●片付けの手順●
片付けの手順は、コンマリさんにしても、やましたさんにしても
ほぼ同じで、
1)同じ種類のモノはすべて、一堂に集めて出してみる。
2)残すモノ(使うモノ、ときめくモノ)と、処分するモノ(使わないモノ、ときめかないモノ)に分ける。
3)後者は処分。
4)前者の残すモノは、定位置を決め、収納する。
これだけ。
家の中で、どうやってそれを進めていくかといえば、
難易度の低い(やりやすい)モノ、場所から、難易度の高いモノ、場所へ。
アイテム別に言うなら、
衣類
↓
本類
↓
書類
↓
小物類
↓
思い出の品
の順だそう。
何度かやっているのですが、私の場合、
書類から以降が終わっていないまま来ています。
とはいえ、今回も「思い出の品」、特に写真には手をつけないで、
その手前まででゴール、と考えています。
それが、今回の「ゆるく」の肝でもあります。
なにしろ家族6人分。
中には亡くなった夫のものも含まれます。
それを一人でやろうとしているので、
ちょっと辛いです。
●まずは洋服から●
一度やっているとは言え、
今回も、まずは洋服から。
洋服を「ぶっちゃけ」ている写真は前回アップしました。
途中の詳細は写真を撮るのを忘れていました。
(何しろ始めてしまうと寝食忘れて没頭するタチなので・・・)
そのぶっちゃけの結果は、
45リットルゴミ袋で2つ分ほど処分、ということと相成りました。
まあ、昨シーズンにもやったので、
今回はこの程度の成果でもよしとしたいと思います。
↑ こちらは、リサイクルショップへ。とりあえず、すべて引き取ってもらえたのでよかったです。
↑ こちらは、行政の資源ごみ回収に出しました。
↑ バッグとかも、いくつか思い切って処分
●服を処分して見えてきたこと●
私の場合、服の処分にはあまり困りません。
まあ、多くの方もそうなのかもしれず、
だからこそ、片付けのはじめは服から、ということになっているのでしょう。
服への執着はほとんどない私。
極端な話、全部処分しろと言われれば、全然OK。
でも、そうすると明日から裸で歩かなくてはならなくなるので、
しょうがないので残そうとすると、
途中の線引きが難しいので、そこそこ残る、という感じ。
今回、全部処分してもいいなあ、と思った時、
実はなぜか涙が出てきました。
その気持ちが何なのかよくわからないのですが、
処分してもかまわない服だけしか持っていない、ということが、
何だか情けなかったということもあります。
また、
「ああ、これを着て、夫とこんなことしたなあ」
なんていうことも思い出されて、
それで涙が出たというのもあるのでしょう。
その服をもう着たいとは思わないのだけれど・・・
こちらの涙は、卒業式に流す涙に近いのかもしれません。
●モノとのわかれ●
コンマリさんに言わせると、ときめかないモノ
やましたさんに言わせると、関係の終わっているモノ・・・。
これらは「処分」となるわけですが、
処分という言葉を使うから、手放せなくなるのかもしれません。
「処分」ではなく「送り出し」。
「さようなら」ではなく「ありがとう」。
「捨てる」のではなく「卒業」。
そんなふうに考えると、
もっとすんなりといくのかな、と思います。
コンマリさんが多くの人に受け入れられているのは、
彼女のする、ちょっとスピリチュアルな表現や儀式?によって、
多くの人のモノへの罪悪感や痛みが、
軽減されていくからなのだろうと思います。
結局、人は、論理でなく感情で動きますから。
では、また。