ごきげん練習帳 〜自分トリセツの作り方〜

自分と人生を楽しむための”セルフ・コーチング”ノート

正しい答えは正しい式から

2020年01月18日 | ●ストレングスファインダー®

 

ごきげんいかがですか?

 

 

おかしい、答えが出ない、

答えがどうも変……

そう思っていたら、

なんと立てた式が違っていた!

そんなことってありますよね。

 

今朝、久しぶりにそんなことを実感しました。

 

 

●今に生きる人は目標を持たない!?

 

私は、コーチングとか、ストレグスファインダー®︎などを

使って仕事をしていますが、

それらの勉強や練習も、

ずっと続けています。

 

今朝は、ストレングスコーチングの

オンラインでの練習がありました。

 

その中で、「今年のテーマ」という言葉が出たので、

「皆さんの今年のテーマとか、目標って何ですか?」

ということを聞いてみました。

 

すると、その中の、「適応性」という資質が高い人が

「ありません」とひとこと。

 

いや、予想はしていたのですが、

本当に「ない」んだ!

と、ちょっとびっくり

 

*******

「適応性」とは、

前回も書きましたが、

未来や過去のことを考えるのではなく、

「今」に生きる傾向性。

故に、きっと変化してしまう不確かな未来に

目標を定めたところで、意味がない、

どうせ変わるんだから、

と考える傾向にあります。

 

会社の「目標管理制度」なんて、

意味がない、と思っているというのは、

前回、書いた通りです。

こちらの記事も参考にしてください)

 

この資質が高い人は、

目の前に流れてきた物事に、パッと反応し、

それに動きを合わせます。

なので、例えば災害が起きるなど

イレギュラーなことが起きても慌てず、

フリーズしたりすることなく

臨機応変に対処することができる才能でもあります。

時に優柔不断にも見えますが、

実はすっごく頼りになる資質なんです。

 

逆に、決まり切ったことだけをしているのは苦痛な人も多く、

心の中では変化や突発事項を楽しみにしている感じです。

 

******

 

・・・ってことなので、

そうかな、とは思ったものの、

そこまで見事に「ない」って言い切れちゃうんだ~

というのは、私にはない感覚でした。

 


●ないのではなく、あるから悩む


その言葉を聞いた時、

はっと思いました。

 

「そうか!

そもそも、目標とかがないと、

それを達成できなかった、というストレスも

ないんじゃん!?」

と。

 

そして、私が目標を気にかけるのは

そもそも「目標」を持つことが当たり前、

という前提に立ってからなんだな、

と気づいたわけです。

 

 

私の場合は、「目標志向」という資質が高く

「目標」を決めてそこに向かうというのは

自然な行為です。

 

ただ、この資質は

「1回に1つ」という特徴があり

1つの標的に目標を定めると

まさにロックオンされ

他のものが見えなくなる傾向があります。

 

その力が強いが故に、

かえって不自由に感じることもあり、

ロックオンする標的を決めるのには

よくよく考えるようにしています。

 

それゆえ、

目標を持ちたい思いがありつつも、

いつも大きな目標があるわけじゃない、

という矛盾した思いを抱えていることになり、

目標に向かっていない自分への物足りなさ、

みたいなものを感じてしまい、

「私って、本当に”目標志向”あるんかいな?」

と思っていたわけです。

 

・・・ということに、今日、気づきました

 

大きな意義ある目標に向かっていない自分が

物足りなかったり、

これじゃいけない、と思うということ自体が、

「目標志向」だった、というわけです。

 

「ない」のではなく、「ある」からゆえの

疑問、物足りなさだったんですね・・・。

 

 

答えが出ないと思ってもやもやしていたのは、

 

立てた式自体が不適当だった、

 

ということかも、と思ったのです。

 

 



 

●「目標」は見方を変えれば「執着」

 

 

「目標」を持たねば、

それを達成せねば、

意義あることをしなくちゃ、

といった思いに囚われていたのだとすると、

目標も、一つの「執着」だな、って思いました。

 

 

目からまた一つ、ウロコが落ちましたよ。

 

 

 

●自分では考えないからこそ、質問される意味がある

 

とはいえ、

その「適応性」の方も、

「目標は何か?」という、

自分では考えないことを質問されるからこそ、考える

だから、その質問はそれはそれで意味がある、

とおっしゃっていました。

 

実際、「適応性」上位だからといって

何も成し遂げられないわけじゃないどころか、

今日の方も、

普通にはできない偉業を

これまでにも沢山、成し遂げていらっしゃいます。

 

ちなみに、その後、

我が家の「適応性」上位の息子に目標のことを訊ねたら、

彼は、

「目標」は常に持ってる、

と言ってました。

 

それ以外の資質との兼ね合いもありますし、

「適応性」自体を、

どこに向けて、どう使うか、

ということでも、人それぞれ、

違いはあると思います。

 

それにしても、

「目標」がないと、自分が無為に生きているように感じて、

ちょっと情けなくなってしまうのは、

目標を持とうとする傾向性が強いからなのだ、

とわかるだけで、

気持ちが少し、楽になりました。

 

  

勉強会では、またまたボロボロで

自分の未熟さを痛感しましたが、

それも含め、発見と学びの宝庫。

 

こちらも逆説的ですが、

「影」があるから「光」に気付ける。

 

なので、週末の朝から、

とっても有意義な時間を過ごしました。

 

感謝


 


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