今年はじめて咲いた ハイビスカス 夏の花
梅雨の合間の晴天の日。
次女が庭の花壇で草引きをしていた。
そこに通りかかった近くの保育園の子供たち。
2名の保育師さんが
オリジナルの乳母車?に10名近くの年少さん(2~3歳児)を入れてお散歩していた。
お日様ガンガン 暑い日であった。
にもかかわらず、帽子もかぶせないでのお散歩。
丁度次女の家の前、その中の一人の男の子がぐったり~している。
横の子供にもたれかかったまま、動かない。
それを見た慌てた保育師さん(若い女性)は、
次女に向かい
『119番って何番ですか?』
《119番です》
『 救急車呼んでもらえますか!
家の中に走りこんだ次女、
短縮ダイアルに登録していた救急車をダイヤルした。
○○の◇◇ですけど・・・
あぁ~~◇◇さん、どうしましたか? 偶然、電話に出たのはすぐ裏のお宅のご主人。
消防署勤務だった。
救急車が来るまでの間、
冷蔵庫のアクエリアスを水で薄めたのと、
冷凍庫から保冷剤(ケーキに入ってる小さ目の)をつかみ
冷たいアクエリアスを飲ませ、
両脇の下と両太ももの付け根に保冷剤を挟ませ様子を見ていた。
その間、若い保育師さんはオロオロしたまま・・・
どうして良いのか判らないのだろう~。
まもなく救急車到着!
一人の保育師さんが一緒に乗り込み、
残されたのは10名近くの小さな園児と一人の若い保育師さん。
彼女は言う。
『保育園まで一緒に行ってください・・・』
《今家の中に幼稚園の子供がお昼寝中だから、ついていけない》と断った次女
保育園は近いから、誰か来て貰ったらどうですか?と
次女の携帯を差し出した。
保育師さんは電話し、ヘルプの保育師さんが来て帰っていった。
風があるとはいえ、ガンガン照りで帽子もかぶせずのお散歩。
おまけに何かがあったら・・・と予想はしないのだろうか?
携帯も何も持たずのお散歩。
若いけど、プロとしての意識に欠けている。
保育園に預けてるからって安心は出来ない・・・そう思った出来事だった。
救急車で運ばれた男の子は「熱中症」だったようだが、
早めの手当てで、大事にはならなかった。
その後、その保育師さんからも、保育園からも電話の1本も無いようだ。
そんな世の中に、いつからなったのだろう。