新型コロナウイルスの感染が拡大する中、アメリカの保健当局が、すべての国民に対して外出時に顔を覆うよう推奨するかどうかを議論していることが明らかになった。
米紙ワシントン・ポストが入手した米疾病対策センター(CDC)の内部資料によると、普通の布製のマスクでさえ、ウイルス感染のリスクを軽減するのに役立つ可能性があるという。スーパーマーケットでの買い物などの単純作業を行う場合も、公共の場でマスクを着用することで感染拡大の防止につながる可能性があるとしている。
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布マスクは有効? WHOは「どんな状況でも勧めない」
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菅官房長官「1枚200円程度、ポスト投函」 布製マスク配布巡り
6億枚の“消えた”マスクはどこへ ── 厚生労働省「マスク等物資対策班」に聞いてみた
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手作りマスクで感染予防はできるのか? 専門家の見解
世界中で医療従事者がマスクなど防護用品の入手に苦慮し、在庫確保が厳しさを増している。保健当局者らは、健康な人がマスクを着用しても、新型コロナウイルス感染症の予防効果を示す科学的根拠はほとんどないと強調してきた。
しかし、一部の専門家はマスクについて、特に無症状の感染者がせきやくしゃみ、会話、呼吸の際に発したわずかな飛沫(ひまつ)によって他者に感染させるのを防ぐ「バリア」として使えると主張する。
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全国5000万世帯にマスク配布 布マスクと不織布マスク、どっちがいいの?
マスクの基本的な役割と効果について、北里大学 医療衛生学部 公衆衛生学研究室の伊与亨氏に話を聞きましたので、以下、その内容をご紹介します。
目的1 空間に浮遊しているウイルスや花粉等の粒子を吸わないようにする
目的2 相手を感染させない
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