「去年見てし 秋の月夜は 照らせども 相見し妹は いや年離る」 万葉集 2巻-211
柿本人麻呂 (生没年不詳)
「蝸牛角上の争い」
荘子(生没年不詳) 中国戦国時代の思想家
荘子 雑篇 則陽第二十五にある寓話からでた言葉
カタツムリの左の角に国するものと、右の角に国するものが、地を争って戦い、数万の死者がでたというお話。
考えてみれば、我々は地球というカタツムリの角の上に暮らしているのかも。
この地球というカタツムリには角が沢山あって角同士の争いが絶えません。
上の写真のカタツムリが乗っているのは水引草。
水引草にあやかって、争いが丸く収まれば、カタツムリだけに、お目出度い!? ナンチャッテ
「玉の如き小春日和を授かりし」
松本たかし (1906-1956)
* 主な参考資料
新潮日本古典集成 「萬葉集」
明治書院 「新釈漢文大系 荘子」
中央公論社 「日本の詩歌」
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