「人は、見たいように見て、
聞きたいように聞いている」
こんな言葉を聞いたことがあるのではないかと思います。
言い換えると、この言葉は、
「人は、自分に必要だと思うものだけとっている」
ということかもしれません。
たとえば、腕時計。
「あなたの腕時計の絵を、描いてください」
と言われて、
完璧と言わず、大体のところでも、
自分の腕時計の文字盤の絵を描ける人は
多くはないようです。
私なんか、昔、
デジタル時計をしているのに、
アナログ時計の絵を描きましたからね・・・・
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時計は、時刻・時間という情報を見るために
見ているわけで、
その他のデザインとかを、
普段は見ていない、という証拠ですね。
(・・・にしても・・・
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同じ映画を観たり本を読んだりしても、
人によって感銘を受ける箇所が違ったりするのも、
これと同じことだと思います。
つまり、人は、自分の中にアンテナのあるものだけを
キャッチしている、ということ。
・・・で。
最近の私は、やたらと「チャレンジ」という言葉に
目が行き、耳がそばだちます。
チャレンジしなきゃ。
チャレンジしよう。
チャレンジしたい。
チャレンジする。
どれなんだかわかりませんが、
そういうことを思っているんだなあ、と
逆に、自分のアンテナを発見しました。
あなたは今、何にアンテナが立っていますか?