えます。

 

コタロウを、今度はマグロご飯で呼び寄せます

コタロウと一緒だと、ママもご馳走食べられるわ

さ、おいで



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