ごきげん練習帳 〜自分トリセツの作り方〜

自分と人生を楽しむための”セルフ・コーチング”ノート

人間は「動く物」

2013年11月29日 | ●セルフコーチング

 

父が10日ほど前から入院しています。

直接的には「肺炎」という理由ですが、

いかにせよ、87歳という高齢なので、

何があってもおかしくありません。

 

昨夜は、「担当のお医者さまから家族への説明」というのを

聞いてきました。

 

現状と、入院時からの変化。

病状が上向いた場合、どうなったら退院できるか。

病状がこのまま、もしくは下向きとなった場合、

どういう選択肢があるか。

家族はどの選択肢を選ぶか?

という内容でした。

 

母は、尊厳死というものを考え、

10年以上前からそうした会にも所属し、

自分の最期は自分で決めていますが、

父は、母が水を向けても、その話自体をいやがり、

その時々で答えが変わるようで、

父の意思はこれまでのところ確認できていません。

 

結局は、母の決断に任せようと思いますが……

 

 

こういう状況が現実的になり、

「いかに死ぬか」を見つめる時間ができてくると、

それとともに、「いかに生きるか」をいやでも考えます。

 

親や、先の世代の人たちの死に様=生き様が、

次の世代に生き様を考えさせることになるんだなあ、と思います。

 

そんな中、

昨日、母がお医者様に質問をしたときのお医者様の答えに

なるほどなあ、と思うことがありました。

 

母は、入院する少し前から父が食事を摂らなくなっていたことについて、

その原因が「肺炎」なのか、そうでないのかを知りたかったようです。

すると、お医者は、こう答えました。

 

「人は動物です。動物というのは『動く物』です。

 だから、動かなくなると、いろいろ支障が出てきます。

 寝てばかりいたら、食欲もなくなるのは当然。

 それに、食べなくならなかったら、人間はいつまででも生きてます。

 人間は死ぬものなんだから、いつかは食べなくなります」

 

ざっと、こんな趣旨でした。

 

それを聞いて、

「そうか、動物って、動くことが前提なんだ~

というところに、感心した私でした。

 

座って、パソコンに向かってばかりだったり、

っていうのは、やはり動物として不自然なんだ、

最期まで健康的に動物として機能するには、

身体を動かすことってとても大切なんだ!

と、思ったのでありました。

 

ま、父は退職してからの四半世紀あまり、

ほっとんど座って過ごしましたけれどね……。

 

 

 

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