古今東西 珠玉の言の葉めぐり

これまで心に響いた珠玉の言葉を写真とともに掲載します

2009年 3月号

2009-03-06 | 言の葉



 「早春賦」 作詞 吉丸一昌
 吉丸一昌  明治6(1873)年-大正5(1916)年  「新作唱歌」全10集を編著
 上の写真は、信州安曇野から望んだ早春の常念岳(昭和62年3月撮影)





 「春の苑紅にほふ桃の花 下照る道に出で立つ少女」 万葉集 巻19-4139
 大伴家持  養老2(718)年-延歴4(785)年
  撮影地 山梨一宮の桃園





 「菫」
 国木田独歩  明治4(1871)年-明治41(1908)年





 「海神の豊旗雲に入日さし 今夜の月夜明らけくこそ」 万葉集 巻1-15
 中大兄皇子(天智天皇)  推古34(626)年-天智10(672)年  
 斉明7(661)年、百済救援に向かう途中に立ち寄った播磨国(兵庫県)で詠んだ歌といわれている。
 写真は、熱海市上多賀白石で撮影。 実は入り日ではなく朝日です。
 歌のイメージに合っているので載せてしまいました。 どうもすみません。
 専門家が見たら、朝日と夕日の違いが分かってしまうのだろうか。 左手にあるのは初島。





 ヘロドトス  紀元前485年頃-紀元前420年頃
         古代ギリシャの歴史家
 
 写真は京都嵐山で(昭和55年1月撮影)
 


・今回掲載のテキストはすべて著作権が切れています。
・主な参考文献
   音楽之友社「高校の音楽1」昭和64年版
   新学社「四訂版 活用国語便覧」
   小学館「女学生の友」昭和32年6月号付録「日本名詩集」
   岩波書店「ことばの花束」岩波文庫編集部編
早春賦 菫 豊旗雲 歴史 桃の花 春 和歌 短歌
                     写真・編集・制作  KY企画

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