「遺言」という言葉の英語を確認していたら、
それが "will" だと知って、
とっても感慨深いものがありました。
もちろんシチュエーションにより
the last word とか testament とか
ほかの言葉もあるのですが。
(ちなみに、testamentには「聖書」の意味もあります。
The Old Testament:旧約聖書
The New Testament:新約聖書)
will の名詞の意味の代表は
「意志」とか「精神力」とかです。
つまり、
遺言は、「意志」なんですね。
死ぬにあたって
こうしたい、こうしてほしい、という思いの表明。
こうするという決意の表明。
言われてみればそのとおりなのですが、
日本語の中においては、
「遺言」を故人の「希望」や「思い」とはとらえていても
「意志」であるととらえるとらえ方は
なんとなく弱いように感じていました。
日本語の中では、
「遺言」というと「死」とセットであり、
後ろ向きな感じを受けます。
でも、
英語の "will"は「生」とセットであり、
前向きな感じがする。
だからこそ、「遺言」="will" に、
今さらながらハッとしたのだと思います。
そんなふうに思うのは、私だけかな……?
ちなみに、
延命措置などの希望に関する
生前遺言にあたる英語は "living will"。
どう死にたいか、という考え方ではなく
どう生きたいか、という考え方なんだということが
わかります。
こういう文化だからこそ、
コーチングなんてものが
日本よりずっと機能するし、
広がりもする、ということが
わかる気がしました
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