古今東西 珠玉の言の葉めぐり

これまで心に響いた珠玉の言葉を写真とともに掲載します

2012年 6月号

2012-06-04 | 言の葉

「風速の美穂の浦みの白つつじ見れども寂しなき人思へば」
河辺宮人(生没年不詳)






「行く春や水に雨ふる信濃川」
会津八朔郎は 新潟出身である 会津八一(1881-1956)の俳号。

写真は、関越自動車道 越後川口サービスエリアの展望台から 信濃川を撮影(2012年5月)。








「なごの海の霞のまよりながむれば入る日を洗ふ沖つ白波」
後徳大寺左大臣は 徳大寺実定(1139-1192)のこと。

写真は、新潟県瀬波海岸で。

日本海に太陽が ジュジュジュジューっ! と沈んでいった。
いっとき、海の水が沸騰した。 ウソです。





*主な参考資料
  新潮社『新潮日本古典集成』
  中央公論社『地名俳句歳時記』

著作・制作 KY企画


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